からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

長谷川きよし 加藤登紀子/灰色の瞳

2018-02-17 | 音楽
長谷川きよし 加藤登紀子/灰色の瞳


瀬間千恵/長谷川きよし 「黒いオルフェ」


長谷川きよし 檀ふみ   A Time for Us(ロミオとジュリエット 愛のテーマ)



長谷川きよし、三連チャンですな。

裏にいてもよし、表に立ってもよし。

ギター技術、歌もうまいし、声もいい。

考えてみたら凄い人なんだね。





もうすぐ母の命日

ぼくは母さんの墓石に

おにぎりふたつにいなりずしみっつを持って行く予定だ

なぜかっていうと

おばあちゃんが亡くなってから

母さんがそうしてたから

もしかしてうまくできないかもしれない

おにぎりは飯粒ぼろぼろ

いなりは固く

とても食べられたもんじゃないかもね

墓の前に行き

ぼくはおにぎりひとつにいなりずしをふたつお供えする予定

そして

多分、腰を下ろして胡坐をかき

残ったひとつずつを食べるのかも

そしてきっと

多分きっと

あのときのことを思い出す

約束したよね、あのとき

ぼくはたしかに約束をかわした

でもごめん、まだだよ

いまはまだできない

未来も出来る保証もない

けどさ

いつかは

きっときっときっと



なあんてね

人生は死ぬまでわからない

ばかは死ななきゃ治らない



いま、ぼくは鴨居にかざってある母の大きな写真みる

その顔は、こどものころ

コツンとね

そのときの愛情あふれる顔だ

あとよっか程したら行くからね

そのときには怒らないでね

こわいからさ



あれれ

そうだ

忘れてた

父も一緒、墓の中



嫉妬されてしまうなぁ

でも父さん、あんたはいつでも母さんといっしょ

いちねんに一回くらい長い話させてください

たのんだよ、ぜひ



花がとどいた

きれいだけど、よっかまえだよはやすぎる

かんべんしてよ

お姉さま


じゃあね、これで話はおわりです




じゃあね、また、いつか










コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする