夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

ジャパン・レクイエム:Requiem Japonica(32)

2005-09-13 | tale
 明けて1979年、1月16日のイランのパファレヴィ国王の亡命、翌日の石油メジャーの対日原油削減の通告、2月11日のイラン革命政権の樹立などいわゆる第2次オイルショックとイラン革命の進行を我らの主人公は、「いいぞ、いいぞ、もっとやれ」と大はしゃぎでテレビにかじりついていた。  3月に入って原油供給逼迫の動きがいよいよ明らかになってくると、欽二に電話した。 「おい、好機到来だ。時木さんに面会の約 . . . 本文を読む