このイベントには2つの「会議」があります。
一つは実行委員会。事務局やワイナリー代表が集まってまさに事務的な事を決める。
こういうお役所的(悪気はありませぬよ)なのも大事なのだ。
ありがたい事に、今年もこっちに参加させてもらっています。
もう一つは地域の集まり。今日はこっちの会議に行ってきた。今回で2回目。
この街に住む有志が「何かやりたいなあ」って素朴な気持ちがとんでもない大きなパワーを生む。
「産地」は平面だ。
僕らワイナリーはその平面に点在するまさに点でしかない。その他大部分を占めるのがこの人達、そう「地域」。
ツーリズムの参加者の皆さんは点と点を、どこでもドアで移動するわけではない。
地域を感じながら移動する。ワインツーリズムは点を楽しむだけではない。地域を感じてこそツーリズムだ。
この人達の意見はリアルだ。
点に留まっている僕らには浮かばないアイディアが次々に生まれる。
僕は参加ワイナリーであって参加者ではないからわからないけど、参加者の皆さんが
「嗚呼、ツーリズム楽しかったね~」って感じるところって何?
レアなワインが飲めたから?醸造家と話せたから?
もちろんそれもあると思うけど、産地を感じられたからじゃないですか?(違っていたらごめんなさい)
ワインツーリズムにとって「絶対そこになければいけないモノ」はワインだけじゃない、地域だ。
ワインは象徴の一つでしかない。それを支えているのは地域だ。
地域がなければ僕らはワインは作れない。だから、僕らはもう一度地域に感謝しよう。
ワインを含めての地域って考えもある。そりゃそうだ。
でも今まではワインだけがスポットを浴びていた。おいしいところをもっていった。
いやいや、地域ってそうじゃないぞ。
だから参加者の皆さん、ツーリズムは地域を感じに来てください。
僕は当日楽しもう。参加者皆さんと一緒にね、産地そして地域の一員として。
ちなみに、当日の「地域」の情報を集めたサイトが近いうちにできます。
これチェックしない訳にはいかないでしょ。皆さんお楽しみに!!!
たまにこんな事書いちゃうと肩こっちゃうぜい。
キャラじゃないな、おならプー。
ビール飲んで飲ます。皆さんグンナイ。
Jack Johnson - Holes to Heaven