ねこライフ

うちのねこsがゲストに「シマちゃん」を迎えての徒然。

お留守番パニック

2010-07-27 21:49:37 | たみぃ
お久しぶりの猫ライフ、162日目です。


先週は、暑さのあまりこんな↓でした。




でも、その少し前からハーネスとリードに慣れてきて、ベランダで夕涼みをしたりアパートの廊下を10分ほど散歩したり、できるようになっていました。




集合住宅なので朝も夕もランダムに人の出入りがあり、最も人気のなくなるのは正午、という事情のため、一番暑い時間に外へ出ます。わんこのようにさくさく歩いてくれるわけではないので、ひと様のお宅の前にじーっと佇んだりする羽目になり怪しい上に蚊に刺されまくるのですが、暑くても外気に触れるのは、たみぃにはちょっとした楽しみのようでした。外へ出るようになってからはハーネスつけるのを嫌がらないので。

さて、猛暑の中、下僕は三日ほどお暇をいただいておりました。その間、以前からお世話になっている有資格の専門家にケアをお願いしました。前は、シャイなたみぃが押し入れから出てこなかったりして、せっかく来てもらっても食事とトイレの面倒を見てもらうだけだったのですが、今回、二日目にはその方に懐いて、遊んでもらったりハーネスで外へ出してもらったりしているとのお知らせが入りました。

やれ良かったと安心していたのですが、三日目の午前中、すごく鳴いていた、散歩に出たいらしい、との報が入り、甘えて鳴くのとは違うようなニュアンスだったので、ちょっと気になりつつ家路を急ぎました。夕方7時過ぎに帰り着くと、確かに、妙にテンション高い鳴き声を発するたみぃが。

とりあえずご飯にしたんですが、それもそこそこに、玄関扉の前に座り込み切羽詰まった声で鳴き続けるので、ハーネス・リード・オンでちらっと廊下へ出しました。しかし、その時間帯は人々が出入りするのであまり長くはいられず、すぐ引き上げました。が、鳴きやまない。

私は酷暑の中、修行のような旅をしてきた後だったので、荷ほどきをしたりシャワー使ったりで忙しかったのですが、その間中たみぃの鳴き声は続いておりました。

普段のきゃあきゃあしたごはんおねだり声や、可愛らしい挨拶声とは違う、目いっぱい腹筋を使った力強いにゃおん節です。主張するのはおそらく、外へ出せ。それが、さあ寝ましょうという段になってもさっぱり治まらず、どころか段々ボリュームアップしていく恐ろしさ。最初は少しなだめようとして、でもどうにも手のつけられない感じなので、無視するという策に出ましたが、さっぱり効果はなく、鳴き声は「にゃおん」から「あおーあおー」やがて「うおーうおー」というまさしく咆哮の様相を呈してきます。

下僕は疲れ果てていたので、それでも寝たのですが、真夜中過ぎ、たみぃの鳴き声に起こされました。台所の窓から外を見て、その間5分ぐらいは黙っているのですが、どたっと床に飛び降りざまに鳴き声スタート、で、あおーあおーと吠えながら私が寝ている所まで来る、というのを繰り返しているようです。

時々静かになるので、その隙に寝ようとするのですが、すぐにまた恐怖のにゃおんが始まります。隣近所へは気がねだし、疲れているのに眠れないしで悪夢のような一夜を過ごしました。

明け方、さすがのにゃおんも少し落ち着きましたが、私が起き出すと再開されました。朝ごはんも食べた気がしないまま洗濯機を回す間、玄関扉を少し開け、ハーネスを着けたたみぃを外へ出して、リードの端はドアノブにくくりつけるというやり方でしばらくしのぎました。やがてそれでは満足できなくなったらしく吠えだしたので、周囲の人々の出勤タイムが過ぎた頃を見計らって、やっと散歩に持ち込みました。

廊下からアパートの裏へ降りて、その辺りを嗅ぎまわる内に、どうやらご機嫌はなおったようでしたが、そこへ、がしゃんがしゃんとすごい音が響いて来ました。定期的に行われるプロパンガスの交換です。

引き上げるべきか迷ったのですが、もうガスボンベを台車で運んでいるヒトがこちらへやって来てしまいました。じたばた逃げようとしたたみぃを抱き上げあいさつをすると、少し距離があったせいか無事にすれ違え、たみぃも落ち着いたようだったので、そのままアパートの表の方へ行きました。

表側は、一歩出れば車道ですが、アパートとの間には一応スペースがあり、車やヒトがすぐ目に入ることはありません。そこで、私がポストに入っていた「にごり水のおしらせ」に気を取られている間、なぜか突然たみぃがパニックし暴れ出しました。

今思い出しても、何がきっかけだったのか分かりません。プロパンの作業音は建物の向こう側から聞こえてくるだけだし、人が通ったわけでもなし。

しかしとにかく、暴れ出したたみぃに私もぱにっく、リードを引っ張って近寄ろうとしたため、益々たみぃは恐慌状態に。そして、ああまずい、と思う間もなくハーネスを脱ぎ捨てて、脱兎のごとく逃げて行きました。後に残されたのは、抜け殻のハーネスとリードを持って呆然とする下僕です。

でも、車道へ飛び出したわけではなく、アパートの敷地内へ行ってくれたので、たぶん、その内戻って来る……かな?戻って来て欲しい……などとしびれた頭で思いつつ、表階段からよろよろと自分の部屋へ戻りました。ストッパー代わりの洗剤の箱を玄関扉に挟んでいると、反対側の裏階段を上って来たたみぃが廊下の端に顔を出しました。

こっちを睨みつけているのを見て、なんだかとほほな気分になりつつ、食べ物で釣ろうとおやつ煮干しを取りに行ったら、その間に玄関に飛び込んできました。おうちを認識してくれていたのはいいんだけど、その後も何やら剣のあるまなざしで見られ、私が何をしたっていうのよう?と下僕はブロークンハートでした。

その後、さすがにおつかれになったらしく、やっと寝てくれたのでその隙にメールチェック。でも1時間もしないうちに起きだして、また何か訴え出そうとするので、慌てておやつでごまかし買い物へ。

帰って来て昼ごはんを食べていると、また玄関前に座り込んで鳴き出すたみぃ。
すっかり声は嗄れてしまっているので、ヴぇええ、ぎゃああ、と何の生き物だかわからない不気味な音を発しています。

もう、暑さで頭がどうかしてしまったのかと思いました。留守中もタイマーで空調は入れていたのですが。

それから、もしかしたら具合が悪いの?と思い当たり、お医者さんになんて説明すればいいのか考え始めたんですが、その内、空模様があやしくなってきたのに連動して大人しくなりました。雨がこんなに有難かったことはない。

昨晩から本日午前にかけて、私は仕事が入っていたので、これでもし、その前の晩のように鳴き喚かれたら、私の方が錯乱して、扉を開け放ち、何処へでも行っておしまい!などとやってしまいそうだったんですが、幸いにして、シャウトし続けの反動が来たらしく、おとなしく寝てくれました。

本日午前中のたみぃは、ほとんど声が(嗄れてて)出ない状態、午後になって回復してきて、思い出したようにヴぇええと吠えてますが、お散歩は、夕方一瞬扉の外へ出たので我慢してもらいました。

ご乱心、といった様子の一昨日の夜からすれば、徐々に落ち着いてきているので、しばらくすれば平常に戻るのだと思いますが、一体どうしたっていうんでしょうか。三日もサボるんじゃないわよ、というお叱りなのでしょうか。へとへとにはなったけど充実していた旅行期間に比べると、帰宅後の三日で倍以上疲れたのでした。



新しいおともだち。


三毛同志から頂いたらぶりーギフト。お気に入りのおもちゃになりました。ありがとうございますv

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