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路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

マジックの暗黒面

2016年01月07日 | 駄文
練習したマジックの初お披露目。
直前まで「きっとこのマジックは受けるぞ」とか「観客の反応が楽しみだ」とか
考えていたのに、いざ実演するとなんだか反応が微妙。はっきり言うと受けていない。
失敗したわけでもない。

お客さんとの相性が悪かったのかな・・・とか考えながら
別の場所でも実演してみる。やっぱり受けない。

そうなると、「練習時間が無駄だった」「このマジックは欠陥品」とマジックのせいにして
もう二度と演じない。

これがマジックの暗黒面(ダークサイド)。実際は闇は自分の心の中にあるのに原因を外に求めてしまう。
闇とは、理解不足、練習不足、研究不足・・・etc
二回連続でマジックが受けなかったらそれを続けて演じるには相当な愛がないと難しいと思う。
逆に初お披露目から二回連続で好評なら一生レパートリーにする気がする。
これをマジックの光明面(ライトサイド)と言います。

二回連続でクラシックフォースを失敗したら二度とクラシックフォースをしなくなることは
特に「フォースの暗黒面」と言います。


いいマジックも悪いマジックもない。いるのはいい演者とそうでない演者だ、
人が失敗しているのを見ても暗黒面に落ちそうになる、
闇を覗くとき、闇もまたこちらを覗いているのだ、
などのご意見、ご質問等がありましたら、コメントで連絡ください。

トランプの白鳥


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