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田中知事、SO分火式の出席を断られる *追加記事あり

2004年09月26日 | 長  野  県  政
2005年3月に長野市などで、知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリ
ンピックス(SO)冬季世界大会」が開かれるが、これの県内で実施されるトー
チランの分火式が25日、伊那市民会館で行われた。
田中知事はこれにシャシャリ出て、障害者の味方のポーズを決めたかったようだ
が、主催者側から「ノーサンキュー」と出席を断られていたことが追撃メルマガ
の取材で分かった。

*追加
下のリンク記事中の写真に見られるトーチランナーに分火する役を田中知事はし
たかったということだろう。この日この役をしていたのはSO日本の細川佳代子
理事長。同理事長は元首相の細川護熙氏婦人。これまでロゴの入ったTシャツの
売却益などを活動資金に当てコツコツ活動してきた。この日はそういった地道に
活動してきた人たちの、いわばひとつの晴れ舞台。
それを田中知事は横から行ってかっさらおうとした。
*ここまで

スペシャルオリンピックスをめぐっては数千万円から一億円に及ぶ金の行方が分
からなくなるなど不明朗な噂があり、関係者の間に怪文書なども出回っている。

*追加
その後分かったのだが、金のことはSONAへの入金が遅れているのは事実だが
そこに何か不正があったかどうかは確認されていない。
田中知事が絡むとなんでも怪しく見えてしまう状況がいまの長野県にはある。

そう見てしまう人たちが結構いるーというのが問題だ。見るほうが悪いのか、そ
う見られるような方が悪いのか、ということだろうが”ノーブレスオブリージュ”
にのっとれば、立場が上のほうがより大きな責任を負うものだろうから、知事で
ある田中康夫に問題があるということになるだろう。

SOはそもそも県は主催者ではない。スペシャルオリンピックス長野(SONA)
という任意のNPO団体が主催者だ。なのに知事がでしゃばり過ぎる。
27日にも長野市内で、そのSONAの移転・開所式があったが、田中知事はそん
なところにまでわざわざ顔を出している。どういう立場で行ったのかよく分からな
い。
行った一番の動機は何かといえば、テレビカメラが来るだろうからーということで
しかない。そんなことで?と思うかもしれないが、その程度の人物なのだ。
分火式の出席を断られたので、開所式に行った可能性が高い。SONAには県の
職員が数十人派遣されているので、ここなら断られないーと踏んだのか。

SO長野 伊那で分火式

SONAの引越しに現れた田中知事