Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

千国神社ササラすり(昭和61年の記憶57)

2020-09-15 23:28:55 | つぶやき

ヒャット(昭和61年の記憶56)より

 昨夜の「ヒャットウ」も暦が変わる前に終わった。新井市に下りて、海岸端まで出て、車中で仮眠した。2週間前の桑名川の祭りを訪れた時と同じように糸魚川から姫川を遡上するルートを走り、小谷村に15日に入った。この日は千国諏訪神社の祭典日。主役であるはずの獅子舞につくひょっとこが左手に男性器を象った棒を持ち、右手に持ったササラでさすりながら練り歩くことで知られている。このササラすりを誰しも主役と捉えるだろう。それほど目立った動きをし、人数も多い。したがってこの祭りを「ササラすり」と呼んでいる。男根をことさら女性や子ども達めがけて行くことから、子孫繁栄を願ってのもの、といわれているが、繰り返すがもともとは獅子の付属物だったと考えられる。こうしたササラすりが獅子舞に付属する例は多く、千国諏訪神社のものは、ササラすりを誇張した珍しいものである。

 ちなみに翌年にも訪れており、「32年前」を1年前にアップしている。

 

千国諏訪神社ササラすり(昭和61年9月15日撮影)

 

名立町岩屋観音堂石仏群(昭和61年の記憶58)


コメント    この記事についてブログを書く
« 不誠意を続けてはならない | トップ | 水田の草を刈った »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやき」カテゴリの最新記事