DX TransPacific in Saitama

徒然なるままに受信情報などを。。。

TransPacific DXとは太平洋を越えてくる電波をつかまえることです。

Kchibo KK-S500で外部アンテナを使う

2009-08-16 | Information

DEGENのDE1103と対決させようと購入したKchiboのKK-S500だが、外部アンテナ端子周りに問題を抱えていることは有名である。問題は③つ。
①外部アンテナ端子がステレオミニプラグ仕様で、モノラルミニプラグを差し込むと、外部アンテナのHOTとグランドが短絡する。
②外部アンテナ端子のグランド側が浮いている。
③MW帯受信時に外部アンテナ端子にアンテナをつなげても、内蔵アンテナが切り離されない。
DE1103に比べ選択度が甘いという欠点はあるにせよ、同期検波を搭載していることから考えると、上の③つの問題さえクリアできれば十分対抗できるのではないかと考えている。

①についてはSONYのステレオ・モノラル変換プラグPC-251MSを使用することで簡単に解決でき、③についてはSWモードでMW帯を受信すればいいのだが、②については基板を改造する以外にはない。とはいっても裏蓋さえ開けてしまえば上の写真のように0.01μF程度のコンデンサを介して、外部アンテナ端子の外部導体側をグランドに接続してやればよい。裏蓋を開けるのが大仕事である。ちょっとした力加減で爪は簡単に折れてしまう。ゆっくり慎重に作業されたい。

③への対策であるが、1700kHzを受信し、STEPをFASTにして、DOWNキーを押せばよい。SWモードのままで1600kHzが受信されるはず。注意しなければならないのは周波数をテンキーでダイレクト入力するとモードが元に戻ってしまうことだ。

さて、改造は終わった。実際にパフォーマンスを試してみようと思う。

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