鮃 狂 (ひらめくるい)

サーフで、ルアーのヒラメ釣りをメインに、釣りを楽しむ中年おじさんの釣行記です。

何も出来なかった!

2015年06月22日 20時15分43秒 | ソルトルアー釣行
今朝は、えんがんメールにて、起床。

これから戦闘開始するとの事。

ならば、遅れは取れまい!。

と思ったものの、ゆっくり牛乳沸かして、パンをほうばり、ウン○を済ませていざ出撃。

「が、これだめじゃん」的高波。

なので、少し叩いて駄目を確認した後、川へ移動。

到着すると、すぐボイル音。

「居るな!」。

しかしながら当たらない。


手持ちの中で、この浅場で使えるのは、レッパとエクセンスリムだけ。

レッパには、答えはなかった。

で、エクセンスリムにチェンジ。

ドゥと来た!。

ひさびさに、飛ぶ。

ヒッヒッーと、一人奇声を発しながら、やり取りを楽しむオイラ。
(振り返ると、観光客が見ていて赤面)

岸部に寄せて、ランディング体制に入ったところでポロリとやらかす。

推定60センチ!楽しめたからOK。

その後、サーフに戻り、ようやく、バイト。

お約束でした。


えんがんさんも異常無しで朝の部終了。


帰宅後、ジグヘッドのワームを交換していると、アラー伸びてるよフックが!。

多分こないだ、最初の小座布団バラシた時に伸びてたんだね。


で、二枚目も、あれだけ丁寧にやり取りしてもバレたわけだ。

その後も、当たりの割りに乗らないと思ったのは、残りの2本の内、一本も針先無し。

要は、一本だけで釣ってたみたい。


その割には、良く釣った。(笑)


針も新品に変え、午後の部に出動。

波は、朝より落ちついている。
一番良さげな場所には、サーファーが居たが、荒れているから大丈夫だろうと攻めてみる。


ややあって、フォールにコン。


居るなと思ったら、その後サーファーが続々入水。

流石に、「こりゃ駄目だ」と少し移動。


しばらくして、今日の高波で、波打ち際はごちゃごちゃだから完全に無いと思いこんでいた。


そのまさか、最後の波が崩れる辺りで、強烈にグンときた。


と、同時に波打ち際をゴンゴンロッドを叩きながら、恐ろしい程のトルクと、重量感で突進していく。

オイラといえば、ロッドを起こして居るのが、精一杯の出来る事。


そして奴が、向きを沖に変え、勢い止まらぬままのスプールを見つめるだけのオイラに敗北の瞬間が訪れる。

「何も出来なかった」。


回収したワームの新品フックは伸びきっていた。


此処は無いと決めきっていたのが敗因ではあるけれど、初めてサーフで陳腐無きまで、叩きのめされた。

ひさびさ、何十年振りかで膝が震えた。


喪失感のまま、竿を振り続け、ようやく、ショートバイトの正体だけ突き止めて、お仕事終了。



本当に、久しく味わっていなかった悔しさを、思い出した1日でした。

まさかの小座布団連続バラシ

2015年06月16日 08時43分57秒 | ソルトルアー釣行
 昨日は、夕方4時からえんがんさんとデート。ウソ!。
別に愛し合っていない。

自宅を出ようとすると、しょうちゃん帰宅。
「いくか?」。

「うん!」。

これに、今日は仙台から三輪氏も参戦する。

下見をしておいたサーフは、やや濁りがあるものグー。

南にえんがんさん、真ん中にオイラ、北にしょうちゃんの
超豪華メンバーだ。(笑)


最初に口火を切ったのはえんがんさん、お約束のソゲに涙。(笑)

えんがんさんが、ワームで当てたのを見てオイラもえんがんヘッド装着。

一発でコチゲット。


続いて遅れて参戦した三輪氏にも60cmのコチ。

一人沈黙のしょうちゃん。

でもやっぱりこのままでは終わらない。

バイブでこうなって。


唯一のヒラメ、45cm。


その後、当たりはあるものの乗せ切れず終了。



今日は、三輪氏と珍しく早起きして4時に出発。

昨日のサーフは、今日も貸切。

キャストを開始すると、ヒラメのライズが見える。

「今日も魚は入っている」。

なのに、一通り攻撃するも、まったくの無反。

なので、最後の手段えんがんヘット装着。

一投目でドフッときた。5:10分45cm。


その後、沈黙があって色をレッドに変えると、いきなり
グフッ。

おも~い!。離岸流が結構な勢いで出ていて、そいつに
乗っちゃってるから、なかなかよらない。

ようやく、波打ち際できたが、掛がやばそう。

2度波に乗せようと試みるが、寄せ切れない。

3度目、やや強引に乗せに入り砂浜に乗った瞬間ポロリ。

「うえ~小座布団確定だったのに~」。

途中でトビヌケダービーに持っていくかなんて、
要らぬ考えを起こしながら、やり取りした罰だ。

ややあって、今度は斜めにキャストした直後にヌヌッと乗ってきた。

今度も重い。

ダイワのリールトルク無い感じ。

どうにも寄らないし、ドラグの出がヤッパシマノの方がいいな~。

何とか寄せて波打ち際の攻防。

今度は制したかに思えたが、反転を食らって大きな尻尾が
裏返って見えた瞬間ポロリ!。

「こんなんありか~」。

最近ほとんどバラシが無かっただけにショック。

原因は、食いが渋いので、ホントにボトムすれすれを通さないと
食わない状況で食わせているから、ヒラメが頭を持ち上げただけで
食いに来る。

したがい、飛び上がって食った時ほど勢いよくフッキングしないから、
掛りがあまいという図式だ。

さすがに、連続バラシの後食わなくなったので、少し移動。

いきなりのゴン。5:22分30cm。


さらに、5:40分45cm。


6:23分分45cm。

6:35分41cm。


6:43分ソゲ~。


6:56分ソゲ~。


7:05分ソゲ~。


この間三輪氏はコチ連発。


おまけに超マイクロソゲ。(笑)


その後も、なんぼでも当たりがあるけど、潮が落ち過ぎて
掛りが悪くなり「もう、食いきれないし」という事で終了。


三輪さん、仙台から来た甲斐がありましたな。

オイラの堀田式FGノット

2015年06月10日 08時18分27秒 | 釣れる?ノウハウ
 今日は休みなのに、あいにく海は荒れ模様。

さあて、どうしたものか。

家から下されている指令は二つ。

お墓の草引きと、包丁研ぎ。

包丁は、出刃を含め4本、結構な仕事なんですよ。

その前に、どうもノットが話題紛糾(でもないか)なので、
オイラのやっている方法貼り付けて起きます。

わからない人は、えんがん先生をどうにか見つけて
教わるように!。(笑)


まず、準備段階。

リーダーを適当な長さに切って、リールを重石にしつつPEの
先端を口で咥えます。

後は動画の通り。
https://www.youtube.com/watch?v=tPRMy4Xlopw

この時、堀田氏は結構きつめに撒いてるみたいけど
初心者は、ゆるめでOK。

オイラは、12回か14回巻き込みます。

巻き終わった状態は、このような団子。


次に、PEは咥えたままで、リーダの残った部分
(本線の余り部分)をゆっくり、ぎゅ~っと引っ張ります。

と、ご覧の様に綺麗に締めあがります。


後は、ハーフピッチを好きなだけ。

オイラは大体12~14回行います。

オイラが、作業に要する時間は3分弱かな。

1日練習すれば出来ると思うけど・・・・・。

人それぞれだから、ゆっくりマスターしてください。

最後にリーダーは、サンヨーナイロンのApplaud nanodaX
が、今まで使用してきた中で結束、引っ張り共に最強です。

初心者のキャストの話

2015年06月07日 08時20分25秒 | 釣れる?ノウハウ
2015年シーズンの幕も開けたし、オイラがサーフで気になる
初心者と思われる人の、キャストの話をしてみます。

サーフ初心者で、 なんか、自分距離出ないなんて、思ってる人いないかな?。

オイラの目から見て、飛ばない原因は、大きく二つあると思う。

一つは、ロッドとルアーのバランス及びラインの太さね。

硬めの竿で軽いルアーを遠投するのは、上級者でも難しい。

逆に、柔らかい竿で重いルアーは、結構飛ばせるけど、ポキッと逝きやすい。

これらは、ロッド説明書に適正ウェイトが書いてあるから、ルアー重量を、
きちんとチョイスすれば済む話だ。


あと、ラインによっては、1.2号を1.0号にしただけで、大分違う事があるから、試して欲しい。


問題なのは、投げ方を理解してない人、意外に多いですよ。


遠目に見ても、ビギナーとすぐわかる。


それは、こんな人ね。

ルアーを投げ釣りの鉛みたいに、後ろにダラ~と垂らしてから投げる人。


ダラ~は、無くても三拍子のリズムでキャストする人。

三拍子のリズムとは、バックスイングからルアーが後ろに行った段階で、一呼吸間が空いた後、フロントスイングに移行する投げ方ね。

「大きく振りかぶって投げる」みたいな。


これだと、ルアーが後ろで遊ぶから、ラインが穂先に絡み、高切れし易くなる。

思い当たる人、居るんじゃないかな。

本来キャストは、バックスイング⇒フロントスイング(リリース)の二拍子で完結すべきもの。
(イチニのリズムね)

これによって最大限ロッドの反発力を使える訳。

決して遠心力で飛ばすんじゃ、ないですよ。

それには、できるだけ手元の動きを小さくして振る事が大事なのね。
(遠心力、利用してるけど)

イメージが沸かないなら、ロッドの穂先側のピースにリーダーを結んで、その先にスナップを付けて振ってみるといい。

手元を小さくシャープに降らないと、ラインがきちんと伸びない筈だ。

ピュッて感じにね。
(僅かなスナップの重みを感じることも大事ですよ、これが、硬い竿で軽いルアーを投げるコツ)

そして距離を出すのに重要なのが、リリースポイントを迎えた12時の辺りで、出来るだけ竿を立て続ける意識を持つ事。

よく野球のピッチャーがリリースを出来るだけ我慢して、玉離れを遅くすると言うでしょ。あれと同じ。

キャストも最大限のロッドのしなりを得るためには、同じような動作が必要なの。

いわゆるタメね。

軽いルアーならより素早く、重いルアーのバックスイングはゆったりと、
どちらにも共通して言えるのは、肩の前でロッドを捌くイメージで振る事でパワーをロス無く使えるのよ。

総じて言えることは、初心者は振りが大きいということ。

今回の話は、あくまで自分のキャストに対する考え方なので、
そこんとこヨロシク!。

ん~文章で伝えるのは難しいけど、少しは参考になったかな。

ようやく1枚

2015年06月04日 08時13分55秒 | ソルトルアー釣行
 昨日の深夜明け休日。いつもより眠い。

ようやく、14:00過ぎてから腰を上げ出撃。

うまいこと雨はあがったが、海岸に下りると地形が大分
変わっていて、浅場ばかりでほとんどポイントが無い。

火曜日までは、多分地形はそこそこ良かったんだろう、
でも、大潮廻りに入って変わったんだな。

北方面には、結構な数のアングラー。「ごんパパさんご一行かな」。
なんて考えながら、「あそこに入れてもらっても、ポイント狭いしなぁ」。


と、先行者が一人しか居ない逆方面に歩を進める。

恐らく、えんがんさんがコチをやっつけたと思われるポイント
到着。

しかし、他よりはいくらか水深があるものの、やっぱり浅いし
横潮流が早い。先週とは大違いだ。

しかし、他にめぼしいところが無いから、攻めるしかない。

浅いからレッパを使うも横の流れに負けてしまい駄目だ。

ファルクラムを試すが、コイツじゃ底叩きすぎ。

コウメ80も上手くいかず。

しゃーなぃ。サイレントアサイン140で事故的ヒットを狙う。

事故に合わぬままランガンを繰り返す。

その内、潮止まりを迎えたのか、少し波が落ち着いた。

「ここは、無いだろ」と思った水深が急激に浅くなっていく筋にキャスト。


ゴンゴン。

ヘッ?。きたよ。キタ。嘘みたい!。

もっ、当たりの割りにサッパリ引かない。

お約束。ルアーと魚の大きさがおんなじだ。(笑)


その後、その付近を行ったりきたり。

ややあって、魚が居るのは、少しでも水深のある沖よりと決め付けていたら、
以外にもかなり近距離で、ゴゴゴッ。

の後の、ゴンゴンゴンとくび振り。

えんがんさんの情報通り、マゴチなのね。

ずり揚げてみると、なんと!。

ようやくの42cm初水揚げ。


やっと、お刺身食えます。





本日、4時半起床。

サーフに降り立つと、高波、浅瀬、沖には船団。

昨日より、更に浅くなったサーフには、ポイントありません。

おまけに更にも増した横潮流。

そりゃそうだ。これだけ浅棚が張り出したら、波に押された水が、
逃げるところが無いから、一方に強く押し出すしかないもの。

相変わらず、北方面には人が多いし、ここよりは少し深そうだ。

「あっちかな」。

でも、場所移動もカッタルイので、1時間ほど振ったものの釣れるわけ無い。

仕方ないので、某堤防に移動。

こちらは、濁りがひどい。

先行者はアジングのみ。

少し離れて戦闘開始。

と、アジングのおっちゃんが掛けた。

イシモチなのかアジなのか分からないけどいい型だ。

こちらは、まったく無反。

なので、最先端部に大きく移動。

うねりが大きく「ここで掛けて獲れんのかい」と頭をよぎるが、
まぁ、やってみた。

ワンドから、払いだしてくる潮が目の前のテトラにぶつかり
感じはいい。シーバスでも食いそうだ。

時折、ドーンと来る大波がテトラにぶつかり恐ろしい。

一通り、シーバスを想定した攻めには反応なし。

ここで、えんがんヘットでワームのネチネチにチェンジ。

3投目。コッカツとなんか当たったけど、どうもイシモチかアジぽい。

4投目。同じラインを通すが反応なし。

5投目。今度は更に遠投してボトムノックさせながら誘ってみると、
ゴッ「きちゃったよ~」。と悲しい思いが頭をよぎる。

どう見ても、この状況獲れる気がしない。

やれるだけの事はしようと、一旦リールのベールを返して、テンションを抜きつつ
指でサミング。

これで多少時間稼ぎができる。

振り返ってタモを手に取り、少しだけ前に出られるテトラに移動。

それでも、やっとタモが水面まで届くかどうかの距離。

しかも、タモを出せるスペースは、テトラが僅かに空いたせいぜい70cm程度の隙間。

ここに、一気に大波に乗せ寄せきって、一発で決める以外ない。

黒鯛やメジナなら、魚自体に浮力があるから、この位の芸当は何度もやってきた。
しかし、相手がヒラメとなると自信が無い。

ここで、ベールを戻し戦闘を開始するとゴッ、ゴッと締め込んでくる。
そして重い。

「座布団クラスなのか?」。

まったくもって、この状況だからうれしくない。

なるべく沖で弱らせるように、ゆっくり寄せてくる。

そして、ようやくテトラの際に誘導。

姿が見えた。

れっ 思ったよりは小さい。小座布団級。

多分、払いだす潮に逆らって寄せてくる感じだったから
大きさ以上に引いたのだろう。

で、状況を述べると。

うねりでテトラ際は激しくうねり、波しぶき大であります。

おまけに竿を持った右手は、目いっぱい伸ばしていないと、テトラに触ります。

はっきり言って、身動き取れません。

ついに意を決し、一か八か大波に合せタモを伸ばすと、予想通りヒラメは
頭からタモに滑って来るのではなく、波を受けた魚体は真横を向いてすっ飛んできた。

「ヤバイフックが網に絡まる」と思い、瞬間的にタモを引いてしまった。

結果、テトラを巻き込んだラインがトコブシに食い込み万事休す。

テンションを掛けぬよう再びベールを返し、伸ばしたタモを縮めているうちに
ついに「プツン」・・・・。

なるべくしてなった結果に、悔しさも無く、むしろすがすがしい。

「俺は、よくやった」。(笑)



悔しいのはリール。

今度は、シャーシャー音までしだした。

やんなっちゃう、まったく!。