あ、お母さん、私の好きな匂いが咲いている。
あー、スリつきが止まらない。涎も滴る良い香り。（この嗅ぐ、スリスリの往復は10分ほど続く。）
もう、気持ち良くてコロコロしてコロコロして何処までもしたくなる。
お母さん撮らないでよって言っても体が本能に負ける。
私もしたかったのですけどね。お母さん邪魔です。 写真は撮るし（怒）
勿論、邪魔する気はなく沈丁花が咲き始めたので、お母さんは沈丁花を愛でたいだけです。
キャットミントが今年も咲いて良かったね、とも伝えたかったんだけど。
春の気配が忍び寄ってくる土脉潤起。
今年は冬の気配が忍び寄ってきては去る。
※キャットミントとキャットニップが違えて販売されていることがよくある。
キャットミントはとても柔らかい香りがする。
3年目になるキャットミント。冬枯れしても必ず咲く程、根が成長している。
今年はキャットミントレモンというのも買っている。小さいので育て待ち。
来ました、来ましたっ！
ランナー久々走っております。
2020年北九州マラソン大会。令和初。
気温１３℃。
海風はとても激しく容赦しません。
辿り着いたランナー、会場をあちこち、きょろきょろ。
お目当ては「鱧汁」であります。
席に座り鱧汁を頬張り３００円の喜びを噛みしめている所です。
右手箸は未だ不慣れの様です。
様々な未知なる食材を求め露店を回り食しては、唸っておりました。
ランナー帰り際、遠い目をしてながめています。
あそこは、結納を済ませた後、結婚が破談となり予約が永遠キャンセルとなった場所。でございます。
余談でした、余談でした。
ではでは、「ひとりランナー北九州・京築フェアの実況中継」を終了いたします。
雪がつもる日のデニムなんてないころ
女の子はだいたい赤のズボンでそろってて
赤のランドセルが雪で白くなりそうで
女の子はだいたい赤い傘をもっていて
雪がすごいから赤い傘はさす意味なくて
白いくつ下に長靴しっかりはいていて
登校するまでには手袋びっちょりぬらしてた
吐く白い息どれだけでるか競ったり
まだ誰もふんでいない雪をさがすの競ったり
おしくらまんじゅうをひたすら続けたり
みんな、みんな、なんら、なんらかで
寒さから無理やりでも逃げる方法さがしてた
雪がつもる日の小学一年生の私のはなし
※鉛筆・色鉛筆
明後日、本当に雪が降るのか不思議と思っていた時に思いだしました。
手袋は同級生のおさがり（3組あっても足りず）。
長靴は隣のお姉さんのおさがり。
ワタシはモモ。
これ犬だって。
第2お母さん画力ゼロ。
ワタシの姿ってコレないでしょ。
ワタシの毛色いったいどうしたかったの。
ワタシの毛並み随分ヤサくれてる感じだわ。
ワタシの鼻がピンク色だけ正解ね。
もしかして写真ないから私を思いだせないとか。
たしか柴犬とゴールデンの混じりって言ったわよね。
第1お母さんは激しかったわね。
第2お母さん弱すぎなのよ。
第1お母さんが死んだあと第2お母さんのお家へ行きたかった。
家の掟だとか言われて、叶わなかった。
人間の世界ってなんなの。
そして第2お母さんは第1のおかあさんの家の門をまたがなくなった。
どうしても迎えにこれないって。
どうしても迎えにきてほしかった。
ワタシはワタシを好きで居てくれる人の所へ行きたかった。
今は魂でたまにそっちへ行くよ。
また毛の匂いと気配で気づいてね。
第2お母さん弱くてすぐ寝こむんだから。
びっくりしたわ。
第2お母さん、ワタシと姉妹と思っていたなんて。
あなたはワタシに第２おかあさん。
第２おかあさん、しつこく注意しておくわね。
上向きで頬づえした顔 ブ・サ・イ・ク・だから気をつけて(笑)
※ペン・色鉛筆
※第1おかあさん…実家の母
第２おかあさん…私
ハル
