つれつれのよしなし帖

Ugly Bettyから変身したい。

あけび料理

2007年11月09日 | cooking
アケビを初めて買いました。
4つ100円で叩き売られていました。

長さが10数センチの楕円形で、淡い紫色をしています。

広辞苑によると

『果肉は厚く白色半透明で多数の黒色の種子を含み甘く美味』

と書いてあります。

買うのも見るのも、食べるのも初めてのアケビ。
安さにつられて買ったものの、どうやって調理していいのかわからない。

いろいろ悩んだ結果、思いきって
「アケビと柿と鶏肉の味噌炒め」にしてみました。

アケビの皮と、皮をむいた柿を一口大に切って、
薄切りの玉ねぎと、一口大の鶏肉と炒め合わせて
味噌+みりん+酒をからめて、仕上げに紫蘇を散らしました。

甘辛の味噌と果物と鶏肉が程よく合わさり、
なんとも美味しい一品になりました。
アケビの皮は、かすかにほろ苦いのですが
味噌とからまることで、苦味がなくなります。
炒めることで、あの美しい紫色もなくなります。
色の褪せた茄子のような食感です。

晩酌(お夜食)メニュー
「アケビと柿と鶏肉の味噌炒め」
「ニラのチヂミ」…矯正中なのでニラはミジン切り。
「自家製ぬか漬け(きゅうり、人参、かぶ)」

これに今夜は、山形県鯉川酒造の『鯉川(特別純米)』をあわせました。

先日まで家にあった静岡県の『喜久酔(特別本醸造)』は
本醸造ながらも、すっきりしていて雑味がなくて
「板わさ」なんかでちびちびとやれるお酒だったのですが、

「鯉川」は、これとは異なった趣のお酒で、ぬる燗でわいわいと呑むのに
ちょうど良い、まったりとできるお酒のような気がします。

日本酒は(も)奥が深くて、楽しいです。



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4 コメント

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Unknown (WileE)
2007-11-10 15:14:21
アケビ、WileEも未だ食べたことがありません。つれつれさんは料理上手なんですね。羨ましいです。
「鯉川」はWileEの日本酒の師匠(一回り年下の女性なんですが)が大好きなお酒です。実はWileEが「美味しい」日本酒を始めたのはこの師匠と出会った2、3年前くらい前からなんです。それまでは日本酒と聞いただけで敬遠してましたから。
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アケビ料理 (モカ)
2007-11-12 12:25:21
 こんにちは。
 あけびを鶏肉と炒めるのですね!
 果物の香りがほのかにして美味しそうです。
 私もあけびを見つけたらチャレンジしてみたいです。
 それにしても100円とは安かったですね。

 ぬか漬けを作っているというのにも感心しました。
 手入れは大変ですか(^_^)?
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>WileEさま (つれつれ)
2007-11-13 09:21:13
アケビ、私も100円じゃなければ
きっと買わなかったと思います。(笑)

「鯉川」ご存知でしたか~!おいしいですよねー。
日本酒の師匠が身近にいらっしゃるとは、
羨ましい限りです。(いろんな意味で…笑)
おいしい日本酒情報、お待ちしております♪


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>モカさま (つれつれ)
2007-11-13 09:35:10
そうなんです。果物のほのかな香りと、
味噌の香りが鶏肉にからまって美味しかったです。

ただ、さすがに100円だけあって、
かなり熟して、若干皮が硬くなりかけていました。
今度は適正価格のアケビで挑戦してみようかと
思います。(笑)

ぬか漬けは、少量で冷蔵庫に入れているので、
お手入れは、4日に1回位ぬかをかき混ぜるだけで
意外と楽です。
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