「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

自分はどうにもならんけど、ぼちぼち生きていくしかないな。

2023-07-24 18:13:05 | 障害者の就労支援機関、施設、制度

主治医の勧告を受け入れて、仕事は純粋な障害者雇用で甘んじている。
完全な障害者雇用でも、年金2級を外すどころか、
場合によっては非該当判定の可能性さえあると、
認識することとなった。

障害年金更新時に、主治医から、今まで
「あなたのような状態の悪い人が落とすことはない」と言われていたのに、
今になって年金2級維持が怪しいと言われ、
当初、裏切られたか?とも思ったが、
現実的に主治医見解が正しいことを、厚生労働省の統計を見て理解した。障害年金申請の法曹専門家たちも同様のことを言う。
(なお余談だが、医者に解釈の温度差があるのと同様、社労士・弁護士にも困難に対する取り組み意欲の温度差がある。と私は感じる。)

現実に、障害年金1級・精神障害の正社員もいるし、完全無収入で入院しても2級にならない人もいる。
私は、東証上場企業部長でアスペルガー症候群・障害年金2級の人から直接話を聞いたこともあるし、
見当識障害を伴う高次脳機能障害なのに年金非該当になった人とも、出会っている。
年金3級の人でさえ、過半数は、就労していない。これも事実。
これら現実を認識し、淡々と行動するだけ。

「親は何があっても、どう説得しても変わらない」
とある福祉界隈の大御所が、そういう話をされた。とのこと。
全くそう思う。親は変わらない。
福祉職時代に出会った親たちも。私の親も。

だから私を確定診断した発達障害の権威や初診の女医は私に、親との距離をたっぷり取るよう指導していた。みだりに会うなと言われたことは、正しい。と思う。
また母源病主張の医者が、ぜんそく治療に来る私の何気ないふるまいに愛着障害を感じ、それを無遠慮に伝えてくることも、また正しい。

発達の権威、まったく正しい。
私への治療。何やっても効果ない。意味がない。と評価されても仕方がない。
いろいろやってみて、本人的には、多少はいい。こともあるが、根本的変化はない。
私は、複数医師から大変よろしくないと指摘されてきたような、いろいろな環境下で生きてきた。
家族は精一杯にことをしてくれたと思うが、いろいろ難があって、私の生まれつきの障害特性からくる独特な反応もあって、かみ合わず、
職場もいろいろあり、体力の任せて気合で乗り切ってきたが、年齢とともに無理は利かなくなり、
独特な能力開発もできない・価値を見出せない環境下であり、さかなクンやイチローのような一芸は見いだせず。
栄養とか散歩なんぞでは、多少の効果はあっても、とても環境の影響力には及ばない
医師に治療に意味がないと言われれば、そこに通院を続ける意味もない。
「用があったら来なさい」と、発達の権威から通院時いつも言われてきたから、
用がなくなったから、発達の権威のところには行かないだけ。
薬物もほかの手段も、協力を求めても、けんもほろろで却下だから。
権威は快活なだけ、口先だけ。これは診察時、感じてきた。
労災申請での情報開示請求で出てきたカルテでも確認した。中身スカスカなカルテだった。

母源病の医者は、ぜんそく医としては優秀だと思うが、この方にメンタルを見てもらう気持ちには、なかなかならない。
あんたの育ちはどうのこうのと言われても、
だったらどうしたらいいの?
ステロイドから卒業できたから、優れていると感じますが、
口が悪いのはネット評判通り。ですね。と思う。

少しでも状況を変えたい。苦しいところを楽にしたい。という試みを否定するのではなく、
自己実現傾向という気持ちに寄り添い、手助けしてくれて支援を、私は受けたい。

今の主治医は、できることはやってくれているし、今後も期待する。
とはいえ先生の年齢や発達障害特性からミスや情報伝達に難が生じている。
また、このクリニックの受付について、芳しくない話を他者からたまに耳にすることがある。
私たちは社会的差別を受ける存在だから、仕方がない。そういうものだ。という前提で、対応している。
先生にもアスペルガー症候群の当事者からか、感情表現が・・・。と感じることもある。
でも、できることはやってくれる感があるから、私は期待している。

当事者界隈からは、私の主治医から離れ、役所窓口お勧めの、発達の権威のところに転院する動きを複数観測している。
離れたい人は好きにすればいいと思う。特段の反応はしない。通院しやすくなって、好都合。

苦しい状況にあること。工夫して改善したいこと。いろいろ取り組んで多少の成果は出していること。に共感してほしい。
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障害年金1級受給者の約1割が就職している。という事実〈厚生労働省統計による〉

2023-07-22 20:02:14 | 障害者の就労支援機関、施設、制度


画像は、厚生労働所が調査した「障害年金受給者の就職率」。
結果は一目瞭然。
平成26年ですでにこの数字。
いわんや、厚生労働省が雇用率圧力を強めている令和の世では、圧倒的に上回っていると予想する。

障害年金1級の受給者のうち、約一割の人が就労している。
障害年金3級でも、半数の人が就職していない。
ちなみに障害年金受給者全体における就労者割合は3割弱。



年金1級でも働いている人が一定数いることは把握していたが、予想していた以上にいた。
逆に、年金3級〈要するに企業就労経験者〉であっても半分しか就職していない。これも意外な数字だった。
もちろん、高齢になるなどの理由で、働かない人もいるし、働かなければならいなと私は思わない。
就労は本人の自由だと私は信じている。

それにしても、年金1級の人の1割が就職している。という厚生労働省による公表は、大いに励まされる事実だ。
働きたい人は、働くのだ。たとえ医者や支援者が固定資産にしようとして阻止行動をとったとしても。
一部の「立派な」支援者が声高に主張するような「完璧でなければ就職させない」というのは、やはりくるっている。
璧であることを求めるのは本人のためではなく、何か別の動機があると、私は思ってきたが、その確信をますます強める統計資料だった。

この事実を大切に、障害年金1級を受給していても働いているという事実。
あるいは、障害年金を受給していなくても働けない人もいる、という事実。
支援者なる存在による根拠のない圧力ではなく、厚生労働省の信頼できる統計資料を、私は根拠としたいと思う。

※2023年7月22日、一部リンクを変更して再掲載


 
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オリンパス特例子会社ストの記事を読んで、労働福祉の貧相な姿を見た

2022-02-16 22:58:25 | 障害者の就労支援機関、施設、制度

古い話だが2月初旬にFBから、2021年のオリンパス特例子会社におけるストライキに関する情報が出てきた。
流れてきた記事は、全労連のものだ。

いろいろ書かれていているが、結局のところ会社からの譲歩はなかったけど、組合員が団結できた。ということだった。

まず前提条件として、私は労組肯定派である。
共産党系とされる全労連も、反共の闘志が頭となった連合も、労働団体としてがんばってもらいたいと思っている。
また私自身も、労働者として運動に参画したいと思っているし、これまでも連合系労組による強制的な参加義務をふくめ、労働運動に参画してきた。

そんな私でも、読んでいて奇異に思われることがいくつかあった。

まず、これはベタな情報なのだが、ストを起こした外部団体は東京都労働委員会から労働団体法上の労働組合とは認定されなかった。という情報がもたらされた。
組合費を聴収せず、組合員で運営されているか不明。とかなんとか。何だ、この組合は。と思った。

共産党の議員が何人も絡んでいるとかなんとか。運営に参加せんでいい?
なんじゃそりゃ。と思った。
共産党がいけないとは思っていないが、会社外の人間が当事者を差し置いて騒いでもしょうがないと、私は思う。

それから、記事で組合員の大変な貧困ぶりがかかれているが、私は生活保護を受けている人を含め、あのように書かれるほど困窮した障害者に、今まで出会ったことがない。
障害者はだいたい貧しいことは認める。
しかし生活保護などを受けやすい立場にあり、その多くが何らかの支援者と繋がっている。
貧しいかもしれないが、困窮する前に誰かが手当てをするか、声を挙げれば比較的救済されやすいのが障害者である。
また、障害者雇用。特に大企業の、しかも特例子会社。ということであれば、「親との同居ありき」「障害年金受給が前提」の賃金設定だ。
それに留まれ。とは言わないし、ちゃんと暮らせて結婚もできて子供も設けられる経済力がベストだ。
障害者雇用もいろいろで、中にはかなり稼いでいる人もいるが、その多くが最賃法レベルの仕事。それをあらかじめ知ったうえで障害者雇用されるのだ。
仕事内容も生産性の乏しいものが多い。配慮を得るためになかなか高給の見込める業務に携われないのだ。
分かったうえで、理解した上で就職しているはずだ。

記事の給料は、生活保護よりは上の給料。
贅沢ができるとは言わないが、いろいろ工夫すれば書かれているような困窮には陥らないはずだ。
これは全労連のプロパガンダなのではないか?

多少の誇張はあるとはいえ、おおむね全労連の主張は的を得ている。
確かにあの給料では家族を経営できない。
飲みに行けない。遊びに行けない。
家のローンなんて払えない。それどころか奨学金の返済にも苦労する。
そこは事実だから、最賃法の引き上げなどの政策を期待したい。

本人努力があっても、転職したら。という声もあると思うが、それに関しては他に譲る。

私は、支援側の構造的問題と、総合的ソーシャルワークのなさを強く感じた。
つまり、
  • 労働組合は、労組の拡大にしか関心がない。ということ。
  • 当事者たちが受けたであろう就労支援は、就職と職場定着にしか関心がない。就職さえさせればいいという団体さえある。その後の生活に就労支援福祉は関心がない。
  • 公営住宅をあてがうことができれば、経済状況はかなり改善すると思うが、住宅福祉はもっぱらホームレス方面福祉の人たちの専売特許となっている。というと。

障害者のひとり立ちには、公営住宅あっせんをふくめ、福祉資源を最大限活用することが大事だと、私は思う。

こういう時に「ソーシャルワーカー」という存在が本当に存在するので張れば、大変役に立つと思うが、このストライキでは社会福祉系の人たちの影が全く見えない。
日本のソーシャルワーカーは実質、「営業部隊」。
ソーシャルワーカーと呼ばれる人たちの9割が公務員であるイギリスなどとは異なり、日本は一般企業〈社会福祉法人や医療法人を含む〉がほとんど。市場経済化された日本の福祉では、自分の団体の経済的社会的利益にならない行動を、「ソーシャルワーカー」がとることはない。

そこを踏まえて、行動するしかないと思う。
綜合的な支援をしてくれる組織があればいいのだが、現代日本ではそれは望めない。
例えば、より身近な医療では、素人である私たちが専門の先生を選択しなければならない。
欧米では「家庭医」がまず診てくれて、いろいろな専門医に振ってくれるそうだが、私たちは専門知識ないまま自己責任でやるしかない。それは医療だけでなく福祉もそうなのだ。

オリンパス特例子会社のストは、この国の支援体制が縦割りで幅の広い支援がなく、自分が自分の司令塔になるしかない。ということを示したと私は感じた。
 
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障害者就労移行支援事業所利用のメリット・デメリット

2022-01-22 07:16:00 | 障害者の就労支援機関、施設、制度
困難な障害者雇用での就職にあたり、就労移行支援を利用しようという方と話をすることがあります。
.私は利用する立場も、職員の立場も経験しています。
就労移行支援事業をもし利用するのであれば、利用する会社を運営企業グループ全体にわたってしっかり調べ、実習も週間くらいは行けたら行った方がいいと思います。
会社や事業所によって様々な事業展開があります。各々に特徴があるので、外れないようにしっかり調べて、何か所も出歩いて話を聞いて、さらに体験実習で試してみて、慎重に選ばれることを、私はお勧めします。

メリット
~独自の就職網~
  • ハローワーク障害者雇用専門部隊が、非公開の就労移行支援利用者向けの求人を、会社指名でこっそり伝えてくれることがある。
  • 会社によっては、独自の開拓求人、大手の中には人材紹介会社によるあっせん、親会社や系列企業への就職あっせんがある。
~家以外の居場所~
家以外の居場所は、私にとってはありがたいこと。
家にいては自分と家族としか会いませんが、就労移行支援に行けば、通所だけでいい運動。人とも社交辞令してあいさつ。最低限の社会性を保つことができます。
関係性によっては、いい人間関係に恵まれるかもしれません。

デメリット
~良くも悪くも、営利企業の営業行為~
  • 就労移行支援経営企業・団体の雰囲気にのまれる。
  • 良くも悪くも、囲い込まれる。自分の人生の方向付けをされてしまう〈囲い込みの圧力やベクトルは、就労移行支援運営企業団体によって、相当異なる。〉
  • 運営企業の利益のために動かされる。
~専門性は、様々だが、おおむね期待できない~
基本的には給料が安いので、良い人材は来ません。
特に国家資格や国認証民間資格以外の、社会的意味のない民間資格を振りかざす〈おそらく資格商法の犠牲者?〉「野良カウンセラー」「野良キャリアコンサルタント」には注意が必要です。
例外もあると思います。良い出会いがあることを期待しますが、余り期待しないほうがいいと私は思います。

就労移行などを利用していても、就職でうまくいかなかった場合の責任、他人が取れると思いますか?
事業所からの指導を受け入れた結果、上手くいかなかった場合、就労移行は責任取れますか?
就労移行という環境からの影響受けて、その責任を就労移行は取ってくれますか?
しっかり選ばれることをお勧めします

※2022年1月21日、加筆
 
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