ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

童謡「月の光」にまつわるエトセトラ&c. 〜訳詞様々〜

2023年09月22日 | 各話開始前エッセイ
 どうも私が小学校の教科書で
覚えていたのは
芙龍明子作詞版だったようです。

 他にも深尾須磨子作詞版も
存在する事が最近分かりました。
「石井好子・生誕100周年
フランス こどものうた」
というCDの中に
「つきよ」のタイトルで入っています。

 故石井好子氏は海外経験も豊富な
シャンソン歌手で、
加藤登紀子氏らのお師匠でも
あったとの事。

 小さな男の子が隣家の
おばさんに挨拶し、
一緒に歌おうとさそいますが、
おばさんは
一人で静かに月を見ている所。
だからそっとしといてね?
…って意味か?





☝️ 歌詞のイメージ画はこんな感じ。

 
 原作では
脳の機能が衰え、
妄想の歯止めが効かなく
なって来た助平ジイさん達を
刺激して止まない単語が続出。

 でも、メロディーは本当に美しい。

 そういう歌曲を
子供でも歌えるように
しようとした場合、
歌詞を変えるしか無い
という訳で
上記2様の歌詞が
作られたんでしようか?

 深尾須磨子さんは
明治生まれの詩人・作家との事で、
19世紀の西洋が舞台っぽく
描いてみました。