金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

土鍋蓋の繕い その2

2022-01-20 15:40:19 | 陶器の繕い例
土鍋蓋の繕いの続きです。
 
さあ、しっかりと接着できました。

 

テープをはがして、外側も内側も手入れです。

 

剃刀の後は水ペーパーでの仕上げです。

 

そして、この鍋蓋は金属粉を蒔かずに白漆での仕上げとしました。

 

あとは、漆が乾くのを持つだけですね。

今の時期、気温が低いので、漆の乾燥には日にちを要しますね。

 

もう一つ、仕上がる前に同じ人から追加の依頼がありました。

一度修理してあげたマグカップ、別のところがひび割れて。

黒い線の部分は、丸粉の銀を蒔いたところ。

黒漆で処理をしたように勘違いしてしまいました。

今回の追加の部分は、錫粉を蒔いて、完了です。

 

鍋蓋も完了して届けてあげました。

白漆はこんな色合いになります。

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