若尾果樹園・マルサン葡萄酒

山梨県勝沼町で観光ぶどう園と、ワイン醸造を営んでいます。
家族だけの小さな会社です。

お久しぶりですマニアックな皆さん

2012年07月28日 | 日々
久しぶりの更新。
マニアックな方は楽しみにしていてくれたでしょうかね。

さて、食べておいしいブドウを作るのも、おいしいワインになるブドウを作るのも、
気持ちは一緒。

ありがたい事にブドウの枝は必要以上に房を沢山付けてくれるんだけど、
それ全部育てたらダメなのさ。

栄養の分配先が多すぎて甘味や旨味が乗らない、色付きも悪い。
それより、木に負担がかかり過ぎて翌年から実を付けなくなる事も。

木が付けた房をそのままにしたら木が弱った、、、なんて「おいおいまったく」な話。

「そのまま」と「自然」はノットイコール。

だから房の数を調整するのはとっても大事な作業。

これね。



この作業、お客さんに見せると「可哀そう、、、」って思うみたい。
もったいないならわからないでもないけど。

これね、取り過ぎたらう~~~~んと濃いブドウができるかっていったらそうでもないのだ。
木や枝に適した量があるのよ。

余分な芽を取るのも、余分な粒を取るのも、
余分な葉っぱを取るのも、余分な房を取るのも、
余分な枝を切るのも

ぜ~んぶ食べておいしいブドウを作るため。
ぜ~んぶおいしいワインになるブドウを作る為。

嗚呼、ワイン関係なくカリフォルニアに遊びに行きたいなー。
な~んてね(←某味噌作ってる兄ちゃんのパクリ)


Hi-STANDARD - California Dreamin'

勝沼を歩く+今日は少しだけ余談

2012年07月17日 | 日々
来年山梨で開催される国民文化祭に僕も少しだけ関わっています。
国民文化祭を知らない方はこちらをチェック→http://yamanashi-kokubunsai.jp/

今日はその時観光客に歩いてもらいたい道のマップ作りの一環で、仕事が終わった後勝沼の藤井地区を歩いたのだ。



薄暗くなってからのフットパス。
「男神が女神に夜這いに行く時に使っていたと伝えられている道」を歩いたり、何だか大人のフットパスになった。

この街はまだまだ知らない所ばかり。
楽しい楽しい。



さて、これだけ大ニュースになっているから、僕も少しだけ。


「やった」事実を大人の力で「やっていない」事にすり替える、、、

って事を許された子供は今後どんな大人になるんだろうね。

「やってない」って言いなさいって言った大人みたいになるんだろうね。

将来その子が大人になって子供ができたら、自分の子供に何を伝えるんだろうね。

「お友達と仲良くしようね」「みんなに優しくしようね」「命は大事にしようね」

切ないし悲しい。

Bob Marley - One Love