★つばさ移行日記★ 

『障がいをもっていても働きたい』という願いを叶える為、共に就職を目指して頑張っています。

2014.06.23 救命救急講座

2014年06月23日 | 就労移行支援

 

こんにちは、昨夜今年初めてホタルを見た男、松本です。夏ですね。

 

暑いっすね・・・本当に。皆さんは熱中症になっていませんか?

 

さて本日は『救命救急講座』と題して勉強会を行いました!

 

みなさんは救命救急講座(もしくは救命講座)を受けたことありますか?救命救急講座はもし近くで倒れた人がいた場合に適切な処置、応急手当ができるようにするための講座です。自分の大切な家族や友達を守るための訓練です。

 

救命講座は消防本部が行っている応急処置技能認定講習という講習を受けることによって認定される資格の一つなのです。ちなみにつばさの所長が『救命講習の指導者コース』を受けているため、つばさの職員や訓練生に救命救急について教えることができるのです!(『救命救急の指導者コース』を受けた人は普通救命コースを計画・実施でき、受講生に修了書を発行できるのできるのですが今回はあくまで勉強会のため修了証はでません)

 

なので、今回の勉強会は所長自ら福音協会の本部にて講習を行いました!いつもと違う場所!いつもと違う講師のためか少し緊張した様子のみなさん!消防署から人形も借りてきました!

 

 

 

今回救命講習の中で勉強したのは『胸骨圧迫』『人工呼吸』『AED』です!

 

まずは『胸骨圧迫』からスタート!

 

『胸骨圧迫』は皆さんも学生時代や自動車学校で『心臓マッサージ』という名前で受けたことがある人もいるんじゃないですかね?私も自動車学校で勉強したことがあります。すっかり忘れていましたが・・・

 

これは心肺蘇生法の対処法で、心停止(心臓が止まっている)人の心臓を圧迫し血液が流れるようにする方法です。心臓が止まると脳に酸素が供給されないため非常に危険な状態なんです。

 

方法は胸の真ん中に手を置き、そこから5cmは沈むように圧迫します!圧迫するペースは1分間に100回のペースだそうです!

 

私もさっそく挑戦!

 

 

 

 

 

 

 

って感じですね(^_^)v!全然ダメでした!

 

基本的な体力の問題もあるんでしょうが、これは相当大変な作業です!ですが、この作業をやめると倒れてる人が危ないので頑張らないとダメんです!心臓マッサージは救急車が到着するまで続けます(-_-;)私は続けられるのか・・・

 

私は以前テレビで『心臓マッサージは肋骨が折れるぐらいの勢いでやりましょう!』というのを見たことがあります。肋骨は折れても治りますが、死んでしまっては取り返しがつきません。

 

 今日、私の周りで心臓マッサージを行っていた訓練生はもの凄いスピードでマッサージをしていたり(とどめを刺す気か!)、1㎝くらいしか沈ませないでただ押してるだけの人(やる気出せ!)など様々でした(;一_一)

 

次に勉強したのが『人工呼吸』です。

 

人工呼吸は呼吸が止まっている人に対して呼吸を助けてあげる処置です。つまり、口から息を吹き込んで強制的に酸素を体に入れる方法です。

 

人工呼吸の方法は肺に空気が行くように頭を持ち上げた状態で(気道の確保)自分の口から倒れている人の口へ空気を送り込みます。

 

文章だと難しいのでこんな感じ↓

 

 

注意点は

①呼吸をしている人には人工呼吸は行わない(肺が破裂します)

 

②血や嘔吐物を吐いている場合は人工呼吸を行わず、『胸骨圧迫』だけを行う。

 

これも難しかったです。気道を確保しないとうまく空気が入らないし、気道を確保しようとしても強く持ち上げすぎて口が閉まってしまったり、鼻をつまみ忘れて鼻から空気が抜けたりと、なかなか思うようにいかないものですね。

 

そして最後に『AED』について勉強しました!

 

訓練生は『AED』の機械の名前を忘れてしまって『LED』(それは照明だろ!)とか『ETC』(それは高速乗るとき使うやつだろ!)など発言していたので色々笑わせてもらいました!

 

AEDはみなさんもデパートや公共施設で見たことがあるんじゃないでしょうか?

 

 

AEDの正式名称は『自動体外式除細動器(じどうたいがいしきじょさいどうき)』です。長い・・・。

 

AEDのすごいところは機械が勝手に倒れている人に電気ショックが必要かどうかを判断し、必要ならば電気ショックを与えるところです。

 

今回AEDの使い方を勉強してつばさの近くでAEDが設置してある場所を私は知らないことに気が付きました。近々つばさの訓練生を引き連れて近くにあるAEDを探しに行ってみようかな。

 

そして最後に倒れている人を発見してから『人工呼吸』、『胸骨圧迫』、『AED』までの流れを確認しました。みなさん基本的なことは把握できたようです。よかったよかった!

 

本日の勉強会ではなかなか学ぶ機会が少ない講座だったので訓練生だけでなく職員も非常に勉強になりました!訓練生の日誌にも非常に勉強になったとたくさん書かれていました。今回の経験が役に立つ時が来るかもしれませんね。

 

ちなみに、皆さん救急車を呼ぶときは番号は何番だか知っていますか?

 

正解は『119』です。電話をすると『救急ですか?消防ですか?』と聞かれるので慌てずに答えましょう。

 

なんとブログ担当の後藤さんは『113』と言っていたので恐怖で震えました(笑)!どこに電話かけるの後藤さん(笑)!

 

 

以上、絶対に後藤さんの近くで倒れないようにしようと誓った松本でした!