イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

理由は。

2006-01-27 22:12:18 | Weblog


ちょっと唐突な話なんだけど。

誰かを好きになったり、何かを好きになったりするのに、一体どれくらい理由が必要なんだろう。

例えば、僕が誰かに恋をしたとして、「私のどこが好きなの?」ときかれたら、多分僕は一生懸命考えて、明るいところだよとか、優しいところだよとか、ぱっちりした目だよとか、答えたりするだろうけど。

そういう理由は、実は後付けでしかないような気がする。「明るいから好き」なんじゃなくて、好きになった人が明るい性格だから、明るい性格がいいと思っているだけなんじゃないだろうか。極端な事を言えば、これが気に食わない相手だったら、同じ性格でも「能天気で騒がしい」って感じるんじゃないだろうか。

もちろん、対人関係のスキルとして、例えば「人に好感をもたれるテクニック」的なものも有効だし、知っていたほうがいいかもしれないとは思うけれど、感情ってものはそう簡単に理屈や計算だけで動かせるものじゃない気がするんだよ。・・・そう信じたいだけかもしれないけどね。