タイヤ駆動用にマクソンモーターを使った贅沢仕様のVer4。
高いだけあって性能もすごい。レスポンスが良すぎて逆に車体の挙動が不安定になり、全体のバランスが取れていない状態です。セッティングを詰めていけば解決すると思いますが、まだまだポテンシャルを発揮できていない状態です。
そんな開発途上のVer4の初走行の模様です。
最初がペースを上げすぎ上り坂でコースアウト、次がスピードを落としたセッティングでとりあえず完走の2本です。
上り坂で逃亡編
完走編
タイヤ駆動用にマクソンモーターを使った贅沢仕様のVer4。
高いだけあって性能もすごい。レスポンスが良すぎて逆に車体の挙動が不安定になり、全体のバランスが取れていない状態です。セッティングを詰めていけば解決すると思いますが、まだまだポテンシャルを発揮できていない状態です。
そんな開発途上のVer4の初走行の模様です。
最初がペースを上げすぎ上り坂でコースアウト、次がスピードを落としたセッティングでとりあえず完走の2本です。
上り坂で逃亡編
完走編
設計、製作、組立までを1週間足らずで仕上げたVer4試作車。
Ver3までの経験があるため、急ごしらえとは思えないまとまりです。(と自画自賛)
部品数は少なくシンプルですが、マクソンモーターが重くウェイト的にはプラマイゼロといったところでしょうか。
コースを走らせたところ、やはりこのモーターの性能はすばらしく、加速とブレーキングのメリハリが良すぎて車体の挙動が不安定になってしまうほどです。
制御プログラムを煮詰めてマイルドに調教する必要があります。
駆動用に高性能サーボモータを使えることになり、急遽誕生したVer4競技車。
サーボモータに減速装置が組み込まれているためホイールとモータを直結でつなぐことができ、見た目にもシンプルな構造になりました。
サーボモータが高価なため1台だけのVer4ですが、早く組み立てて走らせて見たいものです。
それは来週のお楽しみということで・・・・・。 生産技術 生産技術科
さっそくVer4のメカ部品の加工に入っているところですが、暑さのためか集中力が続かず立て続けに失敗をしてしました。
左はアルミホイールですが、駆動モータの軸を固定するためのM3いもねじの下穴をあけているとき切り込みの送りが早すぎて2.5ミリのドリルがポッキリと折れてしまったのでした。あとタップを立てれば完成だったのに・・・(泣)
右は駆動モータを固定するためのホルダーですがエンドミルで加工しているとき横着して切り込みを入れすぎたために固定が緩みこの有様です。エンドミルの刃先も軽くチッピングしてしまいました。
これを教訓にして安全作業でもうひと踏ん張りです。生産技術 生産技術科
Ver3でほぼ完成形だと思っていた試作車でしたが、急遽Ver4の製作に取り掛かることになっていしまいました。
その理由は強力なスポンサーが現れたこと。
これまで、少ない予算をやりくりして製作してきた試作車ですが、大会出場を知った副校長のツルの一声により、駆動モータに高価なサーボモータを使えることになり設計変更となったわけです。
このモータ内部に減速機が組み込まれているため、これまでのような減速歯車を必要とせず、モータとホイールを直結することによりタイヤ周りをシンプルに設計することができます。さらにモータ径が16ミリとスリムなため車体全体を低重心化することもできるなどメリットがあります。欠点は重いことですが、それを補っても余りある性能がこのモータにはあります。生産技術 生産技術科
ライントレースカーの車体はコンピュータ制御科と生産技術科の合作で製作してきましたが、試作車を走らせるためのコースは金属加工科の板金溶接技術で作ってもらっていました。
夏休みを目前にして全てのコースモジュールが完成しそれぞれにラインを貼り付けているところです。
直線、コーナー、クランク、勾配、S字、レーンチェンジなどにより全長30メートルほどのロングコースになります。生産技術 生産技術科
Ver3の試作車が完成しました。
Ver2からの改良点は、
シャーシの肉抜きと樹脂ビスの使用による軽量化
ステアリング部分のバックラッシ低減による制御レスポンスの向上
4ミリの車軸による剛性アップなどです。
大会出場用の仕様は、ほぼこのVerで決定のようです。 生産技術 生産技術科
必要なすべての部品(ギヤ、Eリング、シャフト、ベアリング)が揃ったところで、最終仕様Ver3の製作に入った今週の成果です。
1週間の成果としてはしょぼいですが、今週から技能検定に向けての練習に取り組んでいるため、車の製作に時間を避けないという事情もあります。
さらに、回路とプログラムを担当するコンピュータ制御科でも今週いろいろなトラブルに見舞われたようで、ノイズの影響で突然動作しなくなったり暴走してしまったり、これまでの試行錯誤の中で受けたダメージで車体の先端部がガタガタになったことによるステアリングレスポンスの悪化で、まともに走行できなくなったりなどなど・・・悪夢の一週間だったようです。でも、そのおかげでトラブルの対処法をマスターできたようです。生みの苦しみといったところでしょうか。
来週から7月です。ピッチを上げていきたいところです。
いよいよ、大会出場に向けたVer3試作車の製作に入ります。
製作台数は2台で、仕様を変えたtype1とtype2を作る予定です。
シャーシは共通でVer2と大きな違いはありませんが、大胆な肉抜きで軽量化としなりを持たせています。(ちょっとやり過ぎか・・・汗)
頼んでいる部品もそろそろ揃うので、何とか今週中(6月中)に作り上げ最終調整に進みたいと思います。