これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

菅内閣統治能力喪失、尖閣映像ビデオ「誰にも相談せず一人でやった」、世乱れて忠臣を知る

2010-11-10 | 安全保障

海上保安官「誰にも相談せず一人でやった」
           日本テレビ系(NNN) 11月10日(水)18時16分配信
 沖縄・尖閣諸島沖の漁船衝突事件をめぐる映像流出問題で、11月10日、神戸海上保安部の43歳の海上保安官が映像の流出に関与したことを認める話をしていることがわかった。警視庁は、国家公務員法の守秘義務違反の疑いで事情聴取を開始している。この海上保安官はNNNの取材に対し、「誰にも相談せず一人でやった」と話していた。 事情聴取を受けているのは、神戸海上保安部に所属する男性の海上保安官。関係者らによると、この海上保安官は9月、尖閣諸島沖で起きた中国漁船と巡視船の衝突事故をめぐり、海上保安庁が撮影したビデオ映像をインターネット上の動画投稿サイト「YouTube」に公開し、流出させた疑いが持たれている。 
 この海上保安官は10日午前、巡視船での勤務中、神戸市内の港に接岸した後、任意同行に応じ、第5管区海上保安本部で事情聴取が行われている。 この事件は4日、「sengoku38」を名乗る投稿者が衝突場面を含む約44分間の映像を公開したもの。東京地検はYouTubeを運営する「グーグル」から通信記録を押収して分析したところ、神戸市内の漫画喫茶から映像が投稿されたことがわかっている。 
 この海上保安官はNNNの取材に対し、映像の流出にかかわったことを認めた上で、「誰にも相談せず一人でやった」と話した。また、「映像は元々、国民が知るべきものであり、国民全体の倫理に反するものであれば甘んじて罰を受ける」という趣旨の主張をしていた。海上保安庁の幹部に対し、すでに事情説明を終えているとみられ、現在は警視庁が取り調べを行っている。

止むに止まれぬ大和魂、“現場”の怒り、統治能力の欠如を証明 
  尖閣映像ビデオの映像と警視庁のAPEC 関連の情報の漏洩は、共に警備・治安維持を預かる“現場”が統治能力を持たない菅内閣に対する“反乱”のようなものだ。政府は11月1日、尖閣諸島で衝突した様子のみを切り取って約6分50秒に編集したビデオを衆参両院の予算委員理事ら30名に公開した。海上保安庁長官自らビデオ映像の説明を行ったが、鈴木長官の対応は海上の警備・治安維持に当たる海保職員の総意を代表したものではなかった。
 鈴木長官には「事に臨んでは危険を顧みず身をもって責務の完遂に勤め、国民の負託にこたえる」べく使命感に燃え体を張って違法操業を繰り返す国漁船の取り締まりに当たっている現場を預かる第一線職員の思いを代弁するという姿勢が伺えなかった。鈴木長官は、国会政府職員としてひたすら菅首相や官房長官の顔色を伺い、彼らに諂い迎合していた。
 中国漁船を捕獲、船長・漁船員の身柄を拘束したが、現場を預かる海保職員にすれば中国の圧力に屈し船長を無罪放免した菅内閣の無様な対応に怒り心頭だったはずである。まさに「止むに止まれぬ大和魂」である。
 また、APECに関する情報漏えいも菅内閣の非国民的体質に対する治安維持に当る“現場”警視庁の“反乱”である。官房長官の仙谷由人はつい最近まで総会屋:小川薫の顧問弁護士だった。警視庁は総会屋の取り締まりや暴力団排除に長年苦労してきた。選りに選って取り締まる相手の“相棒”、“悪”の代表が官房長官とあれば警視庁で“現場”を預かるものにとっては、これまた“怒り天を発す”ような状況であろう。しかも揃いも揃って非国民・反日活動をしてきた岡崎トミ子が国家公安委員長とあっては“義憤に燃えて勇みたつ”者ばかりだろう。
 岡崎トミ子は、
国会で野党から過去の反日活動について質問され“国益を損なうことは無かった。人権擁護のためだった”と開き直った。これでは治安維持の最高責任者である国家公安委員長といえども“刺す”者が出てもなんら不思議ではない。
 海保の尖閣映像ビデオの流出や警視庁のAPECの警備情報の漏洩は、危機管理の責任者である仙谷由人に対する“現場”の“反乱”のようなものである。身から出た錆、共に菅内閣に統治能力が無いことを世界に証明した。

救いは、国民が民主党政権のでたらめさに少し目覚めたこと 
  民主党政権が誕生して1年経過したが国民は、民主党にも民主党政権にも国家の戦略が全くなく、外交安全保障について無策・無能であるを確認することが出来た。民主党政権は迷走の挙句、その姿勢は大分、対米従属的であるが“現実”に向き合わざるを得なくなった。

(参考)菅直人は、日本の首相か? 21世紀は“弱い日本”がアジアの安定を脅かす 2010年08月20日

(参考)朝貢外交の始まりか、新中国大使に伊藤忠・丹羽宇一郎の起用 2010年06月06日

(参考)
マッチポンプの鳩山首相、アメリカに追従するのを止めたつもりが、尖閣諸島中国の実効支配下へ!売国! 2010年04月30日

●テレビの報道では、度々ヤラセが問題になった。映像を“編集”することで“真実”を歪めることが問題視されてきたにもかかわらず、政府は尖閣映像を“編集”し限定的に公開した。安全保障に係わる重要な映像を“編集”したもので通しおおせるはずが無い。事業仕分けが象徴するように“情報公開”を掲げる民主党政権が、ビデオを非公開、しかも“犯人”の船長釈放という特例措置の後も“編集版”のみ公開とは、笑止千万。況や、冤罪を防止するため「取調べの可視化」を実現を目指す民主党政権のいい加減な体質が白日の下に晒された。
平和は武器を使わない戦争、戦争は武器を使う政治である。核兵器を装備した軍事大国に取り巻かれた日本の安全保障には、空想的平和論が通じないことが明らかになった。
   空疎な作文、日本をガラパゴス化させた元凶
      国際社会において、名誉ある地位をしめたいと思ふ
     自国のことのみに専念して他国を無視してはならない・・・・
 
●国民は中国が“友好”“友愛”とは全く異質な国であり、日本国憲法の「前文」の精神とな無縁、異質な国であることを知った。
●国民は「従来の枠具組みとらわれず、日本の安全に何が必要か、おぼろげながら問い直しつつある。核を保有する独裁国家に、憲法前文の精神や第9条が通用するのか考える契機になった。
●尖閣の衝突事件に対する無能・無策な対応は、ロシア大統領の北方領土訪問を誘発した。政府が無策・無能であれば、スキを衝かれることを知った。
●国の防衛や安全保障のため「事に臨んでは危険を顧みず身をもって責務の完遂に勤め、国民の負託にこたえる」べく使命感に燃え、体を張って違法操業を繰り返す中国漁船の取り締まりにあたっている“現場”の苦悩の一端を知ることができた。主権を守り国家を守るためには、単にアメリカなど外国に“金”を支払うだけでは代替出来ないものがあることを考える契機になった。
寝ぼけた防衛大臣が少しばかりマトモになった。昨年秋、防衛大臣に就任したときの記者会見で「戦わない自衛隊」「(中国を刺激するような)与那国島への配備を行わない」と答えていたが、その考えを180度変えた。 

(参考)
戦略が無い国家“戦略室(局)” と ”反戦・反自衛隊”の防衛オンチの防衛大臣誕生!2009年09月19日 

   北沢防衛大臣は中国の脅威にやっと少し目覚めたか、防衛省は「沿岸監視隊」新設、与那国島に陸自200人配備を決定した。また、沖縄の尖空態勢強化のため戦闘機「F15改」を配備する。また、日米同盟建て直しのためアフガニスタンへ自衛隊医官の派遣の検討を始めた。

(参考)
東シナ海は「友愛の海」というが、領土問題に備え布石を打つ中国にどう向き合うのか 2009年09月25日

だが、日本の民主主義は社会主義者に外堀を埋められた
 国民は、マスコミが中国の国家主導の“警告”を執拗に報じていることを知った。すなわち、中国各地で、中国政府がやらせた(?)尖閣列島問題に対する反日デモが各地で行われ、日本関連の商店が襲われた。これは「大国中国の言うことを聞かなければ、いずれ日本もこうなるぞ」という警告のようなもの。マスコミはこれを報じた。
 一方、日本国内では日の丸を掲げた数千名規模の政府糾弾のデモが行われたが、テレビも新聞もこれを報じなかった。日本の民主主義は反日勢力・社会主義者に外堀を埋められた。日本の民主主義は、中華帝国の野望の前に屈した。菅内閣が統治能力を喪失したことが証明された。
 海保の職員は、尖閣映像ビデオ「誰にも相談せず一人でやった」と言った。 「世乱れて忠臣を知る」とはこのことである。



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