たわ言

思いつくまま

地蔵盆

2016-08-24 16:07:36 | 日記
暑い暑いというのは書き飽きた。 
 町内集会所にあるお地蔵さんの地蔵盆である。22日から準備しますと云っていた。 今日24日の昼前に行ったらもう片付けて何もなかった。

 私は子供の時には地蔵盆はすべて子供たちが計画し実施した。小学校の高等科の生徒が主導して、6年生が5年生が手伝った。集めた燈明銭を清算するのも子供、残ったお金で何日か後に肉飯を炊き地蔵さんのお堂の前庭で食べる習慣が懐かしい。
 子供たちは大津で地蔵盆を体験した。辻々にある地蔵石仏をリヤカーで集会所に運びお祀りする。 福引や景品、地蔵盆用品は京都・丸物百貨店にこの時期になると特設コーナーが設けられ、子供たちの係が買いに行っていた。保護者は一人ついていくだけ、すべて子供たちでやっていた。 23・24日の2日、勉強も塾も忘れて、歌い、踊り、食べて遊びの2日間、よい体験になったと思っている。 特に印象に残っているのは娘の近所の同級生の男の子、T君が十八番の「女の道」を歌って喝采を浴びていた。意味が分かっているのかなと大人たちは話してした。地蔵盆行事が、今も続いていると思う。

 この新興団地には、そんな伝承も歴史もない。 新造の地蔵に老人会がすべてを準備し実施して、子供たちはおやつを貰いにくるだけ、それでも地蔵盆だと思っている。悲しいな。   まいる
コメント
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