東洋環境分析センタ- 現場奮闘記

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続 新燃岳 20110205

2011-02-05 | 営業部
今回も引続き、宮崎事業所からのリポートです。

最近は上空の雲(火山灰)の流れを見るのが癖になってきました。

今日は定期の検査依頼で児湯郡に居ました。
こちらまでは灰は来ないとお客様と話をしていると、1本の連絡が・・・
昨日の自治体様から、水質検査を追加で頼みたいとの事。

担当の係は別な部署ですが、お急ぎの様子。
さらに話を聞いているうちに昨日の街の様子が浮かび、
「今日伺います!!」
と返答したものの、まだまだ今日の検査予定が残っています。
県南方面に向かっていた所長に慌てて連絡、戻ってきてもらい
午後の予定を引き継ぎ、急遽現地へ

と、いうわけで


はい、現場の竹崎です。


昨日との違いはゴーグルと作業着の色。

今日は通りから中に入った現場なので、あまり風が無く
灰も舞っていません。

(作業着の色の違いは単に乾いてなかっただけです。)

私の住んでいる所も風によって少し火山灰が降るので、
洗濯物を外に干さないようにしています。

話を戻しますが新燃岳周辺ですが、道路を見てみるとやはり火山灰。




通行止めも見かけます。

そんななか、採水ポイント周辺の方に話を伺いました。





「灰を落としても落としてもきりがない。」
車のガラスが割れたニュースは見ましたが、
「ハウスに穴が開く」 「え?」と見せていただくと



(中央と上部の黒い点が穴です)

聞けば植え付けの時期らしいのですが、
こんな状況なのでキャンセルしているそうです。
ますます沈静化を祈ります。

各地から路面清掃車や協力隊の到着、
物資の支援が集まってきているようです。
私たちも声を掛け合って、頑張っていこうと思います。