「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

「見ない、聞かない、反省しない」〈大嶋信頼著〉

2022-03-20 22:23:38 | 書評


直観力を大事にするために「見ない」。
直観は人間の経験や学習に影響される。
赤ちゃんの時から備わった直観力を養うために「見ない」と言い聞かせる。
そうすることで、見えることからよぎる自分の嫉妬心とさらに沸き起こる破壊的人格を呼び覚まさず、直感で生きれるようになる。

イエスセットを使って直観力を磨く。イエスセットとは、相手に3回「はい」と答えてもらうことで、相手を催眠状態にさせる技法。

「聞かない」で、相手の言外の思いを「聞かない」。
そうすることで集中力と直感力が向上し、自分の無意識の声を聴けるようになる。
相手の声のトーンで発作が起きそうになったら「聞かない」。
自分の心臓の拍動に耳を傾ける。
人の言葉の向こう側にあるものを「聞かない」。言葉はただのおもちゃ。
辛辣な言葉の裏にある不快感を「聞かない」。
決め付けない。決めつけは間違っている。
人の気持ちを決めつけることは止められれないから「聞かない」。
責任感の裏にある孤独感。「孤独の足音を聞かない」。

反省は毒。脳内麻薬の発生器。麻薬中毒で反省は危険。だから「反省しない」
反省は悪循環。反省し改善すると、周りが感づき、嫉妬の発作を呼びし、さらに反省の脳内や幕中毒を起こす。
色眼鏡はサングラス。相手のダメ出しは嫉妬の発作。嫉妬の発作を反省するとさらに悪循環。
反省も発作。
「反省しない」ことによる孤独の喜び。
「孤独の色眼鏡」で世の中を見ると世界が変わる。「孤独の色眼鏡」で見るとみんな幼い子供。
「孤独の色眼鏡を識別する」と唱えて世間を見たとき、知らず知らずのうちに反省から解放され、今までできなかったことに挑戦できるようになる。
 誰からも理解されない孤独を楽しむ。
「見ない。聞かない。反省しない」の先にあるのは、人の気遣い。嫉妬の発作の無限ループから解放された喜び。

 
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