今日は息子のピアノ教室の発表会。
昨年は初参加だったので、早めに行き息子はリハーサルを行った。
今年も早めに行き、ステージでリハーサルを行った。 誰の? そう、僕です。
会場のグランドピアノは、もの凄く弾きやすいピアノだった。
発表会が始まり、しばらく聴いたところで、息子と一緒に2階のリハ室へ。 最後の練習だ。
息子はミスもせずにすんなり終了。
僕は ・ ・ ・ 冷や汗が出てきた。 何度弾いても、弾く度に同じところでミスをしてしまう。 後ろがつかえていたので、それ以上の練習を断念しステージ横へ。
緊張のかけらも無く、しかもワクワクしている息子。
余裕のかけらも無く、しかも緊張が最高潮な父親。
見るに見かねた息子が 『 お父さん、ほぐしてあげるよ! 』 と言って、僕の指をグキグキと広げてくれた。 ありがとう息子よ、指は十分ほぐれた。 しかし緊張が ・ ・ ・
息子の演奏が始まった。 なかなかのものだと思う。
練習ではあれだけ乱暴に鍵盤を叩いていたのに、結構いい音だ。
ピアノのせいだけではない。
本番に強いタイプなのかな?
袖で見ていた先生が 『 何で子供って緊張しないんだろうね? 』 と首をかしげていた。
さて、僕の出番。
何箇所か隣の鍵盤を叩いてしまったが、何とか息子の伴奏を務めることができた。
発表が終わり座席に戻ると、母が泣いていた。
息子の演奏でウルウルとなり始め、親子の共演を聞き終わると、とうとう涙が出てきたそうだ。
一番の親孝行が出来たのかもしれないなぁ。
発表会開始から3時間、RSBのメンバーが終結した。
被り物やらコスチュームをまとい、ファンファーレとトランペット吹きの休日とサザエさんを演奏した。
ファンファーレは実に気持ちよかった。
今後の定番曲になるだろう。 流石はガ〇ダムだな。
本人に聞いたところ、今日の演奏は98点。
不足の2点は、装飾音譜が転んでしまった所らしい。
成長したなぁ。
『 15歳になるまでに月光の第三楽章を弾こう!! 』 と、風呂桶の中で息子を説得する親父でした。