昨夜、入浴中に息子が 『今日ね、学校でウスバカゲロウを見たんだよ』 と教えてくれた。 『短い命だから、捕まえちゃダメだよ』 と教えてあげた。 もっとも幼虫から考えれば3年ほどの寿命なのだけど。
『セミも短いんだよね』
『そうなんだよ。セミさんはな、地上に出てきてから1週間しか(実際には数ヶ月だけど)生きられないんだよ。』 と僕が言うと
『だから一生懸命唄っているんだよね 』 と返事が返って来た。
なかなか粋なことを言うもんだなぁ。
『セミの幼虫は土の中で7年間(実際には3~17年だけど)もジッとしていたんだ。 だから今年の夏に一生懸命唄っていたセミさんは、7年前に生まれたんだなぁ。』 と軽くつっついてみたら
『分かった 夏に唄っていたセミさんは僕と同じ年に生まれたんだ。 同じ7歳だ』
夏前に気付いてあげればよかったと、つくづく反省しています。