海外のポジティブ子育て

保育、家庭教育、いじめ、教育問題を海外の視点から。

黒塗りメイクのお笑いについて

2018年01月03日 | 日本のニュースより
日本のバラエティ番組で、黒塗りメイクをしたら、黒人作家からこんなツイートがあったそうです。


「日本は好きだ。13年住んだし、日本に良いことが起きるように祈ってる。2020年オリンピックで黒人アスリートのためにブラックフェイスのドゥーワップをやらかすんじゃないかって真剣に不安だ。いますぐやめろお願いします  #StopBlackfaceJapan #日本でブラックフエイス止めて」

これに対して、日本での反応は薄い。

ニュースになっただけでも、変化はあったと思いますが、この作家さんは以前からテレビ等に対して注意喚起を行ってきたそうです。

確かに、ほぼ日本人だらけの日本に暮らせば、人種差別に疎くなってしまうのも仕方がないと思います。

他国のように、他人種を追い出したり、差別をした歴史もない。

厳密に言えば、民族間や近隣諸国とのいさかいはあったのだけれど、外見的には「他人種」と特に意識はしなかったのでしょう。

良い見方をすれば、日本人は人種差別に対して寛容だとも言えます。

海外で話題になるアジア人差別のニュースが日本に飛び込んできても、それって差別?それぐらいいいんじゃないと思う人が多いのではないでしょうか。


でも、外国に住めば、自分が外見で差別されたりして、嫌でも「人種」について考えさせられます。

ある小さな白人種ばかりの村に住んでいた時、町を歩くだけでみんなにジロジロ見られました。

子供達は、目を指で釣り目にして、ニコニコしながら近寄ってきます。

中には、大人でもそうする人がいます。

つい最近も、海外で活躍する日本人が、そういうジェスチャーをされたと話題になりましたが、彼らの言い訳はいつも同じ。

「親しみを込めたつもりだった」

私も、そういうジェスチャーに抗議した時、同じことを言われました。


本当に、悪気がない人もいます。

日本のお笑いだって、黒人が好きだからこそ、やっている部分もあると思います。

ですが、それで傷つく人がいるのも事実です。

そこを無視すれば、「子供っぽい」「無知」だという印象を持たれてしまいます。

私も、子供がそうすれば、子供だから知らないこともあるだろう、仕方がないと思います。

ですが、大人は違います。

「知らなかった」「~のつもりだった」という言い訳はききません。


一度、語学学校の先生から、釣り目のジェスチャーをされたことがありました。

私に向けてではなく、中国人生徒に向けてでした。

馬鹿にしたのではなく、アジアの国々を褒めながらで、先生は笑っていましたが、その生徒の顔は引きつっていました。

私もあっけに取られて先生を見ていると、先生は「そうそう、Hanakoの国もアジアよね」と言いながら、忘れていないわごめんなさいとでも言うように、こちらに笑顔を向けて釣り目のジェスチャーをしました。

クラスにはヨーロッパ出身や他人種の生徒もいましたが、誰一人笑っていませんでした。


先生は、普段から日本が大好きだと言い、親しみを込めて私に接していてくれていました。

私も、その先生に好感を持っていました。

ですが、そのジェスチャーを見た時、一気に不信感がつのりました。

語学学校でたくさんの外国人生徒を見てきたはずなのに、この人は仕事をしてこなかったのか?

経験ある先生だと聞いていたが、嘘なのではないか?

日本が好きだと言っているけど、嘘なのではないか?

なによりも、そんな無知な子供っぽい先生に、何も教えてもらいたくないと思いました。


この作家さんが言われるように、日本国内のお笑いのことだけなら、大きな問題はないと思います。

でも、オリンピックという国際社会の中では違う。

日本人が無知だと思われないように、こんな国相手に取引なんてやってらいられないと思われないように、気を付けてもらいたいと思います。



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夏休み期間、短縮へ

2017年09月07日 | 日本のニュースより
やっと夏休みが終わりました。

海外の夏休みは、2カ月~3カ月という長期にわたる国がほとんど。

夏休みと言えば、毎日の食事、子供の相手、家族で外出、行事の参加、など、親にとっては良いことばかりではありません。

親も子供と一緒に休みを堪能できるのならいいのですが、仕事があればそうはいきません。

いつもの仕事、プラス子供の世話という仕事が追加され、親はぐったり疲れます。


さて、日本の夏休みは平均40日間だそうですが、近年は夏休みをさらに短縮する傾向にあるそうです。

親としては、自分たちは仕事があるので助かると歓迎する一方で、家族旅行にも行けない、子供が夏の行事を楽しむ暇がないなどの反対意見もあるようです。

夏休み期間の設定は各自治体に任されているようですが、ある自治体では短縮の理由に「増やされた授業時間を補うため」としています。

授業に英語が追加され、政府から指定された授業時間を振り分けると、毎日長時間の授業になってしまいます。

そうるすと、生徒も疲れるばかりか、先生の残業時間も増え、双方に疲れた状況では、質が高い授業ができなくなるというのです。

長時間授業を避けるため、短時間にして振り分けると、夏休みを削るしかないというわけです。


私は子供英会話教室の講師をしていましたが、現場の事情はとてもよく理解できます。

先生は、ただ授業をすればいいというものではありません。

授業の前準備、後片付け、採点、資料の作成や報告など、見えない仕事が沢山あります。

少人数で行事も少ない町の教室でさえ、雑用に授業の倍以上の時間がかかりました。大人数の学校となれば手間はもっとかかるでしょう。

単純計算しても、1人の採点に1分かかるなら、20人いれば20分、40人いれば40分かかります。

そして残業で疲れた頭では、いい授業のアイデアも浮かびません。

気力を振り絞って授業をしても、疲れた生徒の方にもやる気がなければ、がっかりしてしまいます。


ところが、海外の教育現場は、日本のように鬼気迫る感じがありません。

子供が通う小学校では、生徒も先生も楽しくリラックスしています。

その代わり、学力は日本に比べて劣る、というのが現地に住む日本人親の意見です。例えば、日本の小学校である「社会」「理科」「生活」「家庭」などの必須科目が海外にはありません。(注※ あくまでも私が見聞きした範囲です。学校や地域によっては違う所もあると思います)

といっても、全然やらないというわけではなく、「総合学習」のような形で、日替わり週替わりでテーマを変えたり、日本で毎日ある教科が週一程度だったりします。

小学生で受けるテストは、「国語」と「算数」ぐらい。

これを不満に思う親もいますが、私は小学生ならこれぐらいで充分じゃないかなと思います。

脳みそが柔らかい子供のうちに知識をつけるのは効率がいいと思いますが、今詰め込まなくても「言葉」と「計算」ができれば、たいていのことは事足ります。

海外の小学校は、学力よりも体を動かしたり、今しかできない楽しい経験を沢山させることに重きを置いています。

夏休みは宿題もなく、親が働いている子供達はサマーキャンプと呼ばれる所で、アルバイトの同じく夏休み中の大学生達と遊んで過ごします。

仕事がなくても親も歳を取ると、なかなか元気な小学生と遊んであげることはできないので、若い学生が一緒に走り回ってくれるととても助かります。

キャンプと言っても、必ずしも泊まるわけではありません。ただ遊ぶ所もあれば、芸術キャンプ、スポーツキャンプ、語学キャンプなど、特色を出している所もあります。

日本にもありますが、ほとんどが宿泊形式で、費用も高いようです。

海外のキャンプは、学童や託児所のように毎日預けられるぐらいの料金になっています。主な労働者が学生ということもあり、費用も抑えられるようです。

場所も、公立校や公共の施設などがよく使われます。


日本では、受験を目標に小さな頃から頑張りますが、海外のほとんどの国では受験がありません。

普通に真面目に勉強して身につく学力があれば、誰もが大学へ進学できます。

その代わり、大学も真面目に勉強しなければ、卒業はできません。

日本のように成績優秀者だけが勝ち組になるのではなく、いつもコツコツ真面目に取り組むことが、成功につながります。


社会人になれば、自分の生活や、同僚やお客様のことを考えると、なかなか自由に休むことはできません。

私は、何の責任もない子供の間は、自由に楽しく遊ぶ時間をたくさん取って欲しいと思うのですが、日本の教育は違うようです。

夏休みは子供がいて疲れた、早く学校に行ってほしいと口では文句を言っても、楽しそうな子供の顔を見ると、夏休みはいいものだと思うのです。


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赤ちゃん就寝中の事故 5年で160人

2016年10月24日 | 日本のニュースより
日本で一歳未満の子供が就寝中に亡くなるという事故が、相次いでいます。

消費者庁の発表によると、この5年で160人もいたそうです。

これは、「乳幼児突然死症候群(SIDS)」と呼ばれるもので、主に寝具などによる窒息が原因です。

子供が大きくなると、寝返りで自己防衛できるのですが、寝返りがまだ上手でない赤ちゃんは注意してください。

海外の保育現場でも、お昼寝タイムは子供に変化がないか気を付けるようにしています。


防止方法は、こちら消費者庁:注意喚起(PDFファイル)に詳しくありますが、簡単に羅列します。

①大人用ベッドではなく、できるだけベビーベッドに寝かせ、転落しない
ように、柵は常に上げておきましょう。


マットや枕の固さに注意してください。日本は、柔らかい方が心地いいだろうと柔らかいものや大人と同じ布団に寝かせることがよくありますが、これは危ないです。
海外では、乳幼児は固いマットに枕なしで寝かせます。

③寝ている子供の顔の近くに、口や鼻を覆ったり、首に巻き付いてしまった
りする物は置かないようにしましょう。


お気に入りの毛布やぬいぐるみ、大人用の大きくて重い布団なども安全性を確認してから使いましょう。

④寝室には、子供の頭や顔が挟まってしまう隙間をなくしましょう。

以前に書いたような気もしますが、日本のベビーベッドは柵の隙間が海外の物に比べて広く、柵の高さも低いです。
通常なら頭が出るほどではありませんが、手や足や何かが挟まったり転落したりが原因になることもあるので、気を付けてください。

⑤1歳になるまでは、寝かせる時はあお向けに寝かせましょう。

消費庁は、あお向けにとありますが、海外の保育現場ではそれほど気にしていません。
赤ちゃんが寝たいように寝かせています。
ただし、固いマットだからできることですので、日本の柔らかめの寝具では、注意するに越したことはないと思います。
赤ちゃんが横向きに寝た時に、頭や顔が沈んで息をする隙間がなくなる寝具は、要注意です。

⑥添い寝をしたまま寝込んでしまい、保護者の身体の一部で子供を圧迫し
てしまわないように注意しましょう。


どちらかといえば、海外の原因はこれが多いです。欧米系の人は体格がいい人も多く、圧迫死を防ぐためにも添い寝は推奨されていません。
どうしても添い寝をしたいという人用に、新生児が病院で入るような透明のケースや籠が「添い寝用」として売られていることもあります。


日本の事故は、ほとんどが家庭で起きているそうです。

原因不明と言われることもある「乳幼児突然死」ですが、できるだけ原因は取り除いていた方が、救える命もあるのではないでしょうか。


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なやみをそうだんするところ

2016年08月01日 | なやみそうだん
内閣府 相談窓口

こどもそうだん、お金や生活、安全に関する公共の相談先として、内閣府が一覧を出しています。

公共の場なら、騙されたり情報が洩れる心配もなくて安全で、いいのではないでしょうか。

一人で悩まずに、まずは相談してもらいたいと思います。


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認知度が低いマーク

2016年07月13日 | 日本のニュースより
「ヘルプマーク」をご存知ですか?

数日前に、ヘルプマークを知らなかったという漫画が公開され、話題になっています。

見えない障害で困っている人を助けられるように作られたマークですが、まだまだ認知度が低いようです。

発案は、東京都ですが、全国に広まってきているそうです。
詳しくはこちら:東京都福祉保健局 ヘルプマーク

私も東京の満員電車を利用していましたが、これは必要だと思いました。

東京の人は、近郊から出勤している人も多く、満員電車に数時間すし詰めになることもあります。

健常者でも立っているだけで辛く、誰もが座りたい。空いた席は争奪戦です。

疲れているので、席を確保すると寝てしまい、目の前の障碍者に気づかないということも。


反して、地方や田舎では、あまりこういうことがありませんでした。

外国でも、都会と田舎では全然対応が違いました。

空いているし、長時間乗るということがあまりないので、ほとんどの人が快く席を譲ってくれ、周りを見渡す余裕もあるので困っている人にも気づきやすかったようです。

バス停やホームで運転手が気が付いて、介助するという光景もよく見られました。


発達障害やパニック障害なども「見えない障害」ですし、もっと広がってくれるといいですね。

発達障害を持つ親御さんが、一見普通に見える子供を抱えて、躾が悪いと白い眼で見られるのが辛いといった話もよく聞きます。

知人にパニック障害を持つ人もいるのですが、一緒に出掛けた時にいきなりパニックになってびっくりしたことがあります。

本人は周りに心配をかけたくなくて、大丈夫だろうと言わなかったのですが、事前に知っていれば苦手な場所を配慮することもできたのではと思います。


余談ですが、とある国の車内では、「子供は、立って席を譲りなさい。嫌なら小児運賃ではなく全額払いなさい。」と書いてありました。

よちよち歩きの幼児は、まだ字が読めないし、危ないから座ることも必要でしょう。

この文字が読めるぐらいの元気な子供は、席を譲れと言うことですよね。

確かに、割引がある小中高学生ぐらいなら、多少立っていても大人より疲れにくいし、基礎体力作りにもいいと思います。

うまい文句だと、拍手をしたくなりました。


知名度が低いと言えば、マタニティーマークもそうですね。
厚生労働省 マタニティーマーク

妊婦は病気じゃないとか、不妊に配慮してないとか、いろいろ言われることが多いマークですが、妊婦も見かけでは分からないこともあるので、マークがあれば便利だと思います。

私も海外で妊娠中、バスを利用することが多かったのですが、重たいお腹を抱えても一度も席を譲られませんでした。

子供が生まれてから、あれ?いつ妊娠していたの?と車内でいつも会う人に言われたこともあります。

妊婦じゃなくてもお腹が出ている人もいるし、アジア人は痩せているので、服装によっては分かりにくいようです。

産後は、赤ちゃん重いでしょうと席を譲られることが多くなりました。

妊娠中は足で重さを支え、産まれてからは腕で支えるわけですが、疲れる疲れないというよりは、乗り物の揺れで転んだ時が心配でした。


海外では、駐車場も建物の入り口近くに、妊婦・赤ちゃん・幼児連れ優先マークがついていることが多いです。

妊婦や幼児はトイレに行くことが多くなるし、買い物帰りに荷物とベビーカーと動き回る幼児や重い赤ん坊を抱えて、遠い車まで行くのも危険だったので、とても助かりました。

特にトイレトレーニング中は、直前に「ママー、おしっこ!」と言われることがよくあります。

そんな時に「ちょっと待って!車停めるスペースがないから我慢して!」やっと停めても入り口やトイレは遥か彼方、、、子供の足では間に合わないので、重い子供を抱えて猛ダッシュしたこともありました。

日本でも、場所によっては車椅子マークの駐車場に停められたり、独自にマークを作っている所もあるようです。


マークは、東京都の例にあるように各自治体が独自に作っていることが多いのですが、国が定めたマークもあります。内閣府 障碍者に関するマーク

こういったマークは、病院や障碍者の施設などでは宣伝しているようですが、ほとんど目にすることがありません。

もっと車内や駐車場など、助けが必要な場での宣伝も必要なのではないでしょうか。

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