ナゴヤドーム

週末の土曜日、日曜日。
因縁のナゴヤドームに「カサブタ」をめくりに行ってきました。
ただし、一人で行く勇気がなくて、東京、大阪、広島、福岡から総勢十数名の「襲撃隊」にまぎれてのものだったんですが（汗;）。

ナゴドに足を踏み入れたのは去年の四月以来、二度目でした。
この日に備えて「恐怖耐性」をアップするためのイメージ・トレーニングも積んできました。
それでも本当にあの球場に足を踏み入れるには、覚悟と気合と入場券が要ります。
どれか一つでも欠けたならば、容赦なく入場ゲートで弾き飛ばされます。
その日も覚悟と入場券までは良かったんですが、気合だけは臨界点に達するまで三、四回、ゲートを入り直したくらいですから。

前々から私が思い描いたこの三連戦のイメトレのシナリオでは、金曜日はコテンパンにやられて打ちのめされて、再びトラウマが蘇って、あらためてナゴドの恐ろしさを再認識させられた後、いよいよ土曜日にナゴドを襲撃。土曜日は苦しいながらも劣勢をはねっ返して接戦をものにして勝ち、日曜日には胸すくワンサイドゲームで連勝して、二勝一敗でみごと大団円を迎える筈だったんですが。
金曜日に拍子抜けのように、あっさり勝っちゃったもんですから、

「は、話が違うがな……（わなわな）」と、なってしまいました。（どんな話や？）

そんなことすら不安を掻き立てるナゴヤドームです。



結局、まんまシナリオ通りではありませんでしたが、この三連戦は、

金曜日　●中日０－２阪神○
土曜日　○中日３－０阪神●
日曜日　●中日３－６阪神○

の二勝一敗で終えることが出来ました。
何と、ナゴドじゃ二年ぶりの勝ち越しだそうです。
私たちも土、日と立ち会えて、無事、ミッションを完遂することができました。

いままではトラウマが邪魔して冷静に考えられませんでしたが、改めてこの球場を見直してみると、器としてはとても見やすい良いドーム球場でした。
そして、器とは別にこの球場ならではのある種の「恐怖感」「緊張感」は、なんだかクセになりそうな気がしなくもありませんでした。
苦手意識や敬遠する気持ちなんて何のプラスにもならないんだし、ここはひとつ、ナゴドを愛してやろうやないの。

We Love NAGOYA-DOME

居直ったもん勝ちで行こうじゃないの。（そうくるか？）




土曜日の試合後、もうひとつの重要ミッション。
負けたあとだけに「祝勝会」が「畜生会」と名前を変えましたが、栄の飲み屋で総勢二十名ほどの大宴会となりました。
いやいやほんと、時間がいくらあっても足りないくらいに大いに盛り上がって、敗戦ショックを癒してくれました。

誰ですか？これが最重要ミッションだった人は？はーい！それは私でっす^^


敗戦（土曜）⇒畜生会で盛り上がる⇒快勝（日曜）⇒解散

という大団円を迎えられたこと、野球の神様に感謝いたします。
そして、ご参加くださった皆さん、お疲れ様でした。
楽しい時間を共有できたこと、あらためて感謝いたします。
機会がありましたら、また、よろしくお願いします。

チケの手配でgaviさん、ルーさん、宴会の手配でwanちゃん、
そして二日間のドライバーを務めていただいたhideさん、
本当に有難うございました。
皆さんのおかげで「ナゴド襲撃ツアー」は思い出深いものとなりました。
感謝感謝のいわほーです。m(_ _)m



と、帰路についてから襲撃メンバー東京組みの春夏秋冬ふゆさんから、衝撃のメールが携帯に届きました。

『新幹線切符売り場で金本さんと今岡さんに遭遇。今岡さんには手帳にサインもらっちゃった。ついでに携帯に入ってた、しゃもじ会長の写真も見せちゃった。本人最初？の顔だったけど気がついたみたいで笑っておりました。今、新幹線グリーン車、金本さんと同じ車両です。奮発してグリーン乗りましたあ。』

あわわわ・・・・。なんと言えばいいんでしょうか？
春夏秋冬ふゆさん、スーさん。その運、皆にも分け与えてたもれ。