野草研究室の日々

天然野草エキスのお店 “つみな” スタッフによる摘み草づくしの日常・・・。

今年もぼちぼち採取を開始しています。

2016-05-22 12:02:05 | 野草採取
5月に入り、東京都心部でドクダミの花が咲き始めました。

現在は、すでに満開に近い場所もたくさんあるのではないでしょうか。

山の上は少し遅れての開花となりますので、これからが本格的な採取シーズンとなります。

ということで、今月始めから、ヨモギ、スギナの採取にはじまり、ぼちぼちと里山の巡回開始です。

東青梅の某場所では、自然農法を実践している方の畑周辺で、元気な野草を採らせていただくことができました。

また先週の金曜日は、その青梅近郊の山を歩き、各種少しずつ収穫してきました。



毎年、この季節になると、お弁当持参で早起きをして、東京の自宅から2時間くらいかけて採取地に向かいます。

この2~3年は、ありがたいことにお客様から採取場所の情報を教えていただいておりますので、多数の巡回ルートができました。

いつ頃、どこに行けば、どの野草が最も良い状態で採れるかもわかってきましたので、非常にスムーズに集めることができるように

なりました。後は天気予報とのにらめっこです。

天気の状態がよければ、本当に気持ちよく採取ができます。

<カキドオシ>


<ドクダミ>


<ヨモギ>


写真は、カキドオシ、ドクダミ、ヨモギです。

カキドオシは「山のミント」 (今年からそう呼んでいます^^;)。通常は野趣の強いスパイシーな香りが特徴ですが 

今年はとても心地よい爽やかな香りでした。

ドクダミは開花直前で蕾(つぼみ)の状態でしたので、少しだけ早採りをしてきました。

開花を待って再チャレンジです。

ヨモギもとても良い香りです。皆さんご存知のあの香りです。

摘みたてヨモギの香りは、ヨモギ餅とは一線を画す素晴らしい香りです。

山の野草たちは生命力が強いので、茎はがっちりと太く、葉も肉厚で香りが際立ちます。


(カキドオシやヨモギが場所の取り合いで競うように繁茂しています)

本格的採取はまだこれから、今年も元気な野草を集めてきます。

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