２００９ Ｎｏ．１０ ２／２～２／６
作者：中島たい子（集英社文庫）
評価・・・★★★★☆ ４．５
主人公は３１歳の独身女性。元彼の結婚をきっかけに原因不明の体調不良に見舞われることになってしまう。年齢が自分と近いこともあって、共感できる部分も多くておもしろく読めました。
また、語り口もおもしろかったので、どんどんスイスイ読めてしまいました。
他の作品も読んでみたいです[E:happy01]
２００９ Ｎｏ．９ １／３１～２／１
作者：奥田英朗（講談社文庫）
評価・・・★★★★★ ５．０
奥田さんって、ホントは女なんじゃないの！？
・・・って一瞬うたがっちゃいました。
働く女性を主人公にした５話からなる短編集。
結婚してるけど子供はまだの女性、マンションを買うかどうか迷う女性、そろそろ若い女の子から卒業？ときになっている女性、バツイチで子どもを一人で育てながら仕事もがんばる女性、一回りしたの新入男性社員が気になる女性と、いろんなタイプの女性が出てきます。
ヒロインは、みな有名大学を出て総合職で、仕事もできるタイプのようで、そういう“お仕事”の点では自分との共通点というと難しいかな。でも、今の私の状況としては、「マンション」「ガール」のヒロインと少しかぶるところがあるかも。
「ガール」のなかに“生涯一ガール”というセリフが出てくるのですが、私もそうありたいな[E:happy02]