鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

今季初の

2015年04月29日 19時01分03秒 | その他の釣行記
いや~やっちまいました!。

タイトルを見た瞬間、賢明な読者諸君は、初ヒラメGETの図を思い浮かべるでしょう。

しかし、オイラはそんなまっとうな人間じゃぁ無いのです。(笑)

昨日の仕事帰り、なんとなくサーフに行けば知り合いが居そうな塩梅の気配。

赤浜サーフに立ち寄ると、読み的中!。

ごんパパさん発見。

様子を聞けば、やはりノーバイトとの事。

しかし、明るい材料はなきにしもあらずの様子。

しかし、いかんせん水温も低いし、霧でまったく海岸地形が解らないけど、
波音を聞けば、良くない事が分かる。

その後、延々とごんパパさんとダベッてしまい、ごんパパさんの帰宅を
遅らせてしまって、申し訳ないと反省。

そんなこんなで帰宅後、ビールをやっつけながら、山女かヒラメかフカセかと
呪文を唱えていると、同様に「明日、誰と遊ぶかな~」と悩んでいた娘が
「お父さん!釣り行くならあたしも」と言うもんだから、「初ヒラメ期待してます」と、
ごんさんに言われたのに、あっさりスルー。

浮き釣りしかないでしょ!。

な訳で、ゆっくり起きた娘と10時過ぎに、餌と情報を求め釣侍北茨城店へ。

がっ、大方の予想通り「サッパリ」。のようです。(泣)


大津港から長浜、そして平潟。

ゴールデンウィーク初日にもかかわらず人少な!。(期待薄)

迷った末、水温が一番早く上がりそうなカニ横に入ることに。


現着すると、なんと先行者の方が1枚黒鯛をゲットしておりました。

が、しかしバッカンを波で流されてしまったから、今から買いに行きたいので、
道具の留守番をお願いしたいと・・・・。

そんなの、言うに及ばず「ごゆっくり」と快諾し、娘と準備開始。

買い物を済ませたおいちゃん(同年代か)からは、飲み物を頂いて、恐縮です。

こんなかんじで、戦闘開始すると、まず口火を切ったのは娘。


お約束です。

続いて、本命タナゴの良型。


オイラは、フグ連発。

そうこうしている内、下げ始め、餌取りのフグが口を使わなくなって、
二人でタナゴを連荘。

飲まれた娘の針を縛るのに、起き竿にしたオイラのウキがゆっくり水中へ。

「黒鯛なら竿を持って行く筈だ、この感じだともしかしてカレイ系かな」と
考えながら、娘の針に餌を付けて手渡す。

実際、ここでは春先に大型のナメタやマコを仕留めている。以外に黒はなし。(泣)

ゆっくり、自分の竿を手に取り、糸ふけを取って、利き合せ。

次の瞬間、紛れも無い良型黒鯛の引き。

掛かったは良いけど、写真の通り目の前は3mの海草帯。

しかも、針のチモトはフグにかじられズタズタで、おまけにハリスに結びのダンゴもできてる。

ハリスは、なめてかかってるから1.2号、絶望的です。(笑)

だって、娘の世話で忙しかったんだも~ん。なにか?。

何とか、レバーを緩め沖に誘導したものの、やっぱ海草帯に突っ込んでくるわな。

根際の攻防で、多分二分ぐらいギャーギャー騒いでいる娘をよそに冷静なオイラ。

そしてようやく、プカッ~と感動の一撃は、45cm。



やっぱオイラ、上手いな~(笑)

スカリに入れて、ややあって、「うわ~と娘の悲鳴と同時にドラグも悲鳴」。

「無理、むり、ムリ」と娘に竿を渡された時には、時遅し。

その後、そろそろ終わろうかと思い始めた頃、付け餌が残りだした。

ちょっと沖にキャストして様子を見る。

と、ゆっくりウキが入る。

その時間、多分1分半を要し見えなくなったところで、合わせをくれる。

ズン!。

出来過ぎでしょ。

一気に沖に走ったので、さほど苦も無く取り込めたのは、42cmのいぶし銀。


「いや~楽しかった」と娘。

勿論、オイラもです。


先ほど、釣りたてのプリプリの刺身で舌鼓。

明日は、大きいほうをいただきます。

期待裏切って、ごめんね~。

ブルーな春

2015年04月17日 07時56分21秒 | その他
長いこと更新サボってすいませんでした。

実は、春先いろいろあって精神を病んでおりました。(笑)

事の始めは、親父の肺炎。

肺炎治療のため入院した先で、胃のチューブ交換の手術もする事になり
手術というほど、大げさなものでもないので、安心しきっていたら、
なんとこれが失敗。

病院側もミスを認めたものの謝罪は無し。

親父の栄養摂取は、この胃のチューブから取り入れており、これを
交換(衛生上や劣化防止のためなどに半年に一回交換が必要らしい)
できずに、引き抜かれてしまったのだから、栄養摂取ができない。

これに対し病院は、飲み込む力が回復してきているから、栄養、水分は
口から取れるといってきた。

そんなはずは無いのである、かなり厳密にここに来る前の病院で、嚥下検査をして、
口からの摂取を断念してきたのに、夢物語過ぎる。
そもそも、この肺炎は、胃のチューブから入れた、流動食が僅かに逆流し、
それを再び飲み込む力が無いから、肺に入り誤嚥性肺炎を起こしてるのだ。

そんなやり取りをしている間に、親父の容態は悪くなるばかり。

業を煮やして、裁判に打って出る覚悟で強く病院に抗議し、
直ぐに他の総合病院に転院させるよう抗議すると、この要求に
断れるはずの無い病院は、以外にも迅速に対応してくれた。

ただ問題なのは、この病院が退院後再び施設に戻った時の主治医なんだよね。

大抵の特別養護老人ホームの主治医というのは、なんとなくだけど
パッとしない病院の場合が多い。だって来客の凄く多い病院の先生が、
院外施設の患者を診る余裕なんて無いはずだもんね。

そして昨日、ようやく肺炎も完治し、胃のチューブの再挿入も成功して
退院することができました。前より車椅子に乗るのも困難になったけど
一安心です。

そんなこんながあって精神的にもいらいらしていて、仕事でつい社長に
口答えしてしまい、なんと一発レッドカード。

クビになっちゃいました。

それで、な~んもやる気が無くなり、3月から一ヶ月もボヤ~としておりました。

なんかホントに欝にでもなりそうで、「これじゃイカン」と10年ぶり位に
テンカラを巻いてみようかと道具を引っ張りだすと、なんと羽毛が半分腐り
かけておりました。(笑)

それでも数本完成させたけど、使えるかどうか。


今月はじめには、春休みの子供達が、東京のジジババに、荻に旅行に連れて行ってもらっていたので
気晴らしを兼ねて、羽田空港に迎えに行ってみると、その変貌振りに愕然。

以前、八丈や三宅島に遠征するのに利用していた頃の面影はほとんど無く、どこがどこだかサッパリわからん。

もはや、空港というより、ショッピングモールにしか田舎者には思えん。

飛行機も以前より小型化したようで、ちょっと迫力がなくなった様な。
二階建てジャンボなんて今は無いのかな。


空港での夕食は、先日創業者が他界された大勝軒の付け麺を食してまいりました。
結構な数の有名店があるのも凄い。


ともあれ、親父にも一安心したし、昨日は午後からヤマメが食いたくなり
家から10分とかからない、ガキの頃から慣れ親しんだ川へ。


こんな小河川、先行者がいるなどと思いもしなかったが、思いっきり
オイラが入ろうとしていた箇所に人影が。

仕方なく、少し川を下りて下流から先行者を追うように戦闘開始。

ここぞと思う、いいポイントには魚は居なかったけど、浅瀬では
小型が結構アタックしてきてくれる。

「こんなことなら、テンカラの方が面白かったな」。ちっと後悔。

今日は、ブドウ虫の餌釣りなので、小型はなかなか針掛りしないが楽しい。

途中、こんなのに出くわしビックリ。


やっぱ、釣りがいちばん癒される。

二時間ほど遊んで、針を飲み込んだ魚だけキープ。

酒の肴には十分。




そして今日は、午後から面接です。

さすがにこの年で、転職は厳しいだろうけど、このまま無職では
釣りもできなくなっちゃうしね。(笑)

がんばってみま~す。