D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
VERGE X10で気になっていたところ。。。
リアのスプロケットが11-36という超ワイドレシオなところと、ディレーラーがX9
なのにシフターがX7なところ。
ローギアなんか、軽すぎて前に進まないし、基本ternで山は登らないので不要!
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
でもSRAMの肉抜き形状は気に入ってます。
ロード系にはない感じなので、あえてマウンテン系を貫こうと思わせる形状。
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
ということで、X9グレード(PG-1070)の11-32にしました。
なぜDAHONのP8で使った歯数の11-28じゃないのかというと、フロントが
P8は53TでVERGE X10は55T。さらに今56Tにしようと考えている構想が
あるので、ローギアは32Tにとどめておきました。
それでもローギアの大きさ、結構違いますね。
スポーティなVERGE X10にはあまり大きなスプロケットが似合わない気も
するので、ちょうど良かったかな。
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
ロックリングはブラックからシルバーに変わりました。
ちょっとだけ高級感アップ!?
取り付けはシマノ用の工具であっさり完了。
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
装着時の比較写真までは撮ってませんが、まぁまぁスマートになりました(^^)
で、もひとつ気になってた部分のシフター・・・
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
先にも書きましたが、リアディレーラーがX9なのになぜかシフターがX7なんです。
機能的には十分なんでしょうけど、ここはX9で揃えておいて欲しかった(> <)
てことで交換したのですが、ワイヤーを通し直して終了となるはずが、
思いのほか手こずる事になりました。。。
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
一度装着してみたんですが、なんか動きが変だな~と。
なんと、シフトダウン用のレバーを押した後、レバーが返ってこないんです(笑)
ということで、ひとまず分解です(汗)
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
バラバラ~! 自分よ、元に戻せるのか!?と聞いたところでこの好奇心は
止められません(笑)
中は案外汚なかったので、画像は簡単に洗浄した状態です。
結論から言うと、システムの真ん中ををボルトとナットで貫通締結している
のですが、その締結力とナット側のブッシュがきつすぎてレバーの動きを
阻害しておりました。
最初はリターンスプリングが外れたりしてるのかと思いましたが、あれやこれや
試してようやく究明できました。
原因が分かればこっちのもの。チョコチョコっと手を加えて組み立てます。
レバーのラチェット部もおかしな事になっていたので、ついでに直しました。
(って、これ完全に不良品やないか!直ったから良かったけど。。。)
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これがシフトダウンレバーと、そのリターンスプリング。
テンションはそんなに高くないので、外れないように気をつけるだけです。
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
その上に歯止めを取り付けます。ここにもスプリングがありますが、変に
触らなければ外れません。
最初、変に触ってパチンと飛んでしまい、どう付いてたか分からずX7を
分解して解明しました(笑)
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で、ギアを付けます。一応グリスを付けておきました。
D90 AF-S NIKKOR 35mm 1.8G
で、ワイヤーホルダーを取り付けてボルトを通します。
今回調整した内容ですが、裏側のナットがカラーの役目も担っているので、
そのカラーだけが歯止めに当たるようにしました。
(カラーの周りのブッシュが歯止めに当たると、抵抗になってレバーが戻りません)
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最後に渦巻きスプリングを付けてフタをし、ようやく装着完了!!
X9の文字がより輝いて見えます(^^)ホッ
余談ですが、内部の構造はX7と基本的に一緒でした(爆)
微妙に造形が違う部分もありますが、定価が倍くらいしてるのに
実質は見た目の差だけなのかな?重さも3gしか変わらないし。
もっとベアリング使うとか、レバーの剛性上げるとかして欲しいですね。