化粧水の原点は江戸にあり。
以前、日本の化粧水は江戸時代に起源があったということをご紹介しました。
→化粧水の原点「江戸の水」
日本以外の国ではどのような化粧水が使われているのだろうかと思ったところから、いろいろ調べているうちに、
江戸時代にたどりついたのでした。
化粧品といえば西洋が一歩先というイメージがありましたので、ヨーロッパには化粧水という概念がほとんどないことがわかって、
これはちょっと意外なことでした。
また、調べているうちにもうひとつ意外な発見がありました。それはフランス人は顔を洗わないということでした。
ヨーロッパでは洗顔しない国が多いようです。
洗顔すると乾燥してしまうから、というのが理由なのだそうですが、これはいったいどういうことだろうかと・・・?
ヨーロッパの水の多くは硬水ですので石灰を多く含んでいます。
洗顔後に肌に石灰が残ると乾燥しやすいそうです。乾燥しやすい土地であることももちろん大きな理由です。
また硬水では洗顔料の泡が立ちにくいというのも洗顔から遠ざかる理由でもあるようです。
ではどうするかというと、化粧水をコットンにつけて拭き取り、その後クリームをつけるのが定番だそうです。
化粧水は、水を補うというよりは拭き取り用のローションとしての役割が大きいのですね。
~化粧水は9割が水~
ところで、一般的な化粧水は水分が90%~95%くらいだそうです。
野草エキスで化粧水を作る場合は水で5倍に薄めることをお勧めしていますので80%が水になります。
これだけ水の分量が多いのであれば、できれば水にもこだわりたくなってきます。
もしも住んでいる場所の近くに天然の湧水があるなら、ぜひそれをお使いになることをおすすめします。
日本人の肌には軟水が最も合っているとされていますし、日本の天然水はほとんですべてが軟水ですから
飲用水として使われている水ならどれでも肌水としては最適です。
また温泉地などでは温泉水がそのまま化粧水として販売されているところがあります。
温泉水はミネラル分が多く、水分子が細かいため肌への浸透がよいので、そのままで素晴らしい化粧水になります。
温泉水ミストなどはとても気持ちよいですし。
日本は西洋と違って良い水に恵まれていますので、これらを肌水として活用しない手はないのです。
~ 精製水という優れもの ~
とはいえ都会生活ですと、そういうものはなかなか手に入りません。
そこでおすすめしたいのが精製水です。
手作り化粧水に使う水として信頼度が高く、簡単に入手できるものとしては、ドラッグストアで売られている精製水がとても良いのです。
精製水というと高価なものと思われるかもしれませんが、500mlのものが100円程度と、思いのほか安価です。
使い勝手もとても良いのでお客様におすすめしています。
精製水のおすすめポイントについて整理しますと、
◆入手しやすい→ドラッグストアで売ってます。
◆価格がお手頃→100円程度(500ml)
◆使い勝手がよい→注ぎやすいキャップ。容器が少しやわらかめなので注ぐ時、量の調整がしやすいです。
◆水質→不純物ゼロの純粋な水です。肌質問わずどなたでも使えます。(ちなみに精製水は軟水です。)
入手のしやすさや価格の面ではミネラルウォーターも良いと思います。
たくさんの種類が出ていますので、いろいろ試して自分の肌に合っているものを探すのも楽しいと思います。
それでも、使い勝手の良さや保管のしやすさ(冷蔵庫に入れた時の置き位置)、そして、「これから化粧水を作るんだ。」という気分の盛り上げ感も含めて
精製水を少しだけ強めにお勧めしています。
ところで、「水道水はどうですか?」 というご質問をしばしばいただきます。
塩素で肌が荒れると主張される方もいますが、オリンピックの水泳選手の肌がピカピカなのを見ると、塩素の害は気にしなくて良さそうです。
(プールには、水道水と比べておよそ2倍から5倍量の塩素が入っています。)
日本の水道水は軟水ですし、肌に影響が出るほど塩素は入っていませんので、全く問題ないと考えています。
ただ、問題はありませんが、せっかく野草エキスを使って自家製化粧水を作るのですから、できれば天然水や精製水を使って、
肌に心地よい自分だけのとっておきの化粧水をお作りになることをおすすめします。
以前、日本の化粧水は江戸時代に起源があったということをご紹介しました。
→化粧水の原点「江戸の水」
日本以外の国ではどのような化粧水が使われているのだろうかと思ったところから、いろいろ調べているうちに、
江戸時代にたどりついたのでした。
化粧品といえば西洋が一歩先というイメージがありましたので、ヨーロッパには化粧水という概念がほとんどないことがわかって、
これはちょっと意外なことでした。
また、調べているうちにもうひとつ意外な発見がありました。それはフランス人は顔を洗わないということでした。
ヨーロッパでは洗顔しない国が多いようです。
洗顔すると乾燥してしまうから、というのが理由なのだそうですが、これはいったいどういうことだろうかと・・・?
ヨーロッパの水の多くは硬水ですので石灰を多く含んでいます。
洗顔後に肌に石灰が残ると乾燥しやすいそうです。乾燥しやすい土地であることももちろん大きな理由です。
また硬水では洗顔料の泡が立ちにくいというのも洗顔から遠ざかる理由でもあるようです。
ではどうするかというと、化粧水をコットンにつけて拭き取り、その後クリームをつけるのが定番だそうです。
化粧水は、水を補うというよりは拭き取り用のローションとしての役割が大きいのですね。
~化粧水は9割が水~
ところで、一般的な化粧水は水分が90%~95%くらいだそうです。
野草エキスで化粧水を作る場合は水で5倍に薄めることをお勧めしていますので80%が水になります。
これだけ水の分量が多いのであれば、できれば水にもこだわりたくなってきます。
もしも住んでいる場所の近くに天然の湧水があるなら、ぜひそれをお使いになることをおすすめします。
日本人の肌には軟水が最も合っているとされていますし、日本の天然水はほとんですべてが軟水ですから
飲用水として使われている水ならどれでも肌水としては最適です。
また温泉地などでは温泉水がそのまま化粧水として販売されているところがあります。
温泉水はミネラル分が多く、水分子が細かいため肌への浸透がよいので、そのままで素晴らしい化粧水になります。
温泉水ミストなどはとても気持ちよいですし。
日本は西洋と違って良い水に恵まれていますので、これらを肌水として活用しない手はないのです。
~ 精製水という優れもの ~
とはいえ都会生活ですと、そういうものはなかなか手に入りません。
そこでおすすめしたいのが精製水です。
手作り化粧水に使う水として信頼度が高く、簡単に入手できるものとしては、ドラッグストアで売られている精製水がとても良いのです。
精製水というと高価なものと思われるかもしれませんが、500mlのものが100円程度と、思いのほか安価です。
使い勝手もとても良いのでお客様におすすめしています。
精製水のおすすめポイントについて整理しますと、
◆入手しやすい→ドラッグストアで売ってます。
◆価格がお手頃→100円程度(500ml)
◆使い勝手がよい→注ぎやすいキャップ。容器が少しやわらかめなので注ぐ時、量の調整がしやすいです。
◆水質→不純物ゼロの純粋な水です。肌質問わずどなたでも使えます。(ちなみに精製水は軟水です。)
入手のしやすさや価格の面ではミネラルウォーターも良いと思います。
たくさんの種類が出ていますので、いろいろ試して自分の肌に合っているものを探すのも楽しいと思います。
それでも、使い勝手の良さや保管のしやすさ(冷蔵庫に入れた時の置き位置)、そして、「これから化粧水を作るんだ。」という気分の盛り上げ感も含めて
精製水を少しだけ強めにお勧めしています。
ところで、「水道水はどうですか?」 というご質問をしばしばいただきます。
塩素で肌が荒れると主張される方もいますが、オリンピックの水泳選手の肌がピカピカなのを見ると、塩素の害は気にしなくて良さそうです。
(プールには、水道水と比べておよそ2倍から5倍量の塩素が入っています。)
日本の水道水は軟水ですし、肌に影響が出るほど塩素は入っていませんので、全く問題ないと考えています。
ただ、問題はありませんが、せっかく野草エキスを使って自家製化粧水を作るのですから、できれば天然水や精製水を使って、
肌に心地よい自分だけのとっておきの化粧水をお作りになることをおすすめします。