からくの一人遊び

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Deep Purple Hush (Original Film Clip 1968)

2018-02-19 | 音楽
Deep Purple Hush (Original Film Clip 1968)


LED ZEPPELIN-Dazed And Cofused 1968.avi
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Deep PurpleとLED ZEPPELIN。

言わずと知れた1960年代後半から1970年代、代表的なハードロックバンドですね。

でもDeep Purple側がまだデビューしてまもないころすでにLED ZEPPELINは、確固たる地位を築いていたようですね。

Deep PurpleはいつもLED ZEPPELINを意識していたようです。

両バンド共通するところは、やはりギタリストの腕。

ジミーペイジ(LED ZEPPELIN)とリッチーブラックモア(Deep Purple)

どちらが凄いかは言えませんが、ジミーペイジは曲に合わせてどのような音を出せばベストかを常に考え、リッチーブラックモアは「早弾き命」みたいなところでしょうか?

それはジミーペイジがバンドのプロデュースも兼ねており、リッチーブラックモアはどこか職人的だということと無関係ではないと思います。

Deep Purpleはいつも内紛が多かったですね。

各人の主張が強すぎて、初期の頃はサイケデリック。そこからブルース系のハードロック、そしてリッチーブラックモアが提唱したクラッシックを下敷きにした、バッハ的ハードロック、リッチーブラックモアが脱退したあとはジャズ系?

アルバムごとにくるくる曲調が変わるのは、バントの各人が我も我もとバンドの方向性を主張し続けた結果。だから内紛が多く、どのパートも脱退、加入を繰り返していたのだと思います。

一方LED ZEPPELINは、どのパートも一流で誰か一人が欠けてもバンドが成り立たないバンドでしたね。

実際、ドラムのジョンボーナムが亡くなったときには、「彼がいなければ、もうバンドは続けられない」とあっさり解散してしまいました。

LED ZEPPELINもアコースティックギターを用いて、トラディショナルな曲をやったりいろんな音楽のエッセンスを加えたハードロックバンドでしたが、基本、ベースはブルースだったのではないかと思います。

どちらも、歴史的名曲を残しました。

パープルの「ハイウェイスター」とツェッペリンの「天国への階段」

どちらも素晴らしい曲です。



Deep PurpleとLED ZEPPELIN、どちらが上なんてことは勿論言えませんが、ともに一時代を作ったバンドであることは間違いありません。

ロックバンドが時代を作る。

そんなぐいぐい引っ張っていくようなバンドが今こそ必要なんではないか?

今、そんなことを思っています。
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