イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

たとえば

2006-01-15 19:29:26 | Weblog


たとえば、僕と誰かが食事でもしながら楽しく談笑して、機嫌よく別れた後で。一人になった途端にふいに心の中がしん、としてしまって、こんな風に考えちゃうときがある。

僕が楽しいと思ったみたいに、相手も楽しんでくれていたのかな?僕がまた会いたいなあと思うように、相手も思ってくれているのかな?

ひょっとしたら楽しいのは僕だけだったんじゃないのかな。僕と会話しながら、相手は違うことを考えていたりはしなかったのかな。そもそも僕はちゃんと相手と会話していたのかな。

そんなことを考えてしまうのは、いつの間にか僕も、人は楽しくないときも楽しい顔をすることができるって知ってしまったからなんだろうね。一体いつそれを覚えたのかは、よくわからないけれど。

僕の前では、自分の気持ちに正直でいてほしいけど、逆に大事な人だからこそ無理して自分を偽ってしまうこともある。人間て生物は、単純なくせにときどきひどく厄介なものだなあと思うんだよ。

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