売上値引きを計上する日付

売上値引きを計上する日付についてよく質問を受けます。

簿記の世界での売上値引きとは、商品を発送し請求書も発行し、そして売上計上も済ませた後に何らかの理由で代金を減額されることをいいます。見積書の金額からの値引きとは違います。

売上値引きは、売上計上とは別の出来事であるから当初の売上金額を減額するのではなく、代金を減額してほしい旨の要望を受けそれを承諾した日付で計上します。例えば、９月３０日に売上計上をして、１０月２０日に売上値引きがあった場合には１０月２０日付で計上することになります。

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★締め切り作業中に値引きが生じた
例えば、９月分の売上計上作業を行っている１０月初旬に売上代金を減額された場合には、９月の売上金額は減額後の金額で行うことになります。その減額は９月の請求額を確定するために行われたからです。