所蔵作品展「近代日本の美術」＠国立近代美術館

先日のパウル・クレー展　を見た後、収蔵作品の展覧会も見てきました。

国立近代美術館 収蔵作品展『近代日本の美術』


これがまあ、非常によくて！(≧▽≦)ノ
私はもともと日本画が好きなので、日本画の大作がど～ん！と飾られているのはやっぱり感動～♪
横山大観すげえ！
下村観山すげえ！

・・・等々と、（心の中で）叫びつつ見ておったのです。

もちろん、日本画だけではなくて、洋画も、海外作家の作品も、写真も、幅広くいろいろありました。


直前まで、大混雑の中を小品中心のクレー展を見ていて、ちょっと「ビミョー」な気分だったので、上の階へ上がったら広々とした展示室、それも２階・３階・４階と、どどーん！！と大きな作品が展示してあって、かなり興奮してしまった次第(*^m^*)
人が少なくてもったいなかったなぁ～！



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『パウル・クレー展』＠国立近代美術館

国立近代美術館でやっていた『パウル・クレー展』、最後の最後に見てきました。（７月３１日で終了）

パウル・クレー展／終わらないアトリエ　公式サイト


でも、ちと失敗・・・
ただでさえ人気のクレーなのに、終了日間際に行ったので大混雑していました。
w(゜o゜)w
美術展のＨＰでは「作品保護のために会場を２０度に設定しています」と書いてあったので、カーデを持って出かけたのですが、不要でした。やっぱり２５度は超えていた気がします・・・海外から借りてきた貴重な作品群なのに、大丈夫だったのでしょうか・・・（不安）


この展覧会、最初に知ったのは１月頃で、その時はお気楽に「行きたいなー」と思っていたのですが、震災の後はそんな気分は吹っ飛んでしまいました。しかし、終了間際になると

「今の日本に作品を貸し出してくれるのだから、見ないと申し訳ない」

みたいな使命感（？）に襲われまして、やはり行くことにしたのです。


結論から言うと、うーん、ビミョー・・・



作品の数は多いのですが、大きな作品は少なくて（＝もともと少ない）、小品、それもスケッチや下絵が多い展示会でした。色とりどりの作品が少なかったので、何だか「クレーの作品を見た！」という実感が無くて^^;;

サイトに説明があるように、アトリエと作品をカテゴライズして見せるという展覧会なので、作品展というより、まさに「クレーという作家」の軌跡をたどる展覧会なのでした。コアなファンや美術史を学ぶ方にとったら、嬉しい展覧会なのかもしれません。

が、私はごくふつーの「絵を見るのが好きなおばさん」なので、「やっぱり生で見ると違うわねー！」みたいな感動がほしいのです。んで、それはやっぱり「クレーっぽい、色とりどりの絵」や、ある程度の大きさの作品じゃないとキビシイかも・・・

「やっぱり生でみると違うわねー！」
と思ったのは、公式サイトでも紹介されている『花ひらいて』という作品のほか３点ほどありました。でも、それも人混みに流されてゆっくり見る余裕が無く(TдT)
こういう展覧会は、やっぱり入場制限をしてほしいよう～　（そしたらチケット買えなかったかも？）

でもまあ、「せっかく海外から貸していただいたのだし」というのを見に行ったので、役目は果たしたということで。誰も私にそんなこと頼んでませんけどね。



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映画 『ヒックとドラゴン』

先週のことですが、小学生の娘と一緒に『ヒックとドラゴン』（＠早稲田松竹）を見に行ってきました。

　『ヒックとドラゴン』公式サイト


２Ｄ上映で見ましたが、高さやら奥行きやらは十分に堪能できました。スピード感があって、なかなか楽しい映画でした。人物の肌の質感などもリアルでしたし・・・（←アニメなので、そういうところは別に求めてはいないのですが^^;;)


＊＊＊以下はネタバレ含むかも＊＊＊


子どもの夢と言いますか、
　・動物の背中に乗る
　・空を自由に飛ぶ
　・動物と心を通わせる
　・動物と一緒に暮らす

という夢が叶えられるお話でありました。
ドラゴンは可愛いし、うまくやると人間になついてくれるし。
まあ素敵(*^m^*)

ドラゴンの動きも、猫のような仕草だったりして可愛いのです。実在の動物の生態をそのままアニメにしたようでリアルでした。娘ももちろん喜んで見ておりました。

最初は人間の敵だったドラゴンが、実は人間ともわかりあえる生き物で、最後は人間のペットとなって仲良く暮らしました、というお話。また、主人公の少年も最初は弱虫という設定だったけれども、ドラゴンをうまく手なずけて周囲にも認められる存在となり、憧れの少女のハートもＧｅｔしちゃいます。


ただ、大人の目線で見ると気になるところもちらほら、、、


ドラゴンたちの大ボスが遠くの島に住んでいるのですが、彼（？）は体が大きくて凶暴ではあるけれども、そこに住んでいるだけで、人間達をわざわざ襲いにやってきたわけではありません。が、人間達は
「そこに大ボスがいる限り安寧はない」
と、やっつけちゃうわけです。つまり殺害。

普通のドラゴンとは仲良くなっているというのに、大ボスには容赦が無いところが「夢が無いなぁ」と、ちょっとガッカリです。

また、その大ボスと戦う時には、仲良くなったドラゴン達が人間のために命を張って飛び回るという話も、ちょっと・・・何というか「都合よく使ってる」感じが、どうも後味が悪いのでした。
ドラゴンは可愛いので尚更・・・「こんな勝手な人間の為に、そこまで忠誠を尽くすのかい？」という違和感がありました。


　＊


早稲田松竹では二本立てでラプンツェルも上映していましたが、これは前に見ていたのでパス^^;;
「文芸座」って、昔のイメージで何となく「寂れてる感じ？」と敬遠していましたが、ここはキレイな良い映画館でした。


　＊


映画館の近所は安い飲食店がたくさんありました。
が、子どもと一緒にゆっくりできそうなところはなかなか難しく、結局「フレッシュネスバーガー」にて昼食。

ベジバーガーのビーンズ、美味し。



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映画 『ソウル・キッチン』

映画『ソウル・キッチン』を観ました。（『わたしを離さないで』と二本立てだったので）

『ソウル・キッチン』公式サイト



『わたしを離さないで』とは真逆の、「単純に楽しい～！」っていう感じのコメディです。
登場人物がどの人も「いいヤツ」で、楽しい映画でした(^o^)/



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映画 『わたしを離さないで』

ちょっと前に　カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』を読みまして、これが非常に良かったものですから、映画も見に行ってきました。

『わたしを離さないで』公式サイト

こちらは原作本↓

	わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
	カズオ・イシグロ
	早川書房

良い映画でした～！

原作とは微妙に違っていて、、、違いは微妙とはいえ、最終的には全く別物になっているのですが、それはそれとして、この映画は映画として非常によかったと思います。

この映画は
「切ないラブストーリー」＆「生命倫理を問う」
というテーマをはっきりさせたものになっていまして、

原作本の、どちらかというと
「ストーリーよりも、その丁寧な描写をより楽しむ」
というような読書体験とは異なる感じがしました。
（原作では「生命倫理」を主題にしているわけではなく、それはあくまで状況設定に過ぎない）


けれども、ヘイルシャムの雰囲気、英国の田園風景、コテージの先輩達の様子、病院の雰囲気、どれもこれも、本当に「原作の雰囲気ぴったり」に思まして、本当にすばらしい！
映像も美しく静かな雰囲気で、いい映画でした～！


で、この映画を見終わった後に、あらためて、この物語のストーリー展開の「凄さ」に気付かされたといいますか、、、今更ながらですが、すごいわ、カズオ・イシグロ・・・！



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ＤＶＤ『フィッシュ・ストーリー』

話がどう転がるのやら・・・と思いつつ見ていたのですが、次々に登場する役者さんが面白くて、最後の最後に意表をつくエンディング。

多部未華子が面白くてかわいかった、です(^o^)/



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映画『赤ずきん』

先週、映画『赤ずきん』を見てきました。
ラストシーンがきれいだという噂を聞きまして・・・




※以下、ネタバレ含むかも※






確かにラストは非常に美しいシーンでした。




真っ白な雪景色の中を二人が歩いていきます。



赤ずきんが（赤いけど）ウェディングベールのように長く流れて。



雪景色＋若い女の子って組み合わせ、ストーリーはともかく、ちょっとは期待してみたのでありますが。






ダメでした・・・全体的にドタバタしたシーンが多くて・・・


正直、途中で「うんざり」してしまいました^^;;



だって。
雪景色を期待して（暑いので）見に行ったら、ほとんどがスタジオ撮影で、これがまた狭苦しくてチープなんですわ～・・・洋画に何を期待するかと言えば、それは「美しい風景や美しい建築物」です。映「画」なんだから、「画」に期待するでしょー？
なのに！
「村」のセットの中を、大勢の村人たちがドタバタ右往左往するだけ。
狭いよ・・・！
うるさいよ・・・！

スタジオのセットも、もうちょっと趣味よければいいんですが、悉く趣味が合いませんでした。
例えば上の写真、バックに映っているのは森の木なのですが、いったい何の樹木なんだか、どれもこれもわざとらしく棘のような枝（？）が出ています。不穏な雰囲気を出そうとしているのでしょうが。でも、別にストーリーには無関係。

室内シーンも、狭いのにやたらごちゃごちゃしてて汚い。もうちょっと片付けろ・・・！！
家屋の周囲にも、棘の木がごちゃごちゃ立っていて邪魔くさい。若い村人がこんなにいっぱいいるんだから、少しは住みやすく整備しろ・・・！！


ストーリーにしても。人狼退治のために、神父ご一行様が村にやってきて引っ掻き回すんですが、拷問の道具みたいなもんまで持ち込んで大がかり。大した知恵も無く威張り散らすオッサンが不快極まりなかったり。疑惑や仲間割れで殺し殺されたり。これを悪趣味と言わずして何と言いましょうか。下品なストーリーだったなあ・・・

謎解きがメインの映画らしいのです＝「人狼が村の中にいる、いったい誰？」という。でも、あまりのドタバタ劇なので、途中でどうでもよくなってしまいました。


いや、最後のシーンは美しかったのであります。
赤ずきんは恋人と仲良く暮らしたんだろうな、たぶん。っていうラストは良かったので、それで「終わりよければ」みたいな気持ちになりかけたのですが、思い出して感想を書こうとしたらイライラが思い出されてしまいました。



こういう映画をうっかり見てしまうと、
「映画って当たり外れが多いのに、高い！」
と、不満が募ってしまいます(｀ヘ´)


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「五百羅漢展」＠江戸東京博物館

週末に「五百羅漢展」を見に行って来ました。両国の江戸東京博物館内の特別展です。

　幕末の絵師　狩野一信　増上寺秘蔵の仏画１００幅一挙公開！


夫が急に「新聞で紹介されてた、面白そうだから行こう」と言い出しまして、小学生の娘も一緒に３人で行ってきました。（息子は家で寝てる～と留守番）

大きな作品（１幅が畳くらいの大きさです）で作品数も多く、また、超特大の仏画などもありました。人手も多く、大迫力＆熱気むんむん。めっちゃ珍しい資料を見たなーという感激の展覧会でしたナリ。7月31日まで。


　＊


博物館のショップで、「煎り酒」という調味料を買いました。
曰く「江戸の調味料」だそうです。　＜日本酒＋梅干＋花がつお＞　というもの。
　銀座・三河屋　「煎り酒」

その日の夕食、鯛のカルパッチョや冷奴にかけて食べました。ウマー (*^-^*)



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DVD『地上５センチの恋心』（2006年フランス／ベルギー）

	地上5センチの恋心 [DVD]
	主演：カトリーヌ・フロ
	CCRE

主人公の女性が、好きな作家の本を読んだりサイン会に行ったり、実際に会ったり・・・それで体が宙に浮くような心地になるっていうシーンが何回かあります。（５センチどころか５メートル以上も浮き上がってますが・・・）

話がイマイチわかんなかったりするんですが（※）、かわいくて面白いシーンの多い映画でした。
海辺の貸し別荘で、みんなで踊っちゃったりとか。
あと、子ども達が３人になるとやはり楽しい気がします。


※勤務先のお給料だけではキツイので生活のために内職をしているくらいなのに、なぜか娘の恋人（＝ダメ男）まで一緒に養っていたりするのです。ベルギーでは、そういうことが一般的なのでしょうか(゜ヘ゜)？




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DVD『アーサーとミニモイの不思議な国』

	アーサーとミニモイの不思議な国 DTSスペシャル・エディション [DVD]
	リュック・ベッソン監督
	角川エンタテインメント

自分の家のどこかに小人の国への入り口がある。・・・と考えるのは楽しいものかも。


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