■南乗鞍キャンプ場■
キャンプ場に到着後はセンターハウスで手続きを行う。因みに、このキャンプ場は有料会員制で、事前に登録しておかないと予約がとれないどころか、利用そのものも出来ないから注意が必要だ。

晴天時だとセンターハウス付近からは乗鞍岳と御嶽山の眺望がきくはずなのだけれど、この日どころか滞在期間中に両山とも、遂に全貌を表すことはなかった。

受付と料金の支払いをしている最中に3家族が揃い、各自がサイトに向かって設営が始まった。

単一の家族で行動する場合は、オヤジが中心となって行動することで家族の結束が固まるという面があるが、何家族かが集まってキャンプをする場合、その家族ごとにテントの設営法や料理といったキャンプスタイルに個性があってお互いの知恵が吸収しあえるのが嬉しい。
今回は食事スペースを3家族で共用するので、タープ類のレイアウトに工夫を凝らして作り上げてゆく。

食事は定番のバーベキューから始まって、タイ式イエローカレー&子供用のカレー等を作り、特に2日目の夜は「ごちそう」として、丸鶏をダッチオーブンで焼き上げる。

そして夕食の後は、焚き火を囲んで「飲んでしゃべって」を繰り返し、充実の時間を過ごす。

結局、滞在中は朝夕に雨が降り、昼間はその水蒸気が上がって行くということを繰り返していたから、展望も望めず、その点では残念だった。しかし、標高が1600mもあるここは灼熱の下界とは別世界であり、夜中~明け方にかけての就寝時間は冬用のシュラフに薄着で入ってちょうど良い具合だった。
さて、ここで「無印良品南乗鞍キャンプ場」についての感想を…。
景色が良いとされ、それを絶賛する人の数も多いキャンプ場ではあるが、ザッと見て回った感じでは、そういったサイトの数は極限られている。だから、サイトを選ぶ際にはA~Fという5週類(Eは無い)の大雑把な区分けで選んでも意味はなく、区分け内にあるサイトそれぞれで展望の条件が全く違うということを頭に描いておかなくてはならない。
また、このキャンプ場に訪問したキャンパーのブログ等では「植え込みなどで隣のサイトからの視線がウマく遮られて、プライバシーが保たれる。」と言われてはいるが、これまた個々のサイト別で差が激しく、特に通路沿いのサイトの多くは3方を木々で囲まれていても通路側が全面開放されているサイトが多いので、前を歩く人からはモチロンのこと、通路の反対側の人からは、お互いに丸見えになるところが多かった。だからもう少し通路側の植え込みの量を増やして、車が1台スッポリとハマったら外からの視線が遮られるような工夫が欲しいというのが率直な意見だ。(とは言っても、他の一般的なキャンプ場よりもかなり高水準だけど…。)
上述の理由から条件の良いサイトを確保するためには、経験者のブログ等を探して参考にするか、ボクのように1度目は様子伺いで訪問し、2度目以降の予約に生かすしかないようだ。
しかし、残念だが、グズグズと迷っているヒマはそう無い。ここは人気キャンプ場であり、お盆時期や夏休み中の週末は約200あるサイトのほとんどが予約で埋まってしまううえに、その予約自体が半年前から入るので、休みが決まってからの行動では遅いのだ。だから、もし、繁忙期に行くつもりであれば行動は早めにとるべきだと思う。
確かに不自由な面もあるが、トイレや水場は精一杯清潔に保たれ、その数も適当であり、キャンプ環境は充実している。何よりも下界の暑さから解放され、自然の中で過ごす快適さが高度に確保されていることでマイナス面が簡単に相殺されて、オツリが充分にあることが嬉しいキャンプ場だった。
また、今回は利用しなかったが、キャンプ場主催の有料アクティビティやレンタル品も数多く充実しているから、アウトドア遊びに不慣れな家族にも利用価値が高いキャンプ場の一つでもあると思う。
■帰りに「奈良井宿」へ■
最終日、キャンプ場を撤収した後、時間が余っていたので、一旦長野県の木曽方面に降りた後、昨年同時期に時間切れで廻り切れなかった「奈良井宿(ならいじゅく)」を訪問することになった。

奈良井宿では午後5時に閉める店が多いから、注意が必要だ。この日も到着が4時半頃だったので、何軒かの店には入れなかったが、それでも漆器や民具を売る店を充分見ることができ、タイムスリップしたような感覚を体験した。

そして、最後は茶店で木曽地方の名物である「五平餅(ごへいもち)」を購入して今回の旅を締めくくった。

キャンプ場に到着後はセンターハウスで手続きを行う。因みに、このキャンプ場は有料会員制で、事前に登録しておかないと予約がとれないどころか、利用そのものも出来ないから注意が必要だ。

●センターハウス●
晴天時だとセンターハウス付近からは乗鞍岳と御嶽山の眺望がきくはずなのだけれど、この日どころか滞在期間中に両山とも、遂に全貌を表すことはなかった。

●水蒸気に煙る乗鞍岳●
受付と料金の支払いをしている最中に3家族が揃い、各自がサイトに向かって設営が始まった。

●我が家のレイアウト●
単一の家族で行動する場合は、オヤジが中心となって行動することで家族の結束が固まるという面があるが、何家族かが集まってキャンプをする場合、その家族ごとにテントの設営法や料理といったキャンプスタイルに個性があってお互いの知恵が吸収しあえるのが嬉しい。
今回は食事スペースを3家族で共用するので、タープ類のレイアウトに工夫を凝らして作り上げてゆく。

●3家族分の食事スペース●
食事は定番のバーベキューから始まって、タイ式イエローカレー&子供用のカレー等を作り、特に2日目の夜は「ごちそう」として、丸鶏をダッチオーブンで焼き上げる。

●丸鶏のローストチキン●
そして夕食の後は、焚き火を囲んで「飲んでしゃべって」を繰り返し、充実の時間を過ごす。

●キャンプに欠かせない焚き火●
結局、滞在中は朝夕に雨が降り、昼間はその水蒸気が上がって行くということを繰り返していたから、展望も望めず、その点では残念だった。しかし、標高が1600mもあるここは灼熱の下界とは別世界であり、夜中~明け方にかけての就寝時間は冬用のシュラフに薄着で入ってちょうど良い具合だった。
さて、ここで「無印良品南乗鞍キャンプ場」についての感想を…。
景色が良いとされ、それを絶賛する人の数も多いキャンプ場ではあるが、ザッと見て回った感じでは、そういったサイトの数は極限られている。だから、サイトを選ぶ際にはA~Fという5週類(Eは無い)の大雑把な区分けで選んでも意味はなく、区分け内にあるサイトそれぞれで展望の条件が全く違うということを頭に描いておかなくてはならない。
また、このキャンプ場に訪問したキャンパーのブログ等では「植え込みなどで隣のサイトからの視線がウマく遮られて、プライバシーが保たれる。」と言われてはいるが、これまた個々のサイト別で差が激しく、特に通路沿いのサイトの多くは3方を木々で囲まれていても通路側が全面開放されているサイトが多いので、前を歩く人からはモチロンのこと、通路の反対側の人からは、お互いに丸見えになるところが多かった。だからもう少し通路側の植え込みの量を増やして、車が1台スッポリとハマったら外からの視線が遮られるような工夫が欲しいというのが率直な意見だ。(とは言っても、他の一般的なキャンプ場よりもかなり高水準だけど…。)
上述の理由から条件の良いサイトを確保するためには、経験者のブログ等を探して参考にするか、ボクのように1度目は様子伺いで訪問し、2度目以降の予約に生かすしかないようだ。
しかし、残念だが、グズグズと迷っているヒマはそう無い。ここは人気キャンプ場であり、お盆時期や夏休み中の週末は約200あるサイトのほとんどが予約で埋まってしまううえに、その予約自体が半年前から入るので、休みが決まってからの行動では遅いのだ。だから、もし、繁忙期に行くつもりであれば行動は早めにとるべきだと思う。
確かに不自由な面もあるが、トイレや水場は精一杯清潔に保たれ、その数も適当であり、キャンプ環境は充実している。何よりも下界の暑さから解放され、自然の中で過ごす快適さが高度に確保されていることでマイナス面が簡単に相殺されて、オツリが充分にあることが嬉しいキャンプ場だった。
また、今回は利用しなかったが、キャンプ場主催の有料アクティビティやレンタル品も数多く充実しているから、アウトドア遊びに不慣れな家族にも利用価値が高いキャンプ場の一つでもあると思う。
■帰りに「奈良井宿」へ■
最終日、キャンプ場を撤収した後、時間が余っていたので、一旦長野県の木曽方面に降りた後、昨年同時期に時間切れで廻り切れなかった「奈良井宿(ならいじゅく)」を訪問することになった。

●奈良井宿の街風景●
奈良井宿では午後5時に閉める店が多いから、注意が必要だ。この日も到着が4時半頃だったので、何軒かの店には入れなかったが、それでも漆器や民具を売る店を充分見ることができ、タイムスリップしたような感覚を体験した。

●店構えにも風情があって見飽きない●
そして、最後は茶店で木曽地方の名物である「五平餅(ごへいもち)」を購入して今回の旅を締めくくった。

●五平餅●
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