溶接実習の4日目で、ガス溶接は今日が最終日になります。
これまでの母材溶かし、突合せ溶接の応用ということで、最終課題は隅肉溶接です。
水平に置いた材料(水平母材)の上に、幅30ミリの材料を立てておきます。(これを垂直母材とよぶ)両端の側面部を仮止めし角度を修正後、隅部を本溶接していきます。
ポイントとしては、垂直母材に対し水平母材は熱が分散し溶けにくいため、白心を角よりやや下向き(水平母材側)に向け、火口をやや立て気味にしてプールを作り、そこに溶接棒を溶かし込んでやります。
最初は、母材が溶けてない状態で溶接棒を溶かすために、メタメタのビードになってしまいます。また、垂直母材が壁となり、熱の逃げ場がないため、溶接棒を持つ左手がメチャメチャ熱いというオマケつきです。
さあ、以上で予定していたガス溶接の課題はすべて終了。
来週はアークだぁ~。