左からピックテスター(てこ式ダイヤルゲージ)、測定用モデルワーク、そしてハイトマスターです。
基準面(定盤)からモデルワークの前面に開いている穴中心までの距離をピックテスターとハイトハスターで測定しようとしています。
穴の最下面付近に針をもっていき、最も低い位置(針が左にふれる位置)を見つけ、その位置の絶対寸法をハイトマスターで読み取ります。
同じ要領で穴の最上面を読み取り、その半分が穴の中心距離になります。
と口で言うのは簡単ですが、実際の作業はなかなか大変でせっかちな人には向きません。外径よりも穴の内径測定のほうがデリケートな操作が要求されます。
でもこの方法を繰り返せば、穴と穴との中心間距離なども測定できます。
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