「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

精神発達障害、手帳持ちでも、結構稼ぐ人は稼いでいるな

2022-06-20 10:42:55 | 当事者研究
今日偶然、給与明細を買い取る、どうのこうの、というサイトを発見。
読んでみると、「発達障害」というボタンがあったので、そこをクリックすると…、

精神手帳持ちで、年収500万とか1200万とか…

手帳持ちでも、安定した環境で社会的に成功?すればこうなることは、私も予想はしていた。
このメデイアがどこまで信用できるかはわからないけれども、本当に他者からの情報をまとめて事実を提示いているのであれば、強力な「エビデンス」なのかもしれないと思う。

自分の主治医は自身のアスペルガー症候群を開示していて、実際にそういう空気読まない感の強い方で、それでも開業医としてもかなり成功している方だから、
私に対しても
履歴現象〈注1〉? そんなのない。適切な場で存在感発揮できる仕事できればものすごいパフォーマンス出すこともある。履歴現象仮説はそれを証明できない。

と、私の懸念を切って捨てられたことを思い出した。

上手くいく人はうまくいっている。

現に思い起こせば、私はそのうまくいっている人の典型例のクリニックに、毎月通って話をしている。〈初診一年以上待ち。かつ市販されている著書はないので、氏名は公表しない〉

名古屋大学〈2012年当時〉の吉川徹医師は
"吉川:自分は発達障がいの方、特に自閉症スペクトラム障害の方の場合に目標となるのは、私は実は「家事をする引きこもり」だと思っています。そこが目標で、それ以外はオプションだと考えています。" 〈吉川徹 2012〉 と述べている、
など、「成功例」を否定したり「そういうことはほとんとどど起きないから取り合わないように」とか、あるいは成功した自閉症当事者作家が児童精神科系の学会で講演することを阻止したり、ということを行っているが、
例え支援側が社会的成功例を阻止したくても、それは不可能なのよね。

当事者的に気持ち悪いから、成功している当事者たちは児童精神医学会に手を貸したりはしないね。
私の主治医も彼らとは関わってない。
〈ちなみに主治医は年金機構などからの信頼の厚い医師で、診断書で年金や手帳を確実に通してくれること医師であると、地元の社会保険労務士などでは知られている。逆に児童精神科権威系は、社労士曰く「再重度の子でも1級取れないような診断書しか書かない。手続きにも非協力的。〈診察室では「年金で暮らしていける」と散々言うくせに〉と、受けが悪い印象。〉

私の現状は米田先生の言う「履歴現象」そのものに思えるが、

「履歴現象」「逆耐性現象」ともに、ネット検索では、「薬物依存」「依存症」の話である。
「薬物依存の人が、何年も絶てていても、わずかに摂取しただけで、元の依存症状態になってしまう」というのは、よく聴くことですが、
アスペルガー症候群に「履歴現象」「逆耐性現象」を主張する医師は、私の知る限り米田先生だけです。
米田先生は、どちらかというと、社会活動を応援してくれる感じの先生だと感じますが〈本を読んだだけで面識ありませんが〉、あくまでもあの先生だけの言葉、なのかもしれない。

自分は自分の現実を生きる。だけだけれど、ね。

〈注1〉履歴現象
ネットで調べましたが、よい資料がありません。
米田衆介ういうことかというと、アスペルガー者の一部は、一度大きく挫折すると立ち直れなくなるという、ある種の履歴現象が観察されるということです。
このように、ストレスに対して耐性が増すどころかいっそう弱くなる現象を、精神医学の世界では「逆耐性現象」と呼んでいます。平たく言うと、「つぶれてしまうと、なかなか元に戻らなくなる」ということです。この特性のため、職場で不適応になった後、ストレスの原因を取り除いても、なかなか元に戻らないことがよくあります。"
と書かれています。その他、遷延性うつ病と誤診されやすいけれど、ご飯をおいしく食べられるなど、うつ病の症状とはだいぶ異なった特徴がみられる。ということも報告されています。〈米田 2011〉

※引用参考文献 
吉川徹ら 発達障がいを持つ青年の社会復帰支援~特性理解にもとづく援助について考える~ 2012 愛知県精神保健福祉協会 こころの健康第47号 p28
米田衆介 2011 アスペルガーの人はなぜ生きずらいのか? 講談社

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする