This Is The Way I Am

ただし。が、気まぐれに、日常にて考えていることを綴ってみます。

父親の誕生日

2008年08月12日 21時50分42秒 | Weblog
父親は普段は名古屋に住んでいて、
いわゆる単身赴任をしています。

僕にとっては、そんな距離が丁度良くて、
何故なら、きっと一緒に暮らしていたら、
もっと息が詰まったり、お互いに干渉し合ったり、
結局のところ、疲れてしまうことが分かっているからです。

昨日も仕事が遅くなって(というより仕事後にフラフラしてて)、
帰ったのが2時を回ってしまったら、
案の定、今朝「どうしてもっと早く帰ってこれないんだ?」と、
怒るわけでもなく、でも咎めるような声で訊かれました。

母親と違って、父親のそういう問いかけは、
なんと答えたらいいのか分からなくて、
24歳の僕には、とても面倒くさいのです。

そんな父親も57歳になったらしく。
見た目が老けない分(髪はふさふさで黒いし、姿勢も悪くないし)、
「もうそんな年になっちゃったんだなぁ」とショックを受けることもないけど、
だけど、僕が生まれて24年経つわけだから、
やっぱりそれだけの年月、父親をやっていることに対しては、
尊敬というか、感心というか、感謝をしています。

いつも父親の誕生日は、プレゼントなんてものはなくて、
皆でケーキを食べて(大体ロールケーキとか、ショートケーキとか)、
紅茶を飲んで、まったりとテレビを眺めて、
「おめでとうね」とあっさり言って、
父親は嬉しそうな顔で「もう××歳か~」と言って、笑います。

今年も、そんな誕生日ですが、
そういうのが幸せなんだろうな。

60歳の誕生日には、何か記念品を贈ってあげよう。
そう思った今年の誕生日でした。