夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

マミさんの愛した数式①:虚数から複素平面へ

2012-07-04 | philosophy
梅雨のわずかな晴れ間、キュウべえが巴マミのところへやって来た。 「あら、ひさしぶり。お茶でも飲む?」 「いや、遠慮しておくよ。…君は今は大学で物理を勉強しながら、数学の講師をしているそうだね」 「高校生相手の小さな塾でね。数学なのか算数なのかはわからないけど」 「じゃあ、この式は知ってるよね」 「ええ、オイラーの等式ね。つまんない小説や映画で有名になったけれど」 「つまんないか。…そうする . . . 本文を読む