鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

今年最後の海

2012年12月31日 11時54分10秒 | その他

  今シーズンの締めくくりをしなきゃいけない。12月に入ってからも釣れ続いていたもんだから、なかなかロッドを仕舞う決心がつかない。



今日は、大晦日。「竿を振れればいいなぁ」。そんな思いで、サーフに向かったけど・・・・・。

ご覧の海。「これじゃ、無理!」。

003通年浅い海だった。


005この海のどこかに座布団が。


 残念ながら、可能性の無い、浅く荒れた海がそこに・・・・。



 

 年が明けたらもう一度サーフに出て見るつもりです。

それでダメなら、今シーズンはおしまい。



思えば今シーズンは、皆さん好調の中、新しい仕事に体力がついていかず、早朝の出撃が出来ずに、いい時期にほとんど釣果を得られない不本意な前半戦だったけど、何とか終盤調子を上げ、小座布団2枚をゲットできたのだから良しとしよう。



9月に1枚も釣れなかったのは、初めての経験だし、去年から、漁船の操業が無い為か、船に追いやられて、日中浅場に来るヒラメも少なく、「ヒラメは何時でも釣れる」のおいらの理論が、通用しない1年でもありました。



それでも、新たにコメントをいただいたり、社長を釣りの世界に引きづり込んだりと、楽しい事、嬉しい事もたくさんあって、「やっぱ!、釣りは た・の・し・い」。



今年も、一年間オイラのブログに付き合ってもらってありがとうございました。



来年も、よろしくね!。そして皆さんの来年の大漁を祈願して、今年は、お・し・ま・い。


師匠の意地

2012年12月22日 15時43分59秒 | ソルトルアー釣行

  昨日は、まったくいいところが無かったオイラ。社長に今期2匹目が、しかも、またしても50cmオーバーが釣れた事は、師匠として素直に嬉しいがオイラにも意地がある。(ホントは、別に無い・笑)



 今日は、雨だから行けるチャンスはあるが、何としてもやっておかなければならない仕事がある。


そう!。年賀状作り。まったく厄介なことに、バカ息子が必ず変なポーズを取っている写真しか見当たらず、なかなか作業が進まない。


それで、やっつけ仕事で、写真を切り貼りしてどうにか完成。昼食を食べて、13:00に出撃。



さすがに、真冬の雨降りのサーフに人影は無かった。



でも、まだ新しい足跡がめぼしいポイントには着いている。

「ヒラメは居ないかもしれんが、バカは居たんだ!」。



 竿を降り始めると、止むだろうと思っていた雨は逆に強くなってきた。「心が折れそう」。



手早く、裂波で周辺を叩くが、反応無し。「さすがに13度を切った水温で、ミノーはきついか」。



で、次に手にしたのは、サイレントアサシン140Sサケ稚魚ピンク。


そう、ひらめっぱりさんの表紙に載っけてもらってたやつ。


いつもこのルアーを装着するとき「この色は、ねぇ~べ」とつぶやきながら振りはじめる。



投げること数回、なかなか波と風のタイミングが合わず、うまくトレースラインが出せない。そしてようやく、風が一瞬止み、波がスーと引いていくタイミングでフルキャスト。



推定飛距離70m!。「良く飛ぶ、キ・モ・チ・イ」。トレースラインも完璧。「居れば当たる」そう思いながら10mほどリトリーブしたところでゴゴゴゴゴッーン。「また、60cmいっちゃたかぁ~」。離岸流に乗り強烈に引く。


重たい魚体は、それ程長さこそ無かったけど肉厚の47cm。14cmミノーを半分までガブリ!。

017こんな赤いやつ食うか普通


 ヒットしたのは、珍しく離岸流のど真ん中だった。
018
普段あんまり攻めない離岸流


 これっきり音沙汰が無いので、最後に「ローディーのデッとスローでもやってみっか」と思い立ち、別の離岸流を攻めていると、いきなりドラグがジー!。ワッシッと合わせをくれるが、不発!。居たんだ!。でも寒いからおしまい。


社長見たか!。師匠の面目は保ったぞ。「あっ、今日は俺一人だ」。



さぁ、皆さん。この寒さの中、いつまで攻められるかな。


あの人再び

2012年12月21日 18時54分33秒 | ソルトルアー釣行

  昨日、「社長、明日は波1.5mヒラメ日和ですよ~」。とオイラ。



 今朝、「今日は、カーポート組んだら終わり仕舞いね。上手くすれば、午前中だっぺ」。



 簡単にオイラの餌に食いついた。「この人がヒラメだったらいいのに」。おまけに、車から「仕事の道具降ろすすかなぁ、コレじゃ釣り道具積めねぇもんなぁ」。


 いやいや、「仕事道具、降ろしちゃダメでしょ。ご飯食えなくなるでしょ。それどころか、ルアー買えなくなるでしょ」。




 そして、さすがに午前中で決めるには、やや多すぎる仕事を黙々と二人で午前中にこなし、昼食は12:30過ぎ。




 飯を食いながら、携帯で潮時をチェックすると、「ヤバイ潮が無くなる」。



 「社長!、飯食ってる場合でないです。早くしないと手遅れです」。



 「65cmのポイントに行きてぇ」のリクエストに答え、例のポイントへ!。



 がっ、しかし、遅かった。ほとんど潮がない!。おまけに大本命ポイントには、タッチの差でブッ込みのおっちゃんに先を越され万事休す。



なんとなく、二人で周辺を叩いてみたけど、反応無し。

 「場所移動しますよ」。「なんかあっちなら居そうな気がする」と社長。


 「ダメー!。時間の無駄」

 

 

で、養護学校の裏に大きく場所移動。

 

ここも潮がないが、さっきよりはまし。

002

 社長は、北へ。オイラは、南へ。それぞれ別れて戦闘開始。



暫らくして、気付くと社長がナニヤラやり取りしてることに気付く。




もう、遠すぎるから、駆け寄る事は出来ないので、そのまま放置プレイ!。



オイラには、反応無いから車に乗り込み社長の元へ。



乗ってる男は違う。見てくれ、この男らしい立ち込み。

005完全にゾーン入ってます

 「社長、釣ったでしょ」の問いに!。

 

 満面の笑み「何で分かったの」オイラをナメンナァ。弟子のヒットくらい、1km離れていても分かるわい。

006ニコニコです


 「小さいよ」。あんた感覚麻痺してます。


 「50あるでしょ。52ぐらいですよ。普通にデカイです」。とオイラ。

007_4なんか心底嬉しそうだから・・・・


 計測。やっぱ52cm。「これを、小さいなどと言っては、世間様に殴られますぞ」。



 このまま、この男を図に乗らせておくと仕事無くなるんじゃないか。



 「おーい!、大丈夫でしょうねぇ~社長さ~ん」。


小座布団再び!

2012年12月15日 11時58分12秒 | ソルトルアー釣行

 今日も、予報が雨なのでお休み。早朝、目を覚ます。雨音が・・・・・。お休みなさい。


で、再び目覚め。7:20分おいおい寝すぎじゃねーか。コンタクトも装着せずにメガネで出撃。



どうせ今日は、干潮が狙い目とふんでいたから、あまり気にしてないけど。



先行者は1名。ざっと見た感じポイントは3箇所。2箇所を独占できる感じ。ほぼ、もらったでしょう。

003ちょと右側が離岸流です


 あらためて、砂浜を見ると、結構な数のヒラメを埋めたと思われる穴が!。「当然やりかすだよな」でも、気にしない。やりかすでも、何度もいい思いしたことあるも~ん。



戦闘開始。水は綺麗に澄んでいて、おまけにベタ凪だから、久々にオイラの得意とするダマがはっきりと分かる。



そこを狙って、裂波アニバーサーリーカラーをひょい!。



1投目、異常なし。2投目綺麗にダマの沖側をルアーが通過する直前にゴッ!。大型魚の魚信。キッタッと思い竿を起こしながら合わせに行くのだが、起きない!。そのうちにラインがダマの縁の茶色く見える部分に刺さるのが見えた。時間にして2,3秒の出来事。


ググゥッとラインが砂を擦る嫌な感触を残し・・・・・。シーズン4度目の殉死。



 しかし、これではっきりと分かった。超浅場で大型を掛けると、砂にこすれてブレークする仮説を立てていたけど、今日、完全にこれが起きた。



ラインは、リーダーから3~4mのところから逝ってました。(泣)




かなりの喪失感にしばし、呆然。「これじゃ、何回掛けてもやられるかも」。



 なんとか、気力を起こしラインを組みなおして3投目。表層を意識して、タイドLSD140を引いてくると。ゴッゴーン!。

0025投で2枚掛けた事になる


 このところ、割と大きいのばかり見てるから、チイセェと思ったけど45cmあったわ。それから、しばらくして、だいぶ潮も無くなったし見切ろうかな、と思ったら波打ち際で、ゴン。

004お前じゃない!30あるなし



 
「まだいる!粘ろう」。丁寧に波の変化のあるところを狙い打つ。「なんか、まだ、デカイの居る雰囲気なんだけど」。




「そろそろ終わるか、あと2投」と思いキャスト。そして、ゴッゴッゴッゴッー!ジー。オッシャ!。すべるスプールを押さえながら、追い合わせ2発「これでも食らえ~」。



ゴッゴッーと相変わらず走る、走る。「これは、70いったかー」。今年、一番の緊張感のしかも丁寧なやり取り。



そして、ランディングと思いきや、1度波に合わせきれず、失敗。この時点で60cmだな。


2度目、何とか成功。でかいけど、なんか複雑・・・・・・。最初の奴は、もっとかも・・・・・。

00565cmですぞ~

006一生懸命セルフで撮ったけどなんかいまいち



 今シーズン2枚目の小座布団だった。(無念)


そんでもって、ヤマガブランクスのこの竿。やっぱ、いいー。凄くって訳じゃないけど。



 あれだけの引きを喰らっても、なんか竿が落ち着いているっていうのかなぁ。なんか、やり取りに余裕ができる。



まだまだ、オイラのシーズンは、終われない。


やっぱり無理だって

2012年12月15日 00時34分42秒 | その他の釣り

 前回のフカセ釣りの翌日、社長には「もう、水温も下がったし、フカセは終わりだから、ライフジャケットもカッパも洗濯して、しまっちゃいました」と、言っておいたはずだ。



 なのに木曜日。



 お仕事終了後。「明日お休みね! これ明日のコマセ代」って行くのかよ、おい!。人の話ぜんぜん聞いてねぇだろ~。(笑)


かくして、懲りずに平潟へ。



 案の定、ベタ凪。透け潮で底丸見え。コマセに反応激悪!。



 ほらね!。やっぱ無理だって。



 どう考えたって、今日は、サーフでしょ。こないだ、あんないいやつ釣ったのに!。



 オイラは、何とかまあまあのメジナ3枚拾ったけど、社長は、フグのみ。あんなに釣れた海タナゴもゼンゼンダメ・ダメ。

001一応タモ入れサイズ



 魚は、社長のお母さんにと、さし上げて、オイラは早々に社長を見捨ててサーフに向かったけど、南風が強くなってて、波も高く断念。




もったいない1日だった。