路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

なんだかなぁ・・・

2012年04月21日 | 駄文
この間マジックをしていた時の話。
一通りルーティンを終えたあと、中学生くらいの子が
「すごいですね、マジック歴はどれくらいですか・・・・」
と話しかけてくれたので、応対。
普段なら、軽く流すのですが、マジックに興味があり、見るより演るほうだ、というので、
その時演じたマジックについていくつか教えてあげました。

しかし、フォーク曲げについて
「○○(はやりのマジシャン)さんの曲げ方に似てますね」
と言われて少し気になる自分。
「○○さんを参考にしたわけじゃなくて、参考にした考案者が○○さんと同じなんじゃないかな」
と適当に答える自分。
「マジックはどうやって勉強しているの?」
と聞くと
「なんとなくできるようになった」
と答えるので、
「ネットとか?」
と聞くとどうやらそのようで、
誰の演技を参考にしているの?
と聞いても名前はわからないとのこと。

「あのマジック面白いですね。カードからダイヤがでてくる・・・」
そのマジックはハンドリングを自分なりに工夫したマジックだったので、嬉しくなって、
簡単にやり方を説明しました。
お客さんの名前をいサインしたカードのバックにダイヤの絵を描いて、
おまじないをかけるとダイヤが飛び出すマジックです。

「ダイヤはどこから出てきたんですか」
「左手にパームしていたダイヤのイミテーションを落としたんだよ」

「なんで、カードに書いたダイヤの絵が消えたんですか」
「ダブルリフトを使ってカードをすり替えたんだよ」

「でもカードの反対側にサインがありましたよ」
「そのときにもダブルリフトを使って別のカードにすり替えてサインさせたんだよ」

「ふーん・・・簡単ですね」
「?!」

まぁ、最初に「すごいですね。マジック歴はどれくらいですか。始めたばかりですか」
と聞かれた時点で、なんかもう自分はダメかもしれないと思っていましたけど。



やっぱりマジックを見せるならテクニカルはマジックじゃないと、
簡単というのはほめ言葉、
因みにダイヤを落とすマジックには「ドロップ・ドロップ」と名前がついているなどの
ご意見、ご質問等がありましたら、コメントメッセージ等で連絡ください。



















くぐい折り

2012年04月21日 | 実演レポ
トランプを使った折り紙。
マイケルクロース氏のカエルの王子様の中で使用されるトランプで作るカエルのように
トランプを使って何か折り紙を作れないかと模索してみました。

マジックに使うとしたら、スイッチを使ってトランプが一瞬で白鳥になる、浮遊、等が考えられますが、
ちょっと安直な感じもします。小さなお子さんにカードをプレゼントするときには、
そのまま渡すより喜ばれるかもしれません。



トランプの白鳥


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