野球のポジションで「一番好きなポジションは?」と聞かれたら、迷わず私は「二塁手」と答える。しかし、その理由というのが自分でも曖昧なのだ。なぜか昔から二塁手が好きだった。ビートルズならジョージ・ハリソン、キャンディーズなら藤村美樹(知ってる?)、太陽にほえろなら山さん、女性シンガーなら五島良子、ケータイはウィルコム、すしネタはとり貝・・・。根が地味好みなのかもしれない。
今も昔も、内野の花形は遊撃手。二塁手は遊撃手よりも、一歩引いた存在。それでいて内野を引き締める、地味ながら重要なポジションに違いないのである。
ずっと二塁手という呼び名が不思議だった。一塁手と三塁手は、それぞれ一塁ベース、三塁ベースを一任されているのに、Second baseman と呼ばれる二塁手は、二塁ベースを一任されているとは言えないからだ。調べてみると、ベースボールの創成期には二塁手が二塁ベースを一任されていたのだとか。そして遊撃手は、塁にとらわれない野手として、投手と二塁の中間あたりで、自由に移動しながら守っていた。Shortstop と呼ばれる所以だ。しかし全体的に右打者が多いため、二三塁間に打球が集まることが、次第に遊撃手を現在の位置に落ち着かせた。その結果、二塁手は一塁ベースよりに守るようになったようだ。もし今、名づけるとすれば、二塁手と遊撃手は、二塁右翼手と二塁左翼手がふさわしいかもしれない。
遊撃手のような華やかさはないが、「内野手の司令塔」と呼ばれるくらい、二塁手の役割は多彩だ。内野の陣形指示や、連携プレーでは、ほとんどにからんだりする。年々、左打者に好打者が増えていることや、右打ちできる右打者が多くなってきたことも重なって、ますます二塁手の守備機会が増してきている。二塁手のワンプレーが勝敗を分けかねない。
二塁手にとっての見せ場は、6-4-3のダブルプレーと、二遊間の打球を逆シングルで止めた時に見せる、反転しながらのファーストへのジャンピンスロー。このキレとスローイングの速さ、正確さが命。体操競技で見せる“ウルトラC”の決め技の如し。遊撃手ほどの強肩は必要ないが、遊撃手以上に身軽さが必要だ。小兵選手が多い理由はそんなところにあるのだろう。
私がプロ野球を見だした70年頃は、名二塁手とよばれる選手が目白押しだった。
■ 70年以降の名二塁手
高木 守道(60~80、中日ドラゴンズ。)
県立岐阜商時代、立教時代の長嶋茂雄に二塁手を勧められたのがきっかけ
で、二塁手の道を歩む。走攻守の三拍子そろった、名二塁手としての完成形。
長きにわたってドラゴンズの内野を支えてきた。別名「むっつり右門」。
高木の無愛想さに悩んだ球団は、契約更改時に「ファンに対して笑顔を見
せたら、年俸100万円アップ」という条件を出した、という逸話がある。
土井 正三(65~78、読売ジャイアンツ。)
V9時代のジャイアンツを支えたのが、二番・二塁土井の存在だ。
王、長嶋のつなぎ役としては、あまりにも有名。ステレオタイプとしての二
塁手の代表的存在だ。
ジョン・シピン(72~77、大洋ホエールズ。78~80、読売ジャイアンツ。)
外国人選手の中から名二塁手で一人挙げるとすれば彼を挙げる。
大洋時代は「ライオン丸」で親しまれた。日本的な二塁手のイメージを覆す
強打の二塁手だ。その打撃もさることながら、二塁の守備も定評があった。
外国人特有のスナップスローから繰り出される一塁への送球は、手がしびれ
るとファーストが嫌がったほど。
篠塚 和典(75~94、読売ジャイアンツ。)
抜群のバットコントロールは職人技だったが、守備も4度のゴールデングラ
ブ賞にみられるとおり定評があった。二塁手を志すアマチュアに、断トツの
人気者だった。
大石 大二郎(80~94、近鉄バッファローズ。)
「さわやか大ちゃん」と呼ばれた彼は、小柄ながらも、走攻守の三拍子そろ
った好選手。篠塚同様、二塁手で女性子供にも人気者というのは稀有な存在。
辻 発彦(84~99、西武ライオンズ。)
巨人V9時代を支えたのが土井正三なら、西武黄金期を支えたのが彼だった。
バッティングもしぶとかった。
正田 耕三(85~98、広島カープ。)
スイッチヒッターとして日本プロ球界初の首位打者にも輝いた彼は、
“根性”、“ひたむきさ”という言葉がぴったりの、「広島野球の体現者」
そのものだ。金本アニキの系譜をたどるとき、彼、抜きでは語れないだろう。
打っても守っても、相手チームに嫌がれる存在感こそ、彼の本分だ。
プロ野球の二塁手で特徴的なことは、遊撃手から二塁手にコンバートするケースがとても多いことだ。それはアマチュア野球では、遊撃手と二塁手に能力差が大きいからだろう。多くの内野手は遊撃手としてプロ入りして、二塁に回ることが圧倒的に多いのだ。高木守道のように、アマチュア時代から二塁手でならして、そのまま二塁手としてプロ入りする選手は珍しい。
もちろん、タイガースにも名二塁手はいる。私の記憶に留まっている、最初の二塁手は中村勝広だ。私が現役時代を知りえる、主な二塁手を挙げてみた。
■ タイガースの二塁手
中村 勝広(72~82)
榊原 良行(75~81)
岡田 彰布(80~93)
和田 豊(85~01)
今岡 誠(97~)
藤本 敦士(01~)
関本健太郎(97~)
もうひとつ、手元にファンが選んぶタイガースベストナインの投票結果も興味深い。このなかの二塁手部門の結果は次の通り。
■ ファンが選ぶベストナイン 二塁手部門
断トツで岡田監督が選ばれている。タイガース史上まれに見る、打てる二塁手の筆頭だ。守備も俊敏、軽快という印象ではなかったが、スローイングが安定しているため、見ていて危なげなかった。間違いなく彼も、球史に名を刻む、名二塁手の一人。
三位の和田豊もファンにとっては特別な存在だ。85年の優勝した年から17年間、暗黒時代のタイガースを下支えしてくれた功労者である。タイガース一筋で、ひたむきに野球に取り組む姿には、ファンの誰もがリスペクトを捧げるだろう。名二塁手ではなく、名誉二塁手の称号を送りたい選手だ。
■ 二塁手待望論
ふと気が付くと今のタイガースは、岡田監督、正田、和田両打撃コーチと、名だたる名二塁手揃いではないか。そんな首脳陣だからこそ、藤本、関本の両二塁手に対して、要求するハードルが高くなるのも当然なのかもしれない。どちらの選手も、いい物を持っているのだが、あきらかに何かが足りない。そんなもどかしさを、名二塁手たちは感じているのではなかろうか。
岡田監督が秋のキャンプで、赤松をセカンドにコンバートしようとしたのは、そんな思いが作用したように思うのだ。しかし、名二塁手・岡田だからこそ、その無謀さも分かっていたはず。だからこそ、岡田監督の、二塁手を待ち望む切実感とあせりを感じたのだ。
今、二軍を見渡したとき、次の二塁手候補を見つけることが出来ない。まだしばらくは、藤本、関本のツープラトンで模索を続けるしかあるまい。
鳥谷が遊撃手として大きな成長を見せた今、向こう十年くらい、鳥谷と一緒に二遊間を託せる若手の台頭を、待ち望んでいるのだ。
今も昔も、内野の花形は遊撃手。二塁手は遊撃手よりも、一歩引いた存在。それでいて内野を引き締める、地味ながら重要なポジションに違いないのである。
ずっと二塁手という呼び名が不思議だった。一塁手と三塁手は、それぞれ一塁ベース、三塁ベースを一任されているのに、Second baseman と呼ばれる二塁手は、二塁ベースを一任されているとは言えないからだ。調べてみると、ベースボールの創成期には二塁手が二塁ベースを一任されていたのだとか。そして遊撃手は、塁にとらわれない野手として、投手と二塁の中間あたりで、自由に移動しながら守っていた。Shortstop と呼ばれる所以だ。しかし全体的に右打者が多いため、二三塁間に打球が集まることが、次第に遊撃手を現在の位置に落ち着かせた。その結果、二塁手は一塁ベースよりに守るようになったようだ。もし今、名づけるとすれば、二塁手と遊撃手は、二塁右翼手と二塁左翼手がふさわしいかもしれない。
遊撃手のような華やかさはないが、「内野手の司令塔」と呼ばれるくらい、二塁手の役割は多彩だ。内野の陣形指示や、連携プレーでは、ほとんどにからんだりする。年々、左打者に好打者が増えていることや、右打ちできる右打者が多くなってきたことも重なって、ますます二塁手の守備機会が増してきている。二塁手のワンプレーが勝敗を分けかねない。
二塁手にとっての見せ場は、6-4-3のダブルプレーと、二遊間の打球を逆シングルで止めた時に見せる、反転しながらのファーストへのジャンピンスロー。このキレとスローイングの速さ、正確さが命。体操競技で見せる“ウルトラC”の決め技の如し。遊撃手ほどの強肩は必要ないが、遊撃手以上に身軽さが必要だ。小兵選手が多い理由はそんなところにあるのだろう。
私がプロ野球を見だした70年頃は、名二塁手とよばれる選手が目白押しだった。
■ 70年以降の名二塁手
高木 守道(60~80、中日ドラゴンズ。)
県立岐阜商時代、立教時代の長嶋茂雄に二塁手を勧められたのがきっかけ
で、二塁手の道を歩む。走攻守の三拍子そろった、名二塁手としての完成形。
長きにわたってドラゴンズの内野を支えてきた。別名「むっつり右門」。
高木の無愛想さに悩んだ球団は、契約更改時に「ファンに対して笑顔を見
せたら、年俸100万円アップ」という条件を出した、という逸話がある。
土井 正三(65~78、読売ジャイアンツ。)
V9時代のジャイアンツを支えたのが、二番・二塁土井の存在だ。
王、長嶋のつなぎ役としては、あまりにも有名。ステレオタイプとしての二
塁手の代表的存在だ。
ジョン・シピン(72~77、大洋ホエールズ。78~80、読売ジャイアンツ。)
外国人選手の中から名二塁手で一人挙げるとすれば彼を挙げる。
大洋時代は「ライオン丸」で親しまれた。日本的な二塁手のイメージを覆す
強打の二塁手だ。その打撃もさることながら、二塁の守備も定評があった。
外国人特有のスナップスローから繰り出される一塁への送球は、手がしびれ
るとファーストが嫌がったほど。
篠塚 和典(75~94、読売ジャイアンツ。)
抜群のバットコントロールは職人技だったが、守備も4度のゴールデングラ
ブ賞にみられるとおり定評があった。二塁手を志すアマチュアに、断トツの
人気者だった。
大石 大二郎(80~94、近鉄バッファローズ。)
「さわやか大ちゃん」と呼ばれた彼は、小柄ながらも、走攻守の三拍子そろ
った好選手。篠塚同様、二塁手で女性子供にも人気者というのは稀有な存在。
辻 発彦(84~99、西武ライオンズ。)
巨人V9時代を支えたのが土井正三なら、西武黄金期を支えたのが彼だった。
バッティングもしぶとかった。
正田 耕三(85~98、広島カープ。)
スイッチヒッターとして日本プロ球界初の首位打者にも輝いた彼は、
“根性”、“ひたむきさ”という言葉がぴったりの、「広島野球の体現者」
そのものだ。金本アニキの系譜をたどるとき、彼、抜きでは語れないだろう。
打っても守っても、相手チームに嫌がれる存在感こそ、彼の本分だ。
プロ野球の二塁手で特徴的なことは、遊撃手から二塁手にコンバートするケースがとても多いことだ。それはアマチュア野球では、遊撃手と二塁手に能力差が大きいからだろう。多くの内野手は遊撃手としてプロ入りして、二塁に回ることが圧倒的に多いのだ。高木守道のように、アマチュア時代から二塁手でならして、そのまま二塁手としてプロ入りする選手は珍しい。
もちろん、タイガースにも名二塁手はいる。私の記憶に留まっている、最初の二塁手は中村勝広だ。私が現役時代を知りえる、主な二塁手を挙げてみた。
■ タイガースの二塁手
中村 勝広(72~82)
榊原 良行(75~81)
岡田 彰布(80~93)
和田 豊(85~01)
今岡 誠(97~)
藤本 敦士(01~)
関本健太郎(97~)
もうひとつ、手元にファンが選んぶタイガースベストナインの投票結果も興味深い。このなかの二塁手部門の結果は次の通り。
■ ファンが選ぶベストナイン 二塁手部門
順位 | 選手 | 得票 |
1 | 岡田彰布 | 958 |
2 | 今岡 誠 | 665 |
3 | 和田 豊 | 500 |
4 | 鎌田 実 | 132 |
5 | 中村勝広 | 106 |
断トツで岡田監督が選ばれている。タイガース史上まれに見る、打てる二塁手の筆頭だ。守備も俊敏、軽快という印象ではなかったが、スローイングが安定しているため、見ていて危なげなかった。間違いなく彼も、球史に名を刻む、名二塁手の一人。
三位の和田豊もファンにとっては特別な存在だ。85年の優勝した年から17年間、暗黒時代のタイガースを下支えしてくれた功労者である。タイガース一筋で、ひたむきに野球に取り組む姿には、ファンの誰もがリスペクトを捧げるだろう。名二塁手ではなく、名誉二塁手の称号を送りたい選手だ。
■ 二塁手待望論
ふと気が付くと今のタイガースは、岡田監督、正田、和田両打撃コーチと、名だたる名二塁手揃いではないか。そんな首脳陣だからこそ、藤本、関本の両二塁手に対して、要求するハードルが高くなるのも当然なのかもしれない。どちらの選手も、いい物を持っているのだが、あきらかに何かが足りない。そんなもどかしさを、名二塁手たちは感じているのではなかろうか。
岡田監督が秋のキャンプで、赤松をセカンドにコンバートしようとしたのは、そんな思いが作用したように思うのだ。しかし、名二塁手・岡田だからこそ、その無謀さも分かっていたはず。だからこそ、岡田監督の、二塁手を待ち望む切実感とあせりを感じたのだ。
今、二軍を見渡したとき、次の二塁手候補を見つけることが出来ない。まだしばらくは、藤本、関本のツープラトンで模索を続けるしかあるまい。
鳥谷が遊撃手として大きな成長を見せた今、向こう十年くらい、鳥谷と一緒に二遊間を託せる若手の台頭を、待ち望んでいるのだ。
ぱぴさんも年末、年始と忙しそうですね。
残り少ない学生生活を、存分に満喫してくださいよ。
働き出したら、そりゃもう・・・。(ちょっと脅してみたかっただけ(笑))
>今は「筋金入り」「安全装置付き」とは!何かあったのでしょうか?(笑)
何かないといけませんか?(笑)
何もないんですけれど!(笑)
今年2発目の記事もいわほーさんの論全開ですね!!皆様が熱いコメントを寄せるのも当然ですね~
そろそろ虎ビギナー、ルーキーを脱したいぱぴですが、いわほーさんの記事読んで「いやいやまだだな~」と思いました!いわほーさんのように、ポジションでもなんでも「好きなのは?」と聞かれて、自分のこだわりをどんっと語れるようになりたいです♪
ところでいわほーさん、ブログ左脇の「自己紹介」をマイナーチェンジしましたね(笑・気づくの遅かったでしょうか?)以前は「虎ファンのようです」なんて書いていらっしゃったのに、今は「筋金入り」「安全装置付き」とは!何かあったのでしょうか?(笑)
⇒森無礼子さん、いやtacocoさん^^
鎌田実さんは残念ながら見ることが出来ませんでしたが、高木もシピンも知らない世代に、すこしだけ自慢してやりましょう。大石大ちゃんのオールスター戦の、あの打席。私もしっかりと焼きついています。
森無礼子さん、70でもバリバリに走っていてくださいよ!
⇒ばかぼん父さん
その昔、二塁手、遊撃手は守備だけで飯が食えた。しかし、最近の風潮は打撃に傾きすぎているのは事実ですね。中村勝広の通産打率が打率 .246。その時代なら藤本も決して見劣りしなかっただろうに。
右中(線)間ヤマト君(笑)には、守備だけでもファンを釘付けできる選手を目指して欲しいです。
⇒kingkazuさん
荒木を見ていると、身体能力を比べて、遊撃手>二塁手とした常識をくつがえしてくれる選手ですね。WBCの候補に挙がるのも当然か。
荒木を超える選手の養成を島野監督に託しましょうぞ。
私は現役では、やはり荒木ですね。たくさんのプレーを見ているためでもあるが、守備範囲、判断、スローイングの正確さ、肩の強さ、どれを取っても、悔しいけれど荒木です。
仰っています、種田・石井の去年に見たゲッツーは綺麗でした。二人が互いに、寸分の狂いも無い正確さでした。この二人と多村の守備が有るから、横浜は強いチームです。
ショートは肩が強くないと勤まらないので、
内野手として身体能力の高い選手がやるポジション。
セカンドはゲッツーをとることが見せ場で、素早さと正確さが要求される、素質よりも経験や真面目な修練が必要なポジションだと思います。
「キャプテン」でも、努力型の丸井のポジションだし(^^;)。
阪神の2塁手は私も中村勝からですが、最近(といっていいのか?)は、岡田、和田、今岡、関本とどっちかいえば、打撃を活かすためのセカンドが多い。そんな中、藤本だけ守備重視か。
守備好きな私は、実はまだまだ、セカンド藤本に期待しています。自分のことを「磨き続けてナンボのブリキ」と呼ぶ彼には、相応しいポジション。
今のところ打順の中では居場所が??(泣)ですが、レギュラーにしがみつければ、私的には名二塁手候補。
右中(線)間ヤマト君には、焦らず、でも3~4年くらいで、まずは守備要員でも一軍にお呼びがかかるように頑張って欲しい。
名二塁手を経て前田大和監督が優勝を成す頃には、私は森無礼子と名乗って「大和はなぁ、当時の二軍監督の愛弟子でなぁ・・」等と蘊蓄を語ろうっと。
⇒りさ・ふぇるなんですさん
ずるさが足りませぬか。ふたりとも顔にハートが丸写りするタイプだしね。覆面でもかぶせますか。(覆面選手は協約違反なのか?ルーキーって映画で一茂が付けてませんでしたっけ?)
大和君には是非ともセカンドを守ってもらいましょう。
そして右中間を深々と破られた時、大和君に中継にはいってもらいましょう。
右中線間ヤマト!
オヤジかましてゴメン>orz
⇒yuさん
荒木-井端コンビに引けを取らない二遊間コンビ。
名二塁手揃いの首脳陣、最大の宿題です。
ジョージ・ハリスンの神経質で気の弱そうなところが、放っておけない気持ちにさせられる。でも、ビートルズ解散後に見せた行動力には、すっかり見直しましたよ。
⇒kisaragi-earth
kingkazuさんのこの記事、面白いですよ。^^
タイガース背番号6物語。
http://blogs.yahoo.co.jp/kingkazu3750/21931301.html
⇒kingkazuさん
そのkingkazuさん。現役のセカンドでNO1は誰でしょうかね。荒木もたしかにいいけれど、種田もしぶくて、本当にいやらしい二塁手ですね。(これ褒め言葉です。)
⇒森無礼さん
鎌田実さんは、いろんな伝説や逸話で耳にするのですが、この目で見たことないので、残念ながら書きようがありません。
吉田-鎌田の二遊間コンビ、すごかったんでしょうね。
鎌田実さんの野球解説(サンテレビ)、虚飾のない解説ぶりが大好きでした。最近は耳にする機会が少なくて残念ですが。
⇒pixyさん
長野から遠路はるばる、ようこそお越しくださいました(笑)。
>なんでも近鉄時代はバックトスを受ける相手がいなくて
>三原監督と対立、再びタイガースへ移籍となったらしいです
その話、聞いたことあります。逸話がまた、興味と好奇心を呼び起こすんですよね。
pixyさんのこの記事、「背番号51物語」も面白い。^^
http://blog.goo.ne.jp/pixy4474/d/20051218
⇒おかぼんさん
丁寧に探せば、まだまだ名二塁手は沢山いますよね。それに、仰木さん、古葉さん、土井さん、中村勝さん・・・。二塁手出身の監督が多いのも特徴ですか。
前田大和君をショートとしてではなく、はじめからセカンドで育てるのも悪くはないでしょ。鳥谷が向こう7~8年はショートで安泰に思えるますから。
ヤ・青木が二塁手デビューなんて記事を見ると、うちの赤松もって思ってしまいますよね。
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200511/bt2005110805.html
⇒wanさん
「さわやか大ちゃん」懐かしいね。小兵だらけの二塁手の中でもひときわ小柄だったもんね。しかしカッコよくって、さわやかで。女性の近鉄ファンが増えたはずだわ。
■ 当時の近鉄の顔
・女性のアイドル⇒大石
・オヤジのアイドル⇒小川
小さくても野球選手になれるんだっの代表選手でしたね。
>「内野手の司令塔」と呼ばれるくらい
高校野球でも主将に二塁手が多いのはこれですよね。
野球を知っているっという表現をよく実況でも使われるし。
>ジョージ・ハリスン
って、4人の中でいつも最後まで名前が出てこない人でした…。
シピンは,足の長さ,長髪・ヒゲのワイルドな風貌,当時の大洋の緑とオレンジのユニフォームが似合うところ,確かに日本人離れした二塁手でしたね。外国人のセカンドということでは,マルカーノ(阪急,ヤクルト)もよかった。ずんぐりした感じだが敏捷で肩が強く,バッティングも勝負強かったという印象があります。
さてタイガースの二塁手。ちょうど1年前,監督が内野の大幅なコンバートに着手した際,シーツの起用に関して一部でいろいろと言われていました。当初はファーストでも,結局ショートまたはセカンドで起用することになるのではないか,という予想です。しかし,岡田監督は,それはあくまでも非常事態であるとし,徹底して遊撃・鳥谷,二塁・藤本と関本の併用を崩さなかった。目先の勝利にこだわるのであればそういう選択もあったかもしれない。だが中長期的に安定したチーム力を発揮できるようにするためには,二遊間は助っ人にまかせるのではなく自前で育てることが大切だという信念に基づく起用だったと思います。
選手・岡田は,二塁手として,タイガース史上最多試合に出場している(はず)。しかし,新人の年はブレイザー監督がセカンド・ヒルトンを起用したためしばらくは出場できなかった。この件がきっかけでブレイザー解任となったんですが,このときの経験も,監督・岡田の選手起用に少なからず影響を与えているというのは考えすぎでしょうか。
赤松の二塁テストは,赤松本人への,そして藤本,関本への「刺激剤」であり,今のところそれ以上のものではないように見えます。赤松(そして関本)の本来の良さが二塁で生きるのか,という疑問が消えません。二軍で前田大和君を鍛えよというのは大賛成。まずは,二軍の二塁レギュラーを目指してがんばってほしい。トライアウトを経て入団した石橋選手あたりもここに食い込んできてほしいもの。
最初に戻りますが,「内野のポジションで言えば二塁手」というのは面白い観点ですね。
確かにビートルズで言えば,ポールは「華麗なショート」,ジョンは「天才サード」,リンゴは「仏のファースト」で,やっぱりジョージは「堅実なセカンド」って感じですものね。
キャンディーズではミキちゃんが二塁手,うーん納得する(笑)。では,ランちゃん,スーちゃんはどっちがショートかな,なんて考えてしまいました。確かデビュー時点では三人の真ん中はスーちゃんで,今一つぱっとしなかったためランちゃんを真ん中に変えたと記憶していますが,あれはコンバートの成功だったんですね(笑)
長文失礼しました。
ポジションどりが達者で二塁ベースの真後ろまで捕球できたから、バックトスにも磨きがかかったのでしょう。
ショートストップの語源にも大納得です。知らなかったなあ!
最近、顔も声も遠ざかっているが、解説者を一人挙げよと言われたら鎌田実さんを推します。牛若丸があれほどの名声を勝ち得た蔭に鎌田さんの地味なサブが有ったからと信じています。
身贔屓でしょうが、ドラの二人より技量は上だったでしょう。
タイガースでは鎌田実でしょう。生では多く見たわけではないが、凄い守備の印象があります。
現役では、悔しいけれど、中日の荒木です。特に一塁側の深い打球を、普通の選手だったら倒れこむ所を、立ったまま処理するのが抜群に上手い。あと、私は未だ見たことがないが、知人が言うには、ロッテの堀は、一二塁間の真ん中位から、山なりではなく凄く早い送球のバックトスが出来るらしい。ぜひ見てみたいです。
ショートって最初は、そんなところを守っていたんですね! 面白い~。勉強になりました!
岡田監督、正田、和田両打撃コーチ……ほんとだ、名二塁手が揃っていますね。贅沢だ(笑)
ぜひこの三人に育てられた、名二塁手を見てみたいです。
篠塚選手あたりからは、私も記憶に残っていますよ~。
大石選手とか、懐かしい!
そしてセカンドといえば、私は和田さんが大好きでした。今も昔も、背番号6には弱いようです(笑)
>二遊間の打球を逆シングルで止めた時に見せる、反転しながらのファーストへのジャンピンスロー。
これかっこいいですよね。
藤本選手も慣れない2塁で健闘しているんでしょうが、早く鳥谷選手との華麗な2遊間が見たいですね。関本選手はやっぱり2塁手という感じがしないなあ・・・。私もなぜかジョージ・ハリスンが一番好きでした。(笑)My Sweet Lord とか・・・。
守備だけを言うならセッキーとフジモンの二人に足りないのは狡知性でしょうか・・?
プレーする上でのずるさが足りないんですよねえ・・
あとプレー面ではスローイングが不安定。
と言いますか、タイガース全般に(外野も含めて)守備のスローイングがタイガースは弱い気がします。
それは肩の強さだけでなく、外野から球を受け取った後の処理とか球を持っていない野手の指示の正確さとか。。
そこんとこをカバーするにはやっぱり銘セカンドが必要なわけです。
>前田大和君
おお!名前からして名セカンドの予感(^^)