ガス溶接の3日目です。
2日間で、板上での母材溶かしとビード置きの練習をみっちり繰り返してきました。溶接棒を使うようになり、右手の吹管と左手の溶接棒を連動した動きが求められるため、かなり苦戦している模様です。うまくいかない人の共通点は、適切な強さの火炎が作れていないこと。全体的に弱すぎる傾向があるようです。
一人一台でやっているので、みっちり出来る反面、ぶっ通しの作業で腕や背中にかかる負担も多く、今日あたりが疲れのピークでしょうか。
ビードがきっちりと置けるようになった人から、次なるテーマに入っていきます。第3の課題は 突合せ溶接 です。
2枚の板を1ミリの隙間をあけた状態で置き(この隙間のことをルート間隔といいます) 中央と両端の3ヶ所を仮付けします。もし、間隔や板の並びに歪みが出ている時はハンマーでたたき修正してやります。その後さらに、2ヶ所(計5ヶ所)の仮付けを行い、本溶接に入っていきます。中心部に比べ両端の接合強度が劣る傾向がありますので、より丁寧な処理が必要になります。
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