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marieの日記帳

毎日の出来事や趣味の事、商品の感想、
家族として迎えたトイプードルのホークとの生活
などを綴っています。

大英博物館展―プロローグ~儀式と信仰 2

2015年04月20日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
プロローグ モノは語る

展示室を入って、最初に目に入るのは、二つの棺です。
古代エジプトの棺
紀元前600年ごろ エジプト


緑色に塗られた顔は、植物と復活をつかさどる神オシリスに
関連するそうです。

棺桶 ライオン 2003年ガーナ国立民族博物館蔵

こちらも棺桶なのですが、古代のものではなく、現代のもの。
ガーナのガー族の棺で、1950年から死者の個人的な願望や功績を
反映したものが作られるようになったそうです。
生前ハンターとして知られた人の葬儀で使われたもので
棺は、ただご遺体を安置しておく入れ物という発想に留まらないところが
遊び心があって面白いと思いました。

第1章 2000000BC~2500BC 創造の芽生え


トナカイの角に彫られたマンモス
1万4000年前~1万3500万年前


手で槍を投げるときに強い推進力をつけるため作られた投槍器の一部で
最初期のアート。

カルパトス島の女性像
紀元前4500年~前3200年


大英博物館に所蔵されている最古のギリシア彫像です。
何のためにつくられたのでしょうか・・・・

第2章 3000BC~700BC 都市の誕生


ウルのスタンダード
紀元前2500年ごろ

世界最初の都市、シュメール人の都市ウル(メソポタミア)にある
王家の墓から見つかったものです。
素材に貝、ラピスラズリ、赤色石灰岩、ビチューメン(瀝青)が使われています。
用途は不明です。

ラムセス2世像
紀元前1200年ごろ

紀元前1279年から前1213年ごろまでエジプトを統治したファラオ。
権力の象徴として数多く制作されたそうです。
90歳代で死去したというので、この像は、かなり若かったときのものなのか
イメージなのかは、私にはわかりませんが、美しい顔立ちでした。

第3章 700BC~100AD 古代帝国の出現


ロゼッタ・ストーン(レプリカ)
紀元前196年

大英博物館といえばロゼッタストーンが思い浮かびますが
レプリカが展示されていました。
古代エジプトの象形文字(ヒエログリフ)を解読するカギになった石です。

コロンビア戦士のヘルメット
紀元前500年~後700年


古代コロンビアでは、金は金銭的価値ではなく
太陽の創造力を連想させるものとして珍重されたそうです。
素材は、金・銀・銅をあわせた金合金でできています。

第4章 1AD~800AD 儀式と信仰


ミトラス神像 100年~200年 イタリア、ローマ大理石


ペルシア発祥のミトラス教がローマ帝国全体に広まりました。
この像は、ミトラス神が雄牛を殺し犬と蛇が血を舐めています。
雄牛の血は、再生を意味し儀式で口にするパンとワインは
雄牛の肉と血を象徴したそうです。

ガンダーラの仏像 100年~300年パキスタン ガンダーラ 

人間の姿で表現され始めたころのブッダは、
彫りが深くて端正な顔立ちでした。
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大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史(東京都美術館) 1

2015年04月20日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
世界最初の国立博物館である大英博物館の
100の作品が見れる大英博物館展が東京都美術館で開催されています。

大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史
2015年4月18日(土) ~ 6月28日(日)


開幕日の4月18日(土)18時30分からの特別鑑賞会『大英博物館展ナイト』に
参加させていただきました。
1階にある記念撮影コーナー

ハリーポッター(賢者の石)に登場したチェス駒のもとになった
ルイス島のチェス駒を大きくしたものが置かれています。

東京都美術館での大英博物館展は、今回で4回目を迎え、2003年以来12年ぶりだそうです。

たくさんの収蔵品から選び出した100作品を通じて、
200万年前から現代に至る人類の創造の歴史が
感じ取れる展示になっていました。

作品は、200万年前から現在までを8つの章に分けて展示され
時間の流れに沿って見ることができます。

小説の様に8つの章からなる100作品の中から気になったものを
レポートしたいと思います。

プロローグ モノは語る

第1章 2000000BC~2500BC 創造の芽生え

第2章 3000BC~700BC 都市の誕生

第3章 700BC~100AD 古代帝国の出現

第4章 1AD~800AD 儀式と信仰

第5章 300AD~1100AD 広がる世界

第6章 900AD~1550AD 技術と芸術の革新

第7章 1500AD~1800AD 大航海時代と新たな出会い

第8章 1800AD~ 工業化と大量生産が変えた世界

エピローグ 今、そして未来を語るモノ


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横浜美術館 ホイッスラー展

2015年02月07日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
今日は、夫とホイッスラー展へ行きました。

夫と美術館なんて久しぶりのことですが、夫が珍しくチケットを
いただいてきたのでこの運びになりました。


ホイッスラー展の撮影はです。
アメリカ生まれのホイッスラーが、画家を志しパリに渡り
ロンドンに移住し、日本の文物に影響を受けたことが
作品を追って現れていて、興味深かったです。

また、歌川広重の浮世絵とホイッスラーの作品が並べて展示されているところがあり
構図や描き方の類似点を理解することができました。
浮世絵の無駄のない線と構図の美しさ、改めて素敵だと思いました。

動画で説明のあったホイッスラーによる現存する唯一の室内装飾ピーコック・ルーム
天井は、ピーコックの羽をイメージして描かれ、青い壁に描かれた金のピーコックが美しかったです。


横浜美術館のコレクション

左:嶋田しづ  舞い上がる虹―テアトルにて
右:辰野登恵子  NUTITLED96-3


奈良 美智  春少女
2012年横浜美術館で開催された個展『君や僕にちょっと似ている』に出品された作品


北久美子
夢想植物園・・・Y

ランチは、向かいのマークイズみなとみらいで。
食後に立ち寄った3COINSでタイツが半額になっていたので
3足も買ってしまいました。

コットンなのでウール物より寒いですが
寒い季節、厚手のタイツを履くと、手放せなくなりました。
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兵庫県立美術館

2015年01月19日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
1月17日、阪神淡路大震災から20年経った日、
母とHAT神戸に立ち寄りました。

高校生の頃、学校帰りに立ち寄った兵庫県立近代美術館は、
兵庫県立美術館としてHAT神戸に移設され
兵庫県立近代美術館の後は、
兵庫県立美術館王子分館 兵庫県立美術館王子分館・原田の森ギャラリーになっていることを
ずーっと知らないでいたので、ちょっと訪ねてみたかったのです。

兵庫県立美術館

企画展のホドラー展は、1月24日からで、
阪神・淡路大震災20年展が午後からでしたので、午前中は人が少なくレストランも閉まっていて
閑散とした感じでした。

美術館から眺めた海の景色

 HAT神戸は、以前は、川崎製鉄阪神製造所、神戸製鋼所などがあったのですが
阪神・淡路大震災の被災で西へ移転し空き地になったところにできたようです。

随分景色が変わったと思いました。

兵庫県立美術館の入口にあった「エッフェル塔ー板状」

フランス人セザール氏によるエッフェル塔の廃材で作られた「再生」を
テーマにしたブロンズの作品。

HAT神戸を後にして、三宮で母と食事をしながら
たわいもないことをしゃべっているうちに帰る時間になりました。

遠方に住んでいると母と一緒に出かける時間もなかなかとれないので
私にとっては、貴重な時間でした。
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横須賀美術館と観音崎

2014年10月26日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
昨日の続きです。
再び車に乗って三浦半島の東端にある観音崎へ。
観音崎遊歩道を歩いてみました。



岩場では、釣りをする人の姿が見られ、海には、白い帆を広げたヨットが進んでいく光景も見れました。

観光客の姿はまばらで、その分静かな海の光景が広がっていました。

観音崎の向かいにある横須賀美術館

美術館の1階にあるレストランは、海を見ながら食事が楽しめるので人気です。
以前に訪ねた横須賀美術館の記事。
おいしいアート展が会期中でしたが、それは、見ずに屋上からの風景を楽しみました。

車は、横須賀美術館の駐車場を利用。
(1時間310円※展覧会ご観覧の方は最初の1時間無料  /10月25日撮影)

帰り道、近くのセントラルスポーツに立ち寄って一汗流しました。


大黒屋で買った株主優待券1枚1400円で二人利用できます。

フィットネスジムが違うとマシンも違うのでいつもと違ったマシンを使ったら
軽い筋肉痛になりました
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神奈川芸術劇場(KAAT) パブリックビューイングを見ました

2014年10月15日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
今日は、神奈川芸術劇場のアトリウムで展示されている曽谷朝絵氏の作品「浮かぶ」を観ました。
展示時間は18時~21時ですが、日没が早くなってきたので
17時半過ぎには、映し出されているみたいです。


警備の人が「5階から見ると正面に見えるよ。」と教えてくださったので
エレベーターに乗って5階からも観てみました。



映像は、刻々と変化していきます。

現在KAATの約20mに渡る外壁ガラス面に光の水しぶき≪Splash≫が描かれているのですが、
外から見るとガラス面とパブリックビューイングが重なって眺められます。



昼間は、こんな感じです。


期間は、11月3日まで。

今日は、雨が降り急に寒くなりました。
レインコートを羽織っていたのですが、寒くて
裏地のついたもう少し厚手のコートにすればよかったと思いました。
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仮想のコミュニティ・アジア―黄金町バザール2014 ②

2014年10月02日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
仮想のコミュニティ・アジア―黄金町バザール2014①の続き。


 トゥンク・コン・トンさんのブラインドマップ(Blind Map)

大きなロールキャンパスをシロアリに食べられたことで出来上がった絵画。

勉学と仕事のため田舎からホーチミンシティに学生として出てきた作者は、
安い家賃のところを住処としそこには、シロアリがいたそうです。
アパートの隅に置かれた真っ新なロールキャンパスがシロアリに食べられ
それによってできた作品でした。
食べられた後の細かい幾何学的な形は、シロアリにしかできない技のように感じます。

 西京人(小沢剛、チェン・シャオション、ギムホンソック)


西京国に住む勇気のないライオンと知恵のないカカシ、心のないブリキの木こりの3人(オズの魔法使いのよう)が
相手の衣装を貸してほしいと着替えるシーンが続きます。
オチは、ないみたい。

木村了子

4人のイケメンアーティストとの恋愛をテーマにしたロールプレイングゲームが楽しめます。
会場を回ってゲームブックを読みながら恋の行方を知ることができます。


 李仁成(イ・インソン)さん
街中にありよく見ないと気が付かない傷や偶然にできた抽象画のような
平面を見つけて大きなパネルなどで展示する作品


ポール・モンドック

土に突っ込んだ車と傍らに座るホームレス風の人形が印象的な作品。
現代社会の気づかぬふりをして通り過ごそうとしている風景を
垣間見た気がしました。

 mujikobo

佐野彩夏 光る
2畳ほどの狭い部屋の壁が黒く塗られていて作品が展示されていました。
窓の外は、大岡川が見えます。

仮想のコミュニティ・アジアのパスポートである小冊子の最終頁の
スタンプラリーのスタンプ集めのため初黄日(はつこい)商店街でお買い物。

谷口商店さんで豆菓子を買いました。

お試しサイズ100円x3袋

遅いランチをそば処辰巳庵で。


親子丼  650円(てんぷらはサービスでした)

創業明治4年の日本最古の西洋理髪店 柴垣理容店をお邪魔しました。



スタンプを全部集めて高架下スタジオsiteAへ持っていくと
景品がもらえます。
クリアファイル・作家さんの絵葉書・バッジのなかから一つ選べるということで
安部泰輔さんのバッジをいただきました


黄金町バザールは、2008年より毎年秋に開催されているそうです。
私は、今年初めて回ってみましたが、
いろんな作品をみたり、商店街の昔からあるお店を訪ねることができて
結構楽しめました。
回を重ねて訪ねてみるといろいろな発見がありそうな気がします。
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仮想のコミュニティ・アジア―黄金町バザール2014 ①

2014年10月02日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
京急線「日ノ出町駅」から「黄金町駅」の間の高架下スタジオ周辺のスタジオ、
その他屋内外を会場に
アジアを中心とした国内外の若手アーティスト合計37組の作品が 展示されている
「仮想のコミュニティアジア」黄金町バザール2014へ行ってきました。
9月23日にもBankArtからシャトルバスに乗って黄金町バザール2014を
見せていただいたのですが、夕暮れ時でゆっくり見れなかったので今回で2度目の訪問です。

チケットを見せると会期中何度でも見れる小冊子になったパスポートがいただけます。


家から横浜駅方面のバスに乗り、長者町5丁目で下車して徒歩で日ノ出町へ。





たくさんの作品を見せていただきましたがその中から気になったものをアップしたいと思います。

 ヒノデリー

普段からこの地で制作をしているアーティスト4人によるオリジナル商品が
買えるところ。

 ライヤー・ベンさんの『さとうきび娘の記憶』

1960年代サイゴン(現ホーチミン)で生まれたさとうきびジュースの屋台に描かれているキャラクター
シュガー・ケイン・レイディーを集めた作品。


このキャラクターは、ベトナム戦争当時
南ベトナムに持ち込まれた資本主義の思想に関係あるという。

そういわれてみれば、このキャラクターの女性は、アジアンという雰囲気が感じられず、
煙草を持った女性が変化して行っているように見えました。

今日では、さとうきびジュースの屋台には、このキャラクターは描かれていないそうですが
シュガー・ケイン・レイディーを掘り起し再構成した作品だそうです。

 ウダム・チェン・グエンさん

ベトナムのエンジニアチームとともに開発した世界初のリモートドローイングマシーン。
アプリを端末にダウンロードすることで世界のどこからでも24時間黄金町の会場で
マシーンが動かせるのですが
この会場ではタブレット端末の液晶画面をタッチすることで
リモコンカーに装着されたペンが、車を動かすことで床に線が引けるようになっていて
体験ができました。
また2階では、砂に線が引けるようになっていました。


 シンディー・望月さんの占い部屋

対面で占いを受けていたかのように並んでいるテーブルと椅子
その背景に鳥が描かれています。

中谷ミチコが制作した作品《鳥の部屋》
うまく撮れなかったのですが、鳥は、壁に彫られていて胴体部分が
凹んでいます。

この建物の階段を上がっていくとピアノの調べが聞こえ
丸い穴がたくさん開いた黒い扉があります。
丸い穴を覗いてみると壁にピアノを弾く女性の姿が映しだされ、
そこでピアノを弾いているかのような雰囲気てした。

シンディー・望月さんの巷の夢

ヤヤ・スンさんのBlack Umbrella Thursday Memorial

1998年改革がインドネシアに起こりスハルト独裁政治に終止符が打たれたが
今も多くの問題を抱えているインドネシア。
1997年から1998年にかけてスハルト政権抗議デモに参加した活動家たちは誘拐され
13人はその後姿をみせることはなく
大学で開かれた抗議集会では、6人の学生が治安部隊によって射殺された。
この作品は、消息不明または射殺された活動家の写真で写真の貼っていない額縁は、
政治的暴力について記憶を書き込んでいくために白紙状態にしているそうです。
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ヨコトリ2014 横浜美術館と新港ピアをまわってきました

2014年09月26日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
今日は、仕事がお休みだったので娘とヨコトリへ。

横浜美術館と新港ピアをぐるっとまわりました。
第7話 光にむかって消滅するは、
美術館のカフェ小倉山に置かれている作品です。
アーティスト:三嶋安住+三嶋りつ惠



ヴェネチアを拠点に、ムラーノの伝統技術を使って作られた
ガラスの作品がカフェのテーブルに置かれ

三嶋りつ惠

壁には、絵が掛けられています。

三嶋安住

お母さんと息子さんの作品です。

何を表現しているのか・・・わかりませんでしたが
動きを感じる作品でした。

ヨコトリお得ガイドを見て決めたランチのお店


横浜美術館の向かいにあるマークイズみなとみらいの4F CHAO
油淋鶏(ユーリンチー)

1000円(税込)

ヨコトリのチケットを見せると食事利用で
ソフトドリンクかココナッツアイスが食べれるということで
アイスをたのみました。


食事の後、美術館へ戻ってシャトルバスで新港ピアへ。

鑑賞後、新港ピアのカフェ・オブリオン横浜トリエンナーレ店で
海を眺めながらオブリオンのカクテル

500円
写真ではわかりにくいですが底の部分が黄色で上部がブルー。
グレープフルーツの風味がするさわやかなカクテルでした。

日が傾きかけた海を眺めながら。
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BankART Life Ⅳ-東アジアの夢

2014年09月23日 | 美術館・アート・ヨコハマトリエンナーレ
ヨコハマトリエンナーレの創造界隈拠点連携プログラム

BankART Life Ⅳ-東アジアの夢を見ました。
会場はBankART1929

(開催日8月1日(金)- 11月3日(月・祝)
※休場日 第1・3木曜日
開催時間 10:00-19:00

横浜美術館からもシャトルバスが出ています。



チケットを見せると小冊子になったパスポートがもらえて
会期中何度でもみることができます。


3階建ての建物で1階→3階→2階の順路でまわりました。

東アジア、日本、韓国、台湾、中国、北朝鮮を意識させる作品で
政治的な要因や覇権などの問題はいろいろあるのかもしれませんが
そこに住む人々は、みんな人間味を持った同じアジアンなのだと思いました。

金沢寿美さんの『Rose Line Project ~鉄条網にバラの花を咲かせましょう』という
作品は、38度線を目の前にしたペニョン島が舞台で
南北を遮る約100mの有刺鉄線を約5000本の赤い薔薇が飾られている光景でした。
彼女自身は在日韓国人3世だそうです。

広がるのどかな光景で地球は一つなのに、様々な思惑で分断されている現状に
人間のエゴを感じました。

パスポートがあれば、会期中何度でも見ることができるので
またじっくり見て回りたいです。

この後、シャトルバスで黄金町バザールへ。



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