ねこライフ

うちのねこsがゲストに「シマちゃん」を迎えての徒然。

未知との遭遇:その1

2010-08-11 20:18:20 | たみぃ
猫ライフ177日目。


そろそろたみぃと遭遇して1年になるので、忘れないうちに経緯を記しておきましょう。

昨年の8月は、今とは別のアパートに住んでいました。

3階で、ベランダに出ると、細い車道を挟んですぐ下にある遊歩道の様子がよく見えました。遊歩道の向こう側には高層マンションがありました。

さて8月半ばのある早朝、二日酔いの頭を覚まそうとベランダへ出たら、遊歩道の植え込みの間にシャムっぽい猫がぼーっと座っているのが見えました。全体がブルーグレーで耳の先が黒っぽい、遠目でしたが、絵に描いたようなきれいな猫だと思いました。

その時は、どこかの飼い猫が涼みに出てきたんだろうと思っただけでしたが、それから1日ほど置いた夕方、その猫が同じ場所でやはりぼんやり座ったままなのを目撃し、奇妙に思いました。近くには寄りませんでしたが、呆然、という顔つきに見えました。

気になりつつも自分の生活に忙しくしていると、その内その猫の姿は見えなくなりました。しかし、それからすぐのある午前中、ベランダに出ると、遊歩道に色んな柄の猫がわらわらいるのが見え、びっくりしました。

仕事があったはずですが、好奇心に勝てず下へ降りて行きました。

私が遊歩道へ入ると、植え込みに逃げ込んで姿を隠したのもいましたが、とりあえず3頭、↓のような感じでおりました。







近くで、このうちの1頭を撫でていた小学校高学年ぐらいの女の子に、「どこのうちの猫か知ってる?」ときいたら、「多分、捨て猫だと思う」と返されました。

よく考えれば、そうとしか思えない状況。写真をとった3頭が何だか無気力なのも、今にして思えば、空腹なのに食糧を得る手段がないものだから既に衰弱していたのかも。

女の子の方は、その後も、猫と一緒にいる姿を時々見ました。
猫を膝に乗せて、遅い時間まで友達と深刻そうに話していることもあり、この子の方が、当時の私よりずっと猫たちのことを真剣に心配していたと思われます。

私はというと、その猫たちが、触ろうとしても逃げないし、可愛いし、きれいだし、というので、何だか舞い上がっており、猫を多数遺棄という事態の深刻さを理解していませんでした。

この時私が目撃しそこなった1頭と、それ以前に姿を消したシャム風を入れて、少なくとも5頭いたことになります。

それから2、3日経って、気づけば3頭いた猫たちが1頭だけなっていました。一番白い部分の多い、人懐こかったやつです。

住まいから目と鼻の先のことで、どうにも気になって、ある晩、フードを持ってそっと行ってみると、待ちかねたように白いのは寄って来ました。

私には意外だったことに、その横になんだかもう1頭います。夜目を透かして見れば三毛猫らしい。

(続く)



今日は出番にゃし。

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