中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

'22版 「完全フカセ用中型電動リール」の話

2022-07-02 12:30:00 | 船釣りタックル&仕掛、戦略他

 このブログの解析を確認すると、タックル系を見ている人が多い事に気付かされるので、今回はそのご要望(?)に応えるカタチで「理想の完全フカセ用電動リール」を語って行く。勿論「完全フカセ釣り限定」の話であり、PEラインを巻く場合とは事情がかなり異なるので、その点は留意して欲しい。

■理想のスペック■

 まずは「理想の完全フカセ用電動リールのスペック」のおさらいから。
 まず第一に来るのがフリー回転の良さで、クラッチオフ時にスプールの軸受け以外に負荷のかからないイシダイ用のリール並に回れば言う事はない.。しかし、電動リールにはレベルワインド(平行巻き機構)が付くため、をれを作動させるギヤを回す事が必要になるので、そこまでには至らない。僅かに、それに近いシステムを持つモデルもあるにはあるが、機種は少ないので、せめてクラッチオフ時にスプールの軸受けとレベルワインド駆動用ギヤがそれ以外のギヤと切り離されるシステムが必要になる。

 次いで、ドラグ性能。長年にわたってリールをバラしたり改良を試みてきた経験から言うと、同じカーボンラグワッシャーであっても、「分厚く構成枚数が少ない」タイプは、絶対値が低く、新しいうちは滑らかさに欠け、反対にヘタり始めるとすぐに滑り易くなるのでアウトになる。だから「薄く構成枚数が多い」タイプが必須になる。理想は6枚以上、及第点は4~5枚だが、枚数が多いほど絶対値が上がる方向に行くのは当然の事だが、緩めた際の滑らかさも出て来る傾向にある。

 3番目はスピードで、カラ巻き時の最高速が分速200m以上は欲しい。
 これは、アタリが出た際にフルスロットルで糸フケを取って負荷がかかった時点での大アワセの為と、やり取り開始時にヒラマサの頭を釣人側に向ける必要があるからで、初期段階でのスピードアップは以後の展開で有利に立てるかどうかの分かれ道になるからだ。
 逆にアタリが出なかった際は回収時間の短縮になり、手返しが増やせる。回収の際にフルスロットルにしない釣人を時折見かけるが、回収時に追い喰いする事があるのはブリ族が殆どで、それが欲しいのなら別だが、ヒラマサ狙いではゆっくり巻く必要はないだろう。

 また、エサの有無を確認したいのなら、ハリにしっかりと付ける方法を覚えるべきで、それさえ確実なら、230m/分級のフルスロットルでも落ちずに戻って来る。
 そのスピードを支えるのは強力なモーターだが、ラインが6~10号、ハリスが8~12号の、完全フカセでのヒラマサ釣りでは、超強力タイプは安心だが必須ではなく、「ある程度強力」であれば事足りるし、変速機構も必要なくシングルスピードで充分だ。

 尚、重量は軽いほど助かるが、800g台前半であれば嬉しい。

 と記してきたが、上記全てを備えたリールは残念ながら存在しない。よって「アチラを立てればコチラが立たず」な製品群の話を進めてゆきたい。

 

■電動リール・ランク■

 

 以下はボクが今まで所有し、実使用したモデル、もしくはそれと基本構造が同じの後継モデルや兄弟モデルで、現在販売中、もしくは在庫が残っているであろう物を個人的見解でランキングした表になる。

メーカー 機種名 フリー回転性能 ドラグ・フィーリング 最大巻上速度
DAIWA シーボーグ500MJ-AT A A- A+ (230m/分)
DAIWA シーボーグ500MJ A A- A (210m/分)
DAIWA シーボーグ600MJ A A A (210m/分)
DAIWA シーボーグ500AT A+ B A+ (230m/分)
DAIWA シーボーグ500JS B A- A (210m/分)
DAIWA レオブリッツ500J B B B (180m/分)
DAIWA レオブリッツS500 A C(非カーボン) B -(170m/分)
SHIMANO ビーストマスターMD3000 A- A+  A (215m/分)
SHIMANO ビーストマスター3000XS C A+  A (215m/分)
SHIMANO ’15フォースマスター3000 C A+  A (210m/分)
SHIMANO ビーストマスター2000(EJ) 特A+ A  A (215m/分)

 

 あくまでもボク個人の主観だが、ランキングを見れば一応、各機種の基本性能が理解できると思うが、各ランクの合計では高位にあっても、それ以外に固有の問題点を抱える機種もある。また、「ここを改良すれば良くなる!」という点もあるので、それを下に記してゆく。


■500~600MJ3兄弟■

 まずはDAIWA製品の中から、現行では最新鋭のシーボーグ500MJ-ATとその兄弟機から。

●シーボーグ500MJ-AT●


 オートで掛かるフカセクラッチが必須と思う人は、シーボーグ500MJ-ATの一択になるが、問題もあって、完全フカセ釣りでは2スピード化は不必要という点と、クラッチオンスイッチ無い点、それにDAIWA製品では一番スムーズな、600MJと同じ7枚構成のドラグではなく、5枚構成になっている点だ。

 2スピード化は負担金額と重量が増える。例えば一つ大型の800番シリーズだと、2速の800MJとシングルスピードの800Jは、同じモーターとドラグを搭載していながら800Jの方が¥37000も販売価格が低く、50g軽いのだ。

 クラッチオンスイッチはオフスイッチの先端を伸ばす等で対応出来たはずだし、ここまで販売価格が高額であるのなら、ドラグワッシャー&プレートを2枚足して、あと¥3000程度のアップなら許容範囲に思えてしまうだけに残念だ。

 尚、500MJ-ATと、ノーマルの500MJとの違いは実用上は問題のない程度の最高速差と上述のフカセクラッチの有無になる。フカセクラッチが不要の場合はこちらで充分であり、代わり(?)に搭載されているクラッチオンスイッチのおかげで、落とし込み釣りとの兼用では使い易くなると思う。

 

 そして、シーボーグ600MJだが、最高速は充分であり、7枚構成のドラグは、ボクが経験したDAIWA製電動リールの中では一番の出来だが、それは緩めて出す方で、締めて止める方にはピーキーさがあって、注意が必要だ。

 巻き糸量が10号/300m近いので玄達瀬の巨マサ狙いにも使用できる。ただ、それでも2スピード化は不要で、それを廃して廉価にしてもらえれば、言う事はない。

 

●シーボーグ600MJ●
 
 尚、完全フカセ・ユースとするのなら、3兄弟共通のフォールブレーキ・ダイヤルは効き過ぎて微調整がやり辛いので、ノーマルタイプに変更して欲しいのが本音だ



■シーボーグ500AT■

 続いて今年からカタログ落ちしたが、まだ店頭在庫があるかも知れないシーボーグ500AT。

●シーボーグ500AT●
 

 パーツリストを確認すれば解るが、500ATの前身モデルであるZ500MMと、そのひとつ前のZ500FTは最大巻上速度に違いはあるが、外装と材質のマイナーチェンジを繰り返しただけで、中身はほぼ同じように思う。

●シーボーグZ500MM●


 このシリーズは軽量であり、用途を完全フカセに限ればパワーは充分なので、まずはデリケートでトラブルが多く、それでいて修理が高額な超音波センサーから、通常のプログラム・タイプに変更する事だ。そうなると昔の「Z無し」の500FTの復刻版になるが、あちらは少しスピードが少し遅い。最高速は210m~230m/分で、せめて5枚構成のドラグが入っていれば合格点になるだろうが、そうやってドラグの強化をし過ぎるとボディが持たないのかも知れない。というのもこのシリーズを玄達瀬に持ち込んでボディを破壊された例はいくつもあるからだ。

●ヒラマサに破壊されたZ500FT●



■シーボーグ&レオブリッツ500Jシリーズ■

 シーボーグ500Jシリーズは、末尾がJSのスピードタイプが210m/分なので、その点では合格だ。だが、ドラグは薄めのカーボンワッシャーの5枚構成なのに、緩めた際に引っかかるので、イマイチだ。

●シーボーグ500J●


 このシリーズはFF構造を採用している。そのため、スプール軸のギヤとレベルワインドを駆動するギヤ、それにモーター軸のギヤの3つを駆動するベルトが掛かっている。クラッチをオフにするとワンウェイのベアリングを介してスプールがラインの放出方向にフリー回転するようになっているが、軸は回していないとは言え、ベルトは常にギヤを回しているので、その抵抗が大きいのか通常ギヤタイプよりもフリー回転性能が確実に落ちる。だからベルト駆動を廃して通常のギヤに戻して、フリー時の抵抗を減らす事がベスト機に近づく方法だが、そのためには大改造が必要なので、現実的ではないように思える。

 「回らない」とは言え、使用に耐えないレベルではない点は有難いが、条件によって、例えば潮流が速い時や魚が浮いてこない日は自分だけが蚊帳の外になる事もある。逆に二枚潮の日等はその抵抗が適度な張りになって自分だけに喰うパターンもあるが、基本は「回るリールはブレーキを掛けられる」が、「回らないリールを加速させるのは至難の業」と理解して欲しい。

 

 一つ下位のレオブリッツ500Jシリーズも同じFF構造なので、フリー回転はギリギリ許容範囲内にある程度。ワンランク低いモーターを採用しており、その巻き上げ力を上げたいのか、シーボーグよりもスピードを落としている。また、それと同時にドラグワッシャーの数も減っているので、不満が残る。

 

■レオブリッツS500■

 DAIWAでは最廉価のレオブリッツS500だが、シンプル構造故にフリー回転性能が高いので、こと魚へのアプローチ力は優秀だ。最高速はギリギリ許容範囲の170m/分で、ドラグは単価¥200のドラグワッシャーが3枚構成になっている。最廉価版なので多くは望めないが、このドラグワッシャーは紙を樹脂で固めたような感じなので、せめてカーボン化を図って4枚、出来れば5枚構成以上にしてもらえると有難く、その為の価格上昇が数千円なら妥当に思えるので、是非お願いしたい。

 とは言え、現状では初心者には最廉価のこれが一番のオススメとなる。但しモーターもやや非力なので、ある程度の良型魚が掛かると「ウンウン」と唸るだけでラインを巻き込めなくなる。従ってラインの引き抜きは必須となる。

 搭載されるドラグワッシャーは耐久性が低いので、そのオーバーホールが頻繁になる。特に大マサクラスを掛けてやり取りを何回か行った後は潰れて異音が出てくるので必須となる。ただし、交換方法を覚えて自分で交換すれば単価が¥200×3の投資で済むから、考えようによっては安価に回復出来るので、その面では有り難い。

 ドラグにしてもモーターにしても、それなりは仕方ないが、これが逆に電動リールを扱う基礎練習になるので、初心者にとってはかえって良いと思う。と言うのも、強力なモーターや高性能なドラグを搭載したリールであっても大~巨マサクラスを掛けると、ここ一番ではハリスの強度に合わせたドラグ調整が必要になり、滑っている時は巻き上げが停止する。その際はラインを手で掴んでリールへ送り込む「引き抜き」で調整しつつ対処しなければならないからだ。

 

 レオブリッツS500の非力なモーターをかばう方法があって、それはリチウムポリマー電池を導入する事だ。最初の内は船内電源の利用は仕方ないが、これは不安定な事が多く、いざという時に停止する事もあるから、早く卒業した方が良い。自分で導入する場合は最安が鉛蓄バッテリーだが、最近はリチウムポリマー電池が安価になっているので、いっその事、そちらを導入した方がイイ。リチウムポリマー電池の16.8V電圧が生み出すパワーやスピードは、ノーマルの10~15%アップになるので、下手に回らない中級モデルに投資して船内電源を使用するくらいなら、このリールとリチウムポリマー電池をセット購入した方が完全フカセ釣りにおいては有利になると思う。

 

■ビーストマスターMD3000■

 ここからはシマノ製品。このメーカーの電動リールは過去に10台以上の使用経験があるが、ことドラグ性能に関しては不満を持った事は一度もなかった。勿論時代に合わせて変化はしているのだろうが、一貫して緩めてからの微妙な位置で引っ掛かりを感じないフィーリングを持っている事を特筆しておきたい。

 まずはビーストマスターMD3000から。
 従来のシマノ3000番台はスプールインモーターと言って、スプールの中にモーターを内蔵していたのだが、このモデルはフロント側にモーターを置いたDAIWA製品と同じ構造になっている。但し、強力なブラシレス・モーターの巻き上げを支える各ベアリングに粘度の高いグリス、もしくはオイルを封入しているのか、同じ構造、同じランクのDAIWA製品よりも粘りを伴って回るので、フリー回転性能は落ちる。

 

●ビーストマスターMD3000●

 


 この傾向はシマノ製品全般に言えるのだが、ボクが自己責任でスプール支持ベアリングのグリス(硬めのオイル?)を抜いてオイル注油したビーストマスター3000は、ウソのようにビュンビュン回っていたので、粘度の高いオイルは封入せず、昔の「洗ってメンテ」時代ようにオイル注入口を装備して、ユーザー自身で注油とメンテがし易いようにしてもらうか、DAIWA製のマグシールド・ベアリングのような柔らか目のオイル封入タイプのベアリングにすれば解決すると思う。

 このリールを完全フカセ釣りで使用するには、別に少々の問題がある。これまでのスプールイン・モーター仕様では全く問題は無かったのだが、レベルワインドがスプールの端までラインを行きわたらす事が出来ず、中心付近は密なのに両サイド部分が疎になって「なで肩」になってしまうのだ。空巻き時はこれでも大丈夫なのだが、何らかのテンション変化で巻きの緩い肩部にラインが崩れ落ち、その状態で大型魚と引っ張り合いをすると、強く食い込んでしまう。

 

●なで肩のスプールエッジ際●

 更に言えば、全体の小型化も狙う中で巻糸量を確保するため、必然的にスプール軸が細くなっているのだが、これが問題を加速させているように思う。細い軸に最強クラスのモーターでラインを巻き込むからテンションはキツく、引き伸ばされつつ巻き込まれたラインがスプール上で縮もうとして更に食い込みが増す。そして最終段階になると、それを手で引き抜こうとすると、ラインブレイクするまでに至るのだ。恐らく伸び縮みの少ないPEラインでは問題がないのだろうが、フロロカーボンラインを巻く完全フカセでは問題が大きい。

 細いスプール軸には他にも弊害があって、同クラス比で巻き糸量が若干少ない。玄達瀬での釣行ではこのクラスに8号ラインを巻く事もあって、その場合、少しでも巻き糸量を確保したいので、困ってしまう。

 スペックが中型電動リール史上最強レベルだけに上記は是非とも改善して欲しい点だが、ボクが手にした初期ロットだけの問題なのかも知れない。

 

■ビーストマスター3000XS■

 

 ボクが所有していたのは同一構造でギヤ比だけが低いXPタイプだが、完全フカセではXSタイプの方が向いている。シマノ伝統のスプールイン・モーター仕様なので、MD3000のようなフロロカーボン‥ライン使用時のトラブルは無く、安心なのだが、グリス(オイル?)粘度が高いのか、いかんせん回らない。その為、クラッチオフ時にレバーを入れて強制的に送り出す、糸送り機構を使いたくなるが、やはり自然に回ってくれた方が魚の喰いがイイのは確かだし、大喰いのモーターが搭載されているので、電費?が心配になる。

 

●ビーストマスター3000XP●

 やはり、このリールも自分でメンテがし易くなるオイル注入口の装備か、柔らか目のオイルが封入されたベアリングに換装してくれれば有難い。

 

■’15フォースマスター3000■

 

 ビーストマスター3000XSとモーター以外は、ほぼ同じなので、解説点も同じだ。22年6月発売の最新モデルは遊星ギヤ軸のベアリング数を増やしたり、液晶をカラー化したりと、かなりバージョンアップしているが、スピードも落ちているし、完全フカセには関連しそうにない機能アップばかりだ。

 

■ビーストマスター2000(EJ)■

 

 現在販売されている電動リール中、フリー回転性能がダントツなのが、このビーストマスター2000だ。ボクが所有しているのは末尾にEJが付くタイプだが、こちらは電動ジギング用のプログラムが搭載されている点と、モーター周りの遊星ギヤ軸にベアリングが搭載されている点とカラーが異なるだけで、あとは同じだ。

 何しろ、クラッチオフにすれば電磁機構でレベルワインドが真ん中に来る、「eセンタリングシステム」が搭載され、フリー回転時は石鯛リールとはぼ同じ状態の、スプール両サイドのベアリングだけで支持されるという、ストレスフリーぶり。それこそ「ビュンビュン」と回ってくれる。

 糸巻量はやや少ないが、6号なら鷹巣沖等で充分勝負になる量なので、「これぞ近海の完全フカセ向き!」と高評価したいのだが、このリールもフロントモータータイプの為か、ビーストマスターMD3000と同じ理由で、フロロカーボンラインの食い込みが発生する。スプール軸が特に細いので、MD3000より巻きムラが強く、ボクの場合、現在は落とし込みや天秤ズボ釣り時にPEラインを巻いて使用しているが、「出しては巻き」を繰り返していると、正面からはM字型に見える程の巻きムラになる。

 

●ビーストマスター2000EJ●

 尚、同じ番手のフォースマスター2000は、モーターがブラシレスではなくなって、最高速が210m/分に落ちるが基本は同じだ。

 

■ベストオブ完全フカセ用電動リール■

 

 現行品中の個人的なベスト機種は「シーボーグ600MJ」で、どうしてもフカセクラッチが必要な場合は、少し落ちるドラグ性能に目をつむって「シーボーグ500MJ-AT」という事になる。

 だが、販売価格が高額過ぎる。どんな趣味でも使う道具は、最高級機種~トップ下(中間機種)~廉価版に分布されていて、事実ロッドでもそうなっているのだが、謳い文句は別として、実際に使って納得できる完全フカセ釣り向きの電動リールはトップ下に存在しないのだ。

 これでは完全フカセ釣りの裾野は広がらないので、メーカーさんには是非とも開発をお願いしたい。

 以前にも書いたが、ボクは本来がSHIMANO党なだけに現状を残念に思っている。SHIMANO製品は全般にドラグ性能が高く、そのフィーリングは過去に使用したどのモデルでも秀逸だった。その上、強力な「ブラシレスモーター」の採用や、「eセンタリングシステム」といった魅力的な機能もあるから、今一度、完全フカセユース面を見直して欲しい。

 

 現存しないが理想中の理想を言えば、「シマノ製品並みに滑らかな、カーボンドラグ・ワッシャーが6枚以上のドラグ」、「シマノのeセンタリングシステムと同機能」を搭載し、フォールブレーキダイヤルを廃した、シングルスピードのシーボーグ(型番からMを抜いた)600J。もしくは、「eセンタリングシステム」を搭載し、「マグシールド・ベアリングと同等品を搭載してフリー回転性能が格段にアップ」した、ビースト(もしくはフォースでも可)マスター3000XSあたりになる。そして、その実売価格が5~7万円台であれば申し分ない。

  こんなブログをメーカーさんは見てはくれないだろうが、そんな機種が存在すれば「買い」なのだが…。

 

 上記は、ボク個人の意見であり、使用条件や、個人のメンテナンス方法や頻度によって見解が左右されるのは当然だ。よって、あくまでも参考的に見ていただけると有難い。


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