■冬ごもりの間に■
2ヶ月半にわたった冬ごもりの時期には、例年通りに8~12号の完全フカセ用(6m✕2本バリ)の仕掛を50本程度制作し、道具の補修や整備、補充を行っていた。
■グリップテープ・チューン(?)■
完全フカセ用のロッドについては、近頃はダイワ・マッドバイパー・スティング265Mがハリス10号以上、シマノ・リアランサー完全フカセH300もしくはダイワ・ゴウイン青物M-260他をハリス8号で併用中なのだが、いずれも、ロッドのグリップはEVA製なので、オキアミにまみれた手で握っていると、そんなに酷使していなくても、テカテカになって滑るようになる。それが気持ち悪いので数年前から、いわゆる「グリップテープ」を巻くようになっている。
グリップテープの効果は絶大で、雨が降ろうが、オキアミの汁が付こうが「手に吸い付くような感覚」が味わえる。

●スティング(上)、リアランサー(下)●
グリップテープには種類があるが、テニス&バトミントン用と釣具用に素材等の違いを見つけることは難しい。そもそも共用としているメーカーも有るほどなので、専用品を探す必要はないと思う。中には抗菌タイプも販売されているが、それは何故か釣具用ではなく、テニス&バトミントン用に存在する。

●GOSENの抗菌タイプ●
形状は数タイプあって、一枚物のプレーンなタイプと中芯が入っていて卷くと中央が膨らんでより力を込め易いコブ入り(太~細あり)とが存在する。
また、表面処理は主に、ツルっとした平面なタイプと、細かな穴が空いたメッシュ・タイプとに分かれている。
形状の選択は個人の好みになるが、ボクの場合は最近、細目のコブ・メッシュタイプを使用する機会が増えている。

●コブメッシュ·タイプ●
カラーについてはテニス&バトミントン用では種類が豊富なのだが、単色展開が多い。

●単色の赤●
柄物は主にGOSENから数種類発売されているが、全体の割合では少ない。

●GOSENの迷彩カラー●
どうせ巻くのなら、「ロッドのカラーとコーディネート出来るような柄物は無いのか?」と探して行く内に見つけたのが、Winnというロッド用を謳うブランドと、野球で有名なRawlingsの製品群だった。

●Winnの製品●
ボクの現時点でのお気に入りは、Rawlingsの、野球のバット用で、コチラは柄物に展開がかなり多く、選ぶのが楽しくなるほどだ。ただし、厚めのしっかりしたタイプが多いので、細めのグリップが好みの人には向かないのかも知れない。

●Rawlingsのバット用●
グリップテープ全体に話を戻せば、単価の安い中華製であっても品質の差異は感じられないので、「5本入で¥1000以下」であっても、耐久性に大きな違いはないと思われるし、傷んだり臭ったりしたらドンドン交換する物なので、機能面で考えると、むしろオススメとなる。
尚、グリップテープは、Amazon他の通販サイトで検索する他、スポーツ用品店でも入手可能だ。
~その2へ続く
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