♪Pierrot répondit:
― Je n'ai pas de plume,
Je suis dans mon lit.
Va chez la voisine,
Je crois qu'elle y est,
Car dans sa cuisine
On bat le briquet.
ピエロ :
僕はもう眠ろうとしてたんで
火は消してしまったし、
ペンも近くに無いんだ。
隣の家に行ってみたら?
あの家は晩の食事が遅いから
女主人の侍女が台所で
まだ火を使ってる筈だよ。
リュバン :
分かった。
そうしてみるよ、有り難う。
では、おやすみなさい。
(リュバン一旦退場)
ピエロ :
(呟き)火を分けるくらいなら
あの家の者でもしてくれるだろう。
そこまで非情じゃ無い筈だ!
原語で歌う国では
子供だとこの2番でストップ。
明かりとペンを借りに来たリュバンが
ピエロに断られる所で
La FIN
完 です。
――でも、
実はその続きがあるのでした。
この歌ができたと
思われる頃のピエロは
白い服着てて、
「ホラー」だの「度が過ぎた狂気」だのとは
無縁の道化者でした。